蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 1608
レビュー : 253
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198931513

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌連載をまとめたものだから仕方ないかもしれないが、各章の前置きの重複には、ちょっと???
    文庫化にあたって、加筆?減筆?修正できなかったかな。
    それに余って、各章ごとの小さな謎解きと、本書全編での謎の仕掛けには思わずニヤリ、楽しめた。
    「林雅賀のミステリー案内」での紹介作品は、今後の読書案内に大いに参考になる。
    そして、こんな古書店が近くにあったら、ぜひ行ってみたいな。常連客になってしまうかも。

  • ミステリー専門の古書店で繰り広げられる古今東西のミステリー談義。
    一言でいうとそういった短編集。途中でちょっと飽き、ちょっと放置しておいたのですが、手にとって読了。
    そこはやはり乾さん、それだけに終わらずにやはり仕掛けがあったのでした。唸らせてくれたから☆五つ。

  • 連作短編集。

    登場人物4名が古書店に集まり 日常の謎を持ち寄り推理していく物語。

    一つ一つの謎はビックリするようなものはないのだが、最後に短編を締めくくる部分はかなり面白かった。
    評価は☆3にしたが、限りなく☆4に近い感じがする。




    登場人物の一人であるしのぶ先生は古書店店主に恋心を抱いているのだが、店主はしのぶ先生の従妹に昔恋をしていたことをしのぶ先生は知っており、それを隠して店主に気持ちを伝えようとする。

    その気持ちに店主は答えるのに、告白と同じように本を使って答えるのだがしのぶ先生と読者は店主が振ったと思うのだが、そこでどんでん返しが待っている。

    そして物語とは関係ないような部分、最後の1行で二人のその先を表現しているところは 何気に読んでしまうと見逃すような表現でまたまた驚かせてくれた。

  • 凄く良かった!正直舐めてた。
    ブックオフで背表紙だけを見てなんとなしに買って帰っては来たものの、特にお目当ての物ではなかったという事もあり後回し状態だったのだがようやく手に取り読んでみるとビックリ。
    ページを開いてからミステリー物だと知る位なんとなくで読み始めてみたこの作品、絶妙なマッタリさと心地の良い空気感になんかホッコリしてしまった。
    当方、普段あまりミステリーものは読まないが、この機会に作中で紹介されている数多くのミステリー作品の中から幾つかチョイスして読んでみようかな。

  • 100円以上購入で珈琲がサービスされてのんびり本談義できるミステリ専門古書店…って何それ超行きたい。

    蒼林堂に集ったミステリファンが、生活の中で発生した謎を話し合い、それに対して人見知りのきらいのあるマスターが解決案を提示する。昨今流行りの日常の謎ものです。
    ミステリの内容自体は特筆すべき物は無いのですが、何と言っても今作の魅力は、素敵なお店設定と各章に沿ったミステリ紹介なのでそこはそれ( ^ω^ )無問題!

    こういう小さな本屋をいつか持ちたい。いや、将来、私はミステリ専門の本屋さんを持っている!←アファメーション(笑)

  • 各章それぞれが推理小説の紹介になっている、紹介本。
    全14章あるが、どの章も代わり映えせず、読了するのに何度も挫折しかけた。
    同じ紹介本なら児玉清の「寝ても覚めても本の虫」の方がずっと良かったな。
    紹介本は読者をワクワクさせないと…。

  • 日常の中で起こる軽い謎を扱いながら、内容は本作者のミステリー書評。本作自体のミステリはともかく、書評としては結構楽しめました。

  • 千冊単位で本を持っていたのが羨ましい。こんなお店いいよなーと思う反面、閉じすぎていて、入っていけない世界だなぁとも思う。
    章タイトル見て、むー…と思ったら、やっぱりー。二番煎じ?だったのがどんでん返しだったのかな。いや、しかし雑誌だったらわかんなかったかも。

  • 古書店が舞台の小説で、連作ものは、どうしても読んでしまう。

    1話1話は短く、ミステリー部分もそんな大掛かりの謎ではない。

    ただ小説のなかに出てくる作家が、樋口有介や加納朋子など個人的に好きな作家が多く、
    またこの手のミステリーマニアむけ本だと、紹介される作家が翻訳モノが多いのだが、国内の作家さん中心だったのも、翻訳ものが苦手で国内ものが好きな私には良かった。

    ちなみに「男性作家と女性作家の違い、そして先入観を与えないため男性・女性わからないペンネームつけることがある」見たいなくだりがあってにやっとなった。
    (「イニシエーション・ラブ」読んで、半年後くらいに、乾くるみが、男性作家と知って結構びっくりしたし、おなじ本を読んだ別の人もびっくりしていた)

  • 読み始めは、ちょっと物足りなく感じてましたが…最後まで読んで、よく考えて書かれてる作品だなぁ♪って思いました(^^)/
    こういう作品を雑誌に連載するって、大変だと思いますよ~★
    ミステリ案内に取り上げられてる作品が、ちょっと古い気がしましたが…それにも理由があったみたいで??
    こんなお店を経営するのが夢ですね~(*^_^*)

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著者プロフィール

乾 くるみ(いぬい くるみ)
1963年静岡県生まれ。女性と間違われやすいが、男性。
1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。別名義の市川尚吾では評論活動も行っている。
2004年刊行『イニシエーション・ラブ』が同年「このミステリーがすごい」第12位、「本格ミステリベスト10」第6位、翌年第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補作に。2007年文庫化され、書店員やメディアの後押しでロングヒット。2014年に100万部に達し、2015年映画化され、代表作となった。
2004年刊行の『リピート』も同じくロングヒットとなり、2018年にテレビドラマ化された。

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