汚染海域 新装版 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2007年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198926052

感想・レビュー・書評

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  • 著者の作品としては考えさせられる
    すごくグッとくる作品です。

    人は権力、組織に弱いということ
    そしてたとえそれが「おかしい」と思っても
    巨大な組織の「そうでない」で事実は霞んでしまうのです。

    一人の少女の自殺から始まった事件。
    そこに絡んでいたのは明らかに不都合な事実を隠す
    巨大コンツェルンの姿でした。

    一見するとある大作家のような
    不条理は…と思うでしょう。
    でもね、実はこの結末の前にも
    この終わり方を示唆するような描写が
    あったわけですよ。

    確かに一度は逆効果になったけど
    一番割を食う人たちが目を覚ましたら…?
    その場合はね。

    今ではこういう声は上げやすい時代。
    でも昔は…

  • 社会派西村京太郎の公害摘発物語。

    被害者の自殺は痛ましい。
    ましてや恋人の不在時に自殺するのは納得がいかない。

    高校の先生の測定はなるほどと思う。
    大学の先生の企業寄りの体質は,そんなもんだろうか。

    推理小説仕立てになっているのがよい。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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