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- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198930028
感想・レビュー・書評
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同級生の少年を集団暴行で殺害、死体遺棄。少年院から出所した加害者の少年たちが刺殺される事件が続出。犯人の名前だけは最初からわかっているんだが、被害者との関係が最後あたりまで伏せられるというストーリー展開。
香山二三郎さんの解説によれば、阿木さんの小説も「ハードアクションからシリアスにして等身大の捜査小説へ」ということで、本書の主人公(郷原弘)は草食系で、お話の進むテンポも少々じれったい。
本書だけの読感であれば、これまでのスタイルを貫き通して欲しかったの感ですが、続編もありそうで、ま、ひとつの変革点と思って、もうちょっと永い目で見ておきましょう。
(2009/8/9)
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