あがない

  • 徳間書店 (2009年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198929473

みんなの感想まとめ

幼い息子が前世の記憶を持つという不思議なテーマが描かれており、物語は彼の記憶が引き起こすさまざまな出来事を通じて進展します。主人公の母親は、息子の異変に戸惑いながらも、その背後に潜む真実を探り始めます...

感想・レビュー・書評

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  • そうなるのね
    面白かった!!

  • 生まれ変わり、臓器移植。
    2015年3月19日

  • 生まれ変わりと心臓移植。そして殺人事件。興味深い内容。

  • 幼い息子恭平がある時から様子がおかしい。食べ物の好みや言動がどうもそれまでと違う。詳しく聞いて調べてみるとどうやら前世の中華料理屋主人の記憶が残っている模様。
    さらに調べてみると、彼はある殺人事件の被害者として非業の死を遂げていた。

    感想がちょっとかぶりますが、これもまたなんとなく「ベタ」な感じがしました。前世で殺人でドナーといういろんな要素をいろいろ混ぜてはありますけども。
    読み始めはそういうベタさがなんとなく鼻につきましたけども、読み進めていくうちに気にならなくなり物語に引き込まれました。いい感じです。ただなんというか・・・どうもこう・・・・地味というかw
    読んでる最中はいいんですが、あまり読み返したくはならない。なんでだろう?「この先どうなるんだろう?!」みたいな期待感みたいなのが薄めだったからかも?

  •  小柴祐子は、五歳になる息子の恭平の嗜好や発言に頭を悩ませていた。なぜこの子はまるで大人のようなものばかり好み、そして「ほんとうのおうちにかえりたい」などという、わけのわからないことばかり言うのだろう。何か精神的な病気だろうか?しかしながら同じ職場で働く精神科医に相談してみて改めて一緒に息子の言葉を聞いてみると、五歳の子供が知るはずのないことが次から次へと出てきたのだ。もしかしてこの子は、誰かの生まれ変わりなのか?

     幼い子供が前世の記憶を持ったまま生まれ変わったという不思議話を聞いたことはあるが、今作はまさにそれが本当に起こったという話である。非業の死を遂げたという前世の記憶が残った恭平により、次第に追い詰められていく犯人。動機は全く理解できないというわけではなかったが、やはり許されることではない。臓器移植の倫理的問題点を考えさせられる話であった。しかしながら、犯人との対峙シーンは結局とばされた状態で、杏奈が一体どういう風に説得したのかが全く描かれていないのは不満。唯一味方をしてくれていた刑事も特に見せ場無しだし。逆に、エピローグはうまくしめたなぁと思った。娘の言葉を聞いた杏奈は果たして、嬉しかったのか?怖かったのか?私はゾクリと怖かった。

  • 「あがなう」とは、罪を償ったり、埋め合わせをするという意味。
    「埋め合わせ」という意味なら、
    登場人物のほとんどに当てはまるような気がした。
    前世の記憶を持つ五才の少年、
    その記憶主で故人である中年男、
    中年男がドナーとなり心臓移植をされた若い女。
    少しずつ謎が解き明かされてゆく様は、
    単なる移植に関する美談では終わらない。

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著者プロフィール

1967年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学教育学部卒。2003年、『セカンド・サイト』(文藝春秋)で第20回サントリーミステリー大賞受賞。

「2016年 『カチョウ 火災原因調査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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