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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198933142
みんなの感想まとめ
日常の中に潜む人々の心情を描いた連作短編が魅力的な作品です。登場人物たちのさまざまな思いが、特にチョコレートを通じて織りなされており、彼らの悩みや葛藤がリアルに伝わってきます。特に、食べることへの愛情...
感想・レビュー・書評
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多分小説好きには評価が低いのかも知れない。何故ならあまりにも普通な人々がそこに居て、特別なドラマチックな演出もない。漫画やラノベにありそうな感じ(笑)
しかし、きちんと広げた点と点を丁寧に繋いでくれている。程よいご都合主義。どちらも小説には大切な加減。本書はそんな小説です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食べるのが好きな女の子、ベジタリアンと結婚していた男
美味しいチョコを食べてほしいと思う女。
軸はお店の名前? でしょうか??
最後の話で、ちらちら出てくるお菓子の店が出てきますが
それまでは特に関連性なく?
最後に、今まで出てきた人達やら名前やらが
ひょっこり顔を出してきます。
煙草を吸うと味覚がおかしくなる、のは確かだと。
味の濃いものを好んでいる気がします。
やはり、鈍感になってくるのかと。
2話目はいい感じに終わっていますが、続く3話目での
彼女の台詞を考えると、遅かった?
そんな3話目ですが、現実と理想でぐるぐるな女性。
悩む姿が、最後の状態がうわぁ…ですが
とにかくチョコが食べたくなってくる過程です。 -
登場人物と舞台を連携させた連作短編3編。てっきり長編1本だとおもってたので、意外性を覚えたが、別にだから良いだの悪いだのということじゃなくて。
昔はそんなこと思いもしなかったのだが、近年、甘い物が大好きで、それも洋菓子系。でも、洋菓子とはいっても、気軽に近づけるものもあれば、かなり手強い物もあって、手強い方の代表がチョコレートかな。これは、たとえば、タンニンの強い赤ワインや、コーヒーと言えばエスプレッソというような指向と同じでしょう。それで、つまるところ、嵌まると深い。
そういう意味では、嵌まっていない人の代表格で描いた、嵌まっていないが故の開放感というか、インファントネスを描いたストーリーが1話目、そういう指向というものは、どこまでも他人と共有できないものであって、そのことを、誰が悪いといっても仕方が無いこと、というようなストーリーが2話目(実は、この話がとっても秀逸と感じたのですがね)。そして、最後に、世界を知ってしまった姫君の、孤独な苦悩を描いた3話。とはいえ、この人が苦しんでいるのは、その快楽に身をゆだねるばかりでは居られないが故ですけれどね。ただ、その苦悩を実感するには、チョコレート、いや、日本にあふれてるところの、彼女が魅了されてしまった世界を含まない一般的なチョコレート観に基づくそれと区別するために、作中ではフランス語を持ち出してショコラと表現される、そのショコラへの愛、渇望、希求といったものをいかにリアルに感じるか、というところがポイントですね。故に、全体を彼女の話で構成すると、ついて行けない人多数だろうし、その独善性に反発も覚えるでしょうが、ついていけない人のためには、愛子を、独善性というのとはちょっと違うんですよ、と理解して貰うためには、優花を、それぞれ配したのかな?褒めすぎか。
個人的には、これに対置するに、男どもの肉への愛(あ、そういう意味じゃ無いよ)を持ってきたのが面白かったというか、腹が減るだろうこんにゃろめ! -
少女マンガみたいなお話。
とにかく甘い。
苦いとか甘酸っぱいというより。
甘い。
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