蓑虫: うぽっぽ同心十手裁き (徳間文庫 さ 33-11)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198930387

感想・レビュー・書評

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  • うぽっぽ同心“十手裁き”シリーズ第一弾。

    前・“十手綴り”シリーズのラストで戻ってきた勘兵衛の妻・静は、記憶を無くしたままのため、いまだに失踪の真相は謎に包まれています。そして前シリーズと変わらず勘兵衛が悪を裁いていきます。

    三話目「蓑虫」に登場の同心・蓑田が悲しすぎる・・・っていうかその上役の与力がクズすぎますね。

  • うぽっぽ

  • L うぽっぽ同心十手裁き1

    うぽっぽ同心十手綴りシリーズの続シリーズ。
    「綴り」と「裁き」で違うので要注意。
    結局「綴り」の1冊目しか読まずに「裁き」にとんでしまったけれど特に支障なし。
    綾乃は鯉四郎の元に嫁ぎ、勘兵衛は相変わらず臨時廻り。変わったことは20年前に書置き一つで失踪した妻の静が記憶を失って戻ってきたこと。記憶を失っているからか特に20年間を追求されず、明かされず。いつかは静失踪の謎が解き明かされるのか。
    表題の「蓑虫」は娘を犯され役目を外された正義感ある同心の話。この「裁き」シリーズは上役が腐っていて勘兵衛が始末する、という「綴り」シリーズよりも重い扱いの仕様なのか?

  • 第十一弾
    これまでと同様の進め方、それにしても奉行所内に悪い奴が多すぎる。これまで何人が登場しただろうか。
    悪を許さぬ勘兵衛の活躍は、大藩、奉行所、悪人バラと関係ないが、どうも次から次へ悪人の種は尽きにない。
    一気に11弾にとんで読んだので、妻静との係わりがよくわからないが

  • 飛ばしちゃった3冊
    やっと読み終わりましたw
    追いついた~~(笑)

    前作で、失踪した妻が20年ぶりに帰ってきたうぽっぽ
    心ウキウキ・・・ってわけでもないようで。

    でも孫もでき
    相変わらずのうぽっぽです(笑)
    安定した筆で安心して読めます
    キャラもみんなお馴染みになってるので
    連続時代劇見てる感じ

  • 9/16

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著者プロフィール

坂岡真
一九六一年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。主なシリーズに「鬼役」「鬼役伝」「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」「死ぬがよく候」「人情江戸飛脚」などがある。

「2023年 『うぽっぽ同心終活指南(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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