スクランブル復讐の戦闘機 上 (徳間文庫 な 20-7)

著者 : 夏見正隆

• 徳間書店 (2009年1月6日発売)

作品紹介・あらすじ

秘密テロ組織"亜細亜のあけぼの"は、遂に日本壊滅の"旭光作戦"を発動する!狙われるのは日本海最大規模の浜高原発。日本の運命は…。今回も平和憲法を逆手に取り、空自防空網を翻弄する謎の男"牙"が襲って来る。スホーイ27に乗り換えた"牙"に、撃てない空自のF15は立ち向かえるのか。

感想・レビュー・書評

[teshiigogoさんの感想 · 2021年5月8日]

デフォルメされているが、民主党が政権をとってた時代に誰も書かなかった日本の危機を書いている。その後、若者が新聞離れを起こし、新聞に代わりネットを通じて広く情報に当たるようになり、民意も徐々に異常な状態に気づき戦後の呪縛から解放されてきている今、読み返すと流石に本書はやり過ぎの感もある。その一方で半島や大陸の工作員が政治やメディアに基盤を持ちながら日本を蝕んでいることをエンターテイメントの中で取り上げた本作は興味深い

[kagobonさんの感想 · 2013年8月15日]

2011.10.10読みかけで電車内に置き忘れて紛失。買い直す気にはならなかった。その程度。

それより、使い込んでいい風合いになってきた文庫カバーのほうが惜しい。

[over45さんの感想 · 2009年1月20日]

ひたすら面白いっす

著者プロフィール

1960年生まれの現役パイロット。その航空戦の描写のリアルさは現役ならではのものがある。迫真の航空アクションには定評があり、ほかの著書に『チェイサー91』や天空の女王蜂』シリーズなど。

「2021年 『スクランブル　蒼穹の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」