凍て雲: うぽっぽ同心十手綴り (徳間文庫 さ 33-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925116

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  • 役人って悪ばっかりなの?

  • シリーズ第4弾。

    三話目の「つわぶきの里」のラストがもう・・・泣いてまうやんか。

  • うぽっぽ同心十手綴り4巻、「笹りんどう」斬首に立ちあうこととなった勘兵衛は、医者の丹唇を読んでしまう。近在の者に慕われていたという医者が無実の罪で斬首される処刑に、まんじりともしない勘兵衛だった、奉行所与力と岡っ引きの企みを暴き残された家族を救う。表題作「凍て雲」松前藩十八万六千石に奉公する女中が、上役の嫉妬から毒を飲まされて監禁されているところをその弟共に救い出す過程が描かれる。「つわぶきの里」武士が島送りとなったあと、行方の判らない妻子との再会をつわぶきの黄色い花で見事に彩る。2014/6/27読了分。複雑な謎解きが優秀。

  • 第四弾
    短編四話、内容は多岐に渡る、加藤清正毒殺の噂の茶器とかでは松平不昧、火付け盗賊改めの悪者与力と対決したり、あり得ない活躍

  • うぽっぽシリーズ第4段
    情には篤いが悪には冷たい。
    粋に裁いて意地で斬る!

    安心して読めます

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著者プロフィール

坂岡真
一九六一年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。主なシリーズに「鬼役」「鬼役伝」「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」「死ぬがよく候」「人情江戸飛脚」などがある。

「2023年 『うぽっぽ同心終活指南(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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