- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198926564
感想・レビュー・書評
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何ヶ月かに一度、浅見光彦に会いたくなる。
今回は、中国を舞台にした、この作品を選んだ。
中国嫌いの私は、20年前に刊行された、本作品を
「無理!」と敬遠していた。
何故読んだのか、未だに不可解。
20年前、中国の貨幣価値は、日本の10分の1。
日本企業がこぞって、中国の低廉な人件費を求めて進出した頃。
浅見光彦の賢兄・刑事局長の陽一郎の先輩、林道義から、ある中国人の女性を紹介された。
彼女の父親が、殺人の罪で、公安局に逮捕された。
「ついては、自分と一緒に、上海に行って、父親を助けて欲しい」と言う。
飛行機嫌いの光彦だが、船便が有ると言われ、行く事になるが。
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いつもテレビで観てる、浅見光彦シリーズ。
でも、小説で読むのは初めて。
テレビでお馴染みの、浅見刑事局長の〜っていうくだりがなかった(舞台が上海だったからかもしれないけれど)あと、浅見さんのお兄さんには奥さんと子供2人いるのにも驚いた。テレビでは出て来ないから。。。
と、テレビと小説の違いをズラズラと書き連ねてしまったが私の好きな上海が舞台という事で、手に取ってみたが最初、事件の本筋に入るまでの部分(上海に行くまでの部分)が個人的に長い様な気がして少し焦れたが、そこからはサクサク読み進められた。
今やGDPが日本の上を行く中国だが、この本文にもそんな勢いとそれに取り残されたかの様な上海の2つの顔が出てくる。それが浅見を取り巻く事件と相まって良い雰囲気なのだが。だが、だが、最後の真相にたどり着いた時は私も浅見同様、どっと疲れてしまった。だって、あれが全てああだったとは。。。
何がどうなったのかはネタバレになるので控えるが、ちょっと上海に旅行した気分にもなれた。 -
以前に読んだ時、途中までしか進まなくてやめてしまったけど、今回は一気読み。面白かった。先に先にと知りたくなる内容。上海に行ったことがないからどんな街並みなのかと想像しながら、そしてやはり人間こつこつ歩むことが大切だな。
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上海〜いってみたいね。
浅見光彦のキレは最高❢ -
上海と新宿で起きた二つの殺人事件に関わることになった、美人法廷通訳・曾亦依。真相を暴こうとする彼女の依頼を受けた名探偵・浅見光彦は亦依と共に上海へ飛ぶ。急激な発展を遂げる国際都市に渦巻く闇とは?そして浅見が見た真実は…。
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久々に読んだ、浅見光彦シリーズ。
上海の独特の空気がいっぱいに伝わってくるのに、光彦は相変わらず。
中国人の名前がたくさん出てくるので少々混乱してしまいましたが…急いで先を先をと読んでしまいたくなるから仕方ない。
私が思い描くのはいつも中村俊介バージョンの光彦さんです。 -
読んだ
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2012 feb
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上海と新宿で起きた二つの殺人事件に関わることになった、美人法廷通訳・曾亦依。真相を暴こうとする彼女の依頼を受けた名探偵・浅見光彦は亦依と共に上海へ飛ぶ。急激な発展を遂げる国際都市に渦巻く闇とは? そして浅見が見た真実は……。