ブルータワー

  • 徳間書店 (2008年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198927516

みんなの感想まとめ

脳腫瘍を抱えた主人公が200年後の未来に意識を移し、殺人インフルエンザが蔓延する中、高さ2000mの塔での階層社会に立ち向かう姿を描いています。弱者を救うために解放同盟に参加する主人公の奮闘は、現代の...

感想・レビュー・書評

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  • 脳腫瘍に冒された主人公が200年後の世界に意識だけタイムスリップする。そこは殺人インフルエンザが猛威を振る舞い、人々は高さ2000mの塔で生活していた。塔の中は階層社会になっており、弱者は塔にすら入れない。高層階の住人で特権階級にありながら、そんな差別を無くそうとする解放同盟の味方となる主人公。9.11から発想を得て、刊行されたのはコロナ流行前の2004年。

  • これ、発売と同時に読んでる。
    なので多分20年ぶりくらいの2度目!
    まっっっっっったく覚えてなくてゼロスタート。
    自分の記憶力に感謝。
    石田衣良さんといえばIWGPの他はちょっとエロ描写多めな近頃、みたいな社会問題とか訳あり恋愛みたいなイメージが印象強めだったんだけど
    こんなSF書いてたんだ!
    そして買って読んでたんだ!と笑
    あとがきまでしっかり読んだら、石田衣良の学生時代のほとんどはSFでした、みたいな感じだったので意外すぎてびっくり。
    そして当時NYテロ後に読んだ、でも今コロナ後で読んだ。
    え、、もしや、、予言者だったの?
    これはもうコロナと黄魔は切り離せないだろ…
    ゾワっとしました。久しぶりに。
    20年前なので、ちょっと男女のあれやこれや設定にいやいや!そんな!
    みたいな無理は感じつつも、とてもテンポよい長編です。
    石田衣良っぽくない石田衣良、すてき!

  • 石田衣良さんの作品を手に取るのは初めて。
    長年気になっていた作家さんだったがようやく手に取ることができた。

    SF小説は敬遠しがちだがあえて手にとってみた。これはSF小説なのか?と感じるほど楽しく読めた。

  • コロナ禍の今日に通ずるところがあって、びっくりしました。
    今、このタイミングで読めてよかったです。
    この本が書かれたのは20年くらい前だというのに…。
    石田衣良さん本人は
    「全く予想してなかった事態じゃない」
    ってドヤってそうです(愛こもってますよ)


    過去を変える、のような話は見聞きがあれど(仁)、
    未来を変える、は思えばなかったです。
    だって、未来って自分には関係のないことですもんね。
    それでも未来を変えることに立ち向かう
    主人公の人間性が素晴らしかったです。


    ラストが石田衣良。
    みんなが思うだろうけれど本当にこのセリフですね。



    文中の
    「人の価値を決めるのは
    生まれた標高でも移住空間の広さでもない。
    結局は全てを奪われ裸にされたとき、
    自分から進んでなにをするかなのだ」
    この言葉しみました。
    なによりこのたくましい主人公がいうから説得力がある。


    結構長編(500ページ)で積読してましたが
    読んでよかったです。
    ページ数に劣らずの読み応えでした。

  • 石田衣良さんぽくなくていいが、設定に無理がありすぎて、ついていけない。食糧とか、他の国との交流とかどうすんだろう、とか疑問が多すぎる。そもそもタイムスリップだから、なんでもありなんだろう。

  • 猫のココがいいキャラクターでした。

  • あまりに進まなさ過ぎて、読んではやめ、読んではやめ。
    読み終えるのに1年半以上の歳月を費やしてしまいました。

    果たして主人公は節の終わりで何度涙を流しただろうか。
    涙が、安っぽすぎます。
    何度唇の裏を噛んで血を味わっただろうか。
    唇が、千切れます。

    9.11のオマージュとのことですが、富の面での南北問題でしか物語が描かれず、そこにあった宗教対立等、歴史に根ざした諍いの根源は華麗にスルー。結局は正義感溢れる主人公が奮闘するだけの小説に留まっているのが残念です。

    かと言って文体で楽しませてくれるかと言えばそうでもなく・・・
    初の石田衣良なので、別作品にもなかなか手が伸ばせなさそうです。

  • なかなか進まなくやっと読了
    うーん最後はちょっと冷めた感情で読み進めてしまった。
    最後の最後に性描写とか女性の裸とか必要だったのかなっていう感想。 つまらなかった

  • 脳腫瘍の発作による激痛で未来へとタイムスリップ。そこは死の病が蔓延する世界で超がつくほどの階級社会。上流階級はとてつもなく高い塔の上層で暮らし、下々の者は塔に入ることもままならず病で死んでいく。SFの匂いもさせながらリアリティのある社会がおもしろい設定だった。ただ壮大な設定に対してオチがイマイチ。

  • 長かったなぁ。
    同じ建物が残ってるなら、どこかにデータを隠して、その場所の記憶をもって取り出したりしたらダメだったのかしら?と思ったり…

  • 石田衣良さんは9.11の同時多発テロをモチーフにして、「黄魔」は恐らく核戦争で全世界に降った放射能をイメージして書かれたと思う。

    2024年の今は「黄魔」は正にコロナウイルスであり、コロナに感染した僕はかなりの共感を持ちながら読みました。

    ウンザリするほど多くの人が亡くなる描写には辟易したけど、希望があるラストが待っていると信じ我慢しながら読んだんだけどなあ。 うーん、これで終わり?僕が望んでいたのは青の塔からの住民解放、黄魔の絶滅だったのに。未来に行って、その後の世界を体験してはじめてエンドじゃないの。離婚して結婚って、小さな世界で終わったなあ。

    記憶する場面も、もっとスマートな方法がなかったのか?あの場面、読んでいて少し冷めました。

  • 米ツインタワーのテロ事件をどこか思わせる内容のSFファンタジー。

    ウイルス、格差社会、貧富の差、色々なテーマが盛り込まれた作品で、かなり面白かった。

  • 超強力なインフルエンザが発生して外に出れなくなっちゃった世界…と現実世界とを行き来する主人公。登場するAIも好き。

  • この手のファンタジーな感じは
    少し苦手だったけど後半は
    止まらずに読めた。
    こうゆう系でも石田衣良さんは
    世界を綺麗に描けるんだなあ

  • 3.11からインスピレーションを受けて書いたという200年後と現在を行ったり来たりする脳腫瘍持ちのサラリーマンを描いた壮大なスペクタル作品!

    石田衣良っぽくない深さがある!!!

    インフルエンザウイルスが全世界に蔓延して世界の9割の人間が死に至る。そこでPCR検査とかしちゃうあたりが、今のコロナも彷彿とさせるような内容になってて、、、これは。近い将来こんな戦争も起きるのでは、、、と。思うくらい、SFなのになんだかリアルで怖いです。。。

    ホント。

    IWGPを書いてる時くらいに書いた小説なのに、、、今、コロナのこの時期に!これ!!!って思う、むしろリアリティがあってゾッとする内容です。いや、ちゃんとラストはある程度はめでたしめでたしなんだけどね。

    すごく、この時期に読むからこそうわぁーまさかコロナも?って思わずにいられない一冊です。

    かなり前の本だけど、今だからこそ余計に読める一冊!!!!!!!!

  • ふと思い出して探し出して読んでいる。武漢ウィルスも中国人、この本も中国人のウィルス改変。作者の思考力も凄いと思うけど、思考だけの人もいれば実行に移す人もいる。またそれが可能な化学、科学的もある。残り少ない爺様だけど孫たちに明るい未来がくると良いのだけれど。

  • 未感想

  • 設定は面白そうなのに、全然面白くなかった。逆に不思議。

  • 2019/01/11

  • ちゃちなSFだな、数列の解釈だけ、褒めるところ無し

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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