フェイク (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2010年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198930912

みんなの感想まとめ

女性の心理や内面を巧みに描いた短編集で、8つの物語がそれぞれ異なる視点から人間関係や感情の複雑さを浮き彫りにしています。各短篇は短さゆえのキレの良さと、ゾクッとするような緊張感を兼ね備えており、読者を...

感想・レビュー・書評

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  • 短編なので少し物足りない感はあったがやはりこの人の作品は面白い

  • 欠かさず読んでいる明野照葉さんの文庫オリジナルミステリー短編集。

    「タミちゃん」「ドリーマ」「化粧」「同級生」「増殖」「えんがちょ」「ひっつきむし」「辻灯籠(つじどうろう)」の8つの短篇が収録されています。

    本作も期待を裏切られる事なく、どの作品も短篇ならではのキレの良さに加え、いつものゾワリとして来る怖いけど読まずにはいられない、そんな面白い作品集に仕上がっています。

    女性心理描写の巧みさ、文章の読みやすさ、途中で飽きさせない内容、どれをとっても明野照葉さんの作品は面白いです。

  • 女の奥には別の貌… 中盤まではそんな感じだったがそれ以降はホラーまでいかないにも霊的な感じの話に。 どれもスキッと解決しないお話ばかり。 くだらない訳ではないんだけど。

  • 「タミちゃん」がまさか典子だったとは。
    「ドリーマー」で夢と現実がひっくり返っていたとは。
    「化粧」に出てくる「胸に残る甘く心地よい思い出を、顧客に提供する会社」の発想が面白い。
    最後の2話はつまらなかった。
    ーーー
    典子は知っている、女の約束は破られるためにあることを。幼い日それを教えてくれたのはタミちゃん、だった(「タミちゃん」)。千夏は仕事の成功と引き換えに、薬の力で眠りを得るようになった。そして見る夢のなか、千夏はいつも同じ部屋へと帰っていく(「ドリーマー」)。……女の奥には別の貌(かお)。底知れぬ女の業を描き出す明野照葉の世界!

  • 典子は知っている、女の約束は破られるためにあることを。幼い日それを教えてくれたのはタミちゃん、だった(「タミちゃん」)。千夏は仕事の成功と引き換えに、薬の力で眠りを得るようになった。そして見る夢のなか、千夏はいつも同じ部屋へと帰っていく(「ドリーマー」)。…女の奥には別の貌。底知れぬ女の業を描き出す明野照葉の世界。

  • 読後のざわざわした不安な感じが好き。

  • (収録作品)タミちゃん/ドリーマー/化粧/同級生/増殖/えんがちょ/ひっつきむし/辻灯篭

  • 短編集なんですが、やっぱりこの作者は正直長編の方がおもしろいな。
    ネタ的には面白いから、ここから膨らませて長編にして欲しいくらい。
    でも、著者独特のくすぐるような心細さの空気感はあった。

  • 物寂しい雰囲気が漂っていました。

  • ショートムービー。
    ぐるぐると
    くらくらと、
    日常がちょっと歪む。

    案外、真実なのかもしれない。

  • ホラーに分類されると思うけど、正直なところやや退屈。わかりやすすぎで、ひねりとかないし。後半は苦行だった。

  • 何とも言い難い短編が揃っていた。オチがよくわからないものが多い。

  • 再読。
    どの話も面白かった。
    現実を捉えた「ドリーマー」一番好き。
    「増殖」はなんともいえず面白い。

    2010.10.7
    短編集。結末は想像できるものばかり。
    でも、こういう暗めの女性心理もの、好きなんだなあ。

  • 女性心理の中に含まれる怖さ。
    リアルにありそうで恐ろしい短編集。

  • @0512299561

  • じわじわとした恐怖を感じさせられる短編集。日常的恐怖ややや異形のものが登場する恐怖など、テイストもさまざまです。
    お気に入りは「化粧」。誰もがこういう見栄を多少は張りたいものだとは思うけれど、悲しいし怖いです。こういうビジネスって実際にあるんでしょうか。

  • 短編集
    タミちゃん 道路を越えて向かいの町に住む子
    ドリーマー 夢と現実との境
    化粧 病院で金持ちをきどっていたおばあさんの真実
    同級生 同じ名前をもつ女 どっちが本物を語っているか
    えんがちょ その町に留まると・・・

  • 明野照葉さんの本は初めて読みました。
    女性特有の心の動きの描写が上手で
    ひきこまれました。
    一気に読み終えてしまいました。
    次はぜひ、長編を読んでみたいです。

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著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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