いつか時が汝を

  • 徳間書店 (2007年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198925550

みんなの感想まとめ

時間の流れと人の心の変化が交錯する物語が描かれており、読者は自身の内面を見つめ直すきっかけを得ることができます。壊れた時計や止まった時間を象徴に、主人公の心の葛藤が丁寧に描かれ、感情の深さが感じられま...

感想・レビュー・書評

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  • 最後、松田優作のジーパンを思い出した。

  •  長い間、自分の中で止まってしまった時計に気付かなかった。途中で壊れた時計。華やかに進んでいる時計もあれば、すでに壊れ、忘れられ、止まっていることすら思い出せない時計。すでに、この世を去った人間でも、微かに息づく時計の針の音がある。

     時計修理屋でありながら、自分の心の中の時計の故障は直せなかった。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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