- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784198931841
感想・レビュー・書評
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大和創設の空色勾玉に続いて、今度は日本武尊の白鳥異伝。
死して白鳥になって空に飛び立った伝説を持つ日本武尊だからタイトルから予想はできたが、古事記の神話をよくぞ膨らませて楽しいファンタジーにしてくれました。
ヤマトタケルの西征から下巻へ。 -
読みはじめから引き込まれた。
登場人物がみんな魅力的。
小倶那と遠子どうなるのか。
きっと幸せになると思ってます。
明姫…、悲しい。
いよいよヒムカの国に、下巻楽しみです。
本当に面白いファンタジーです。
友達から頂いた本です。
よい本です。-
komoroさんがこういうの嫌いじゃなくてホッとしました(^_^;)
明姫はショックでした…短命な雰囲気は最初からありましたけど…いなくな...komoroさんがこういうの嫌いじゃなくてホッとしました(^_^;)
明姫はショックでした…短命な雰囲気は最初からありましたけど…いなくなったあと、どこにいっちゃったんでしょう?
個人的には、角鹿が結構好きでした。遠子のあしらい方が上手ですよね(^^)2015/05/31
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勾玉シリーズ二作目。
今作は小碓命(オウスノミコト)、ヤマトタケルの神話がモチーフになっているようです。
前作の空色勾玉でこの世界観にもだいぶ馴染んだのですぐ引き込まれました。面白い。
舞台は、前作空色勾玉が伝説となってしまうほど、時を経た豊葦原ですが、こちらでも神の存在は薄れたものの、輝と闇の末裔たちが存在し大蛇の剣や勾玉が継承され続けています。
ただそれぞれの持つ血の濃度というのでしょうか、そういったものは段々と薄れてきていたようで、実際大蛇の剣を手にとれる者はいませんでした。
が、まほろばの宮の大王とその妹の過ちにより生まれた小碓(小倶那)という少年が大蛇の剣の主となり再び豊葦原を滅すかの勢いで荒らしまくります。
その小碓(小倶那)と双子同然に育てられた遠子が勾玉を守る橘一族の巫女だということもあり、前作同様、二人の少年少女が物語の命運を握りますが、今作はもともと心が通い合っていた二人が離れ離れになっていくためこれからどうなっていくのかが気になって気になって...
それにしてもどうしてこういつも弱い子ばかりが、大蛇の剣の主となってしまうのでしょうか...心が痛みます。いい方へ向かってくれるといいのだけど。
とにかく続きが楽しみです。 -
『空色勾玉』から時は経ち、八百万の神の姿は薄れたとはいえ、まだまだその存在を感じ取る事が出来る時代。三野の長一族の遠子と赤ん坊の頃に川で拾われた小倶那は幼い頃より片時も離れる事なく育ってきた。ある時小倶那そっくりの男が里へやってきた事から物語が動き出す。前巻ほど神様が表に出てくる事はなく、あくまでも人間に焦点を当てた物語。再会を誓い離れ離れになる遠子と小倶那は互いを想いつつも、物理的な距離以上に決定的に別れてしまう。旅する遠子に新たな仲間も加わり今後が益々気になるところなので、引き続き下巻に行きます。
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殺す人と殺される人。どうなるんだこれから…
著者プロフィール
荻原規子の作品





