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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198934828
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
多様な死に方を持つ人々の物語が描かれ、人生の終焉に対するさまざまな視点が提供されます。若死にから老衰まで、各章は表題人物の没年順に並び、死の形態のバリエーションが興味深いです。特に、晩年の名士たちの姿...
感想・レビュー・書評
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手元に置いておきたい本です。
通読するよりも気になる人の部分を読む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■『人間臨終図巻』オープニングアクトは15歳で火あぶりにされた八百屋お七。そして最終四巻目のトリが120歳(?)老衰で死んだ泉重千代。つまり表題人物の没年の順に各章はならんでいるワケ。しかしそうなると、当然前半部の死因は若死にだけにバラエティに富んでくるだろうが(芸術家の結核、左翼活動家の拷問死、剣客の討ち死になど多種多様)、最終第四巻目は癌、脳卒中、心臓発作そして老衰など老人らしい死に方のオンパレードになってくる。
■そしてあとの方で紹介される、死を目前にした老人の様相というのが一様に、……まぁ見苦しいったらありゃしない。生への妄執はなはだしいといおうか……メッキの剥がれた名士たちが繰り広げる末期の醜態はまさに目を覆うばかりだ。サマセット・モームなどそのシニカルな文体がぼくは大好きだったのだが最晩年の言動を知るにおよび、あれは創作上のスタイルではなくこいつ自身がそもそも猜疑心のカタマリみたいないや~なヤツだったんだなぁと、失望することしきりなのである。
■ぼくなんか「今晩死んでもかまわない」というか、「早く死んでしまいたい」と毎日のように思ってるくらいだから、みんななんでそこまでして生にしがみつきたいのか不思議に思えてしかたがない。しかも頭がボケて、内臓が機能しなくなって、足腰がたたなくなって……体全体が自ら死に向かおうとしているのにだ。今回は本編中にも紹介された佐分利 信(俳優・映画監督・享年73歳)にぼくの気持ちを代弁してもらって今回のレビューを終わることにしよう。「そんなことまでしなければならないのなら、もう人間の死に方じやない。人間は自然の姿で死ぬものだ。」 -
Ⅰ卷、Ⅱ卷だと、殺人など死因に富んでいるが、さすがにⅢ卷にもなると、殆ど病死ばかりで変化に乏しくなるのは仕方ないか⁉︎ともあれ傑作という語が実によく当てはまる。
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"65歳から76歳まで。これは、亡くなった年齢。死に方も100人いれば100通りの死に方がある。だんだん、何かをきっかけに身体が良くなるという記述が多くなる気がする。死を迎えるにあたり、いろいろなことを思いあぐねても、なるようにしかならないということとさとる。死して屍拾うものなし。
3巻の解説は、三浦しをんさん。「舟を編む」を書いた人。" -
『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(立花隆選)19
死
ありとあらゆる有名人の死に方。
※リストにあるのはおそらく2001年3月版(徳間文庫)。 -
新装版全4巻のパート3で、
「65歳~76歳で死んだ人々」の死に様を列挙。
筆名ウィリアム・アイリッシュこと
本名コーネル・ウールリッチが寂しい晩年を迎えていたとは
知らなかった(泣)
小学生のとき、図書室に
高学年向け翻訳版の海外推理小説シリーズが並んでいて、
『黒衣の花嫁』『恐怖の黒いカーテン』『幻の女』などを
貪り読んだことを懐かしく思い出した。
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