人間臨終図巻(4)〈新装版〉

  • 徳間書店 (2011年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198934835

みんなの感想まとめ

死というテーマを深く掘り下げた本書は、さまざまな著名人の言葉を通じて、人生の終わりに対する考察を提供します。多くの箴言が登場し、死の意味や人間の生き様について新たな視点を与えてくれます。例えば、山田風...

感想・レビュー・書評

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  • 手元に置いておきたい本です。
    通読するよりも気になる人の部分を読む。

  • ――佐分利 信だけではなく、本書には死に関する箴言がいっぱい登場する。ここではその中から気になったものだけ紹介しておこう。

    ■同じ夜に何千人死のうと、人はただひとりで死んでゆく。(山田風太郎)
    ■神は人間を、賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す。(山田風太郎)
    ■人間は正視することの出来ないものが二つある。太陽と死だ。(ラ・ロシュフコー)
    ■いまだ生を知らず。いずくんぞ死を知らん。(孔子)
    ■災難にあう時節には、災難にあうがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。(良寛)
    ■無といふもあたら言葉の障(さわり)かな 無とも思わぬ時ぞ無となる(司馬江漢)
    ■佐藤紅緑にかぎらず、死病の人間が最後までこだわるのは、自分の排泄物の始末だ。これこそ人間が精神的動物であることの最大の例証である。(山田風太郎)
    ■死とはモーツァルトが聴けなくなることだ。(アインシュタイン)
    ■人間は誤解されたまま生き、誤解されたまま死んでいく。(石川達三)
    ■余にもこれから先、ただいちどだけ幸福な日が来る。それは、寝て、ふたたびさめぬ日だ。(ビスマルク)
    ■命の果てのその先の/以遠の旅の行先は/北か南か地の底か/はたちの母のふところか(堀口大學)

    ――では最後にぼくからもひとつ。
    ■ひとは死んだら無になるのではない。生きてるうちからそうなのだ。(山鳥文庫)

  • アイディアの勝利。
    転倒と風邪に注意。
    大往生が理想。痛みは不要。緩和ケア。
    みんな死ぬんだから、大丈夫、と言う安心感。
    ボケたくないとは思う。ボケても自分なのだが、自我が失われた状態でありたくはない。
    筒井康隆の解説。

  • あぁこういう人がいたんだ!おぉこの人はこういう人だったんだ‼︎の連続。実に興味津々。ただ、結局のところ思うのは、長生きはするもんではないな‼︎!

  • 77歳~100歳代までに亡くなった方々。高橋是清の最後が印象に残る。哀しい出来事だ。死にざまは人それぞれ。死を見つめることで、生を考える。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4198934835
    ── 山田 風太郎《人間臨終図巻(4)20111202 徳間文庫新版》
     
    …… サマセット・モームにモーム本人の死亡記事の予定稿のチェック
    を依頼しに来た記者が居たという。モームは読んだ後「正確は正確だが
    思いやりに欠けるうらみがあるね」とコメントしたという(P377)。
     
    (20150508)
     

  • 長寿で眠るように亡くなる人、苦しみながら何でこんなに生きなければいけないのかと嘆いて亡くなる人、恍惚となって亡くなる人、劇的な死が少なくなる第四巻ではその分だけ死相のリアリティが増すのだった。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)19

    ありとあらゆる有名人の死に方。
    ※リストにあるのはおそらく2001年3月版(徳間文庫)。

  • 「77歳~121歳で死んだ人々」=新装版全4巻の最終巻、大往生の巻。
    いろいろ病気も出てくるけど、このくらい高齢になると、
    もう老衰ってことでいいんじゃないかと。
    肉体的にはボロボロかもしれないが、
    全巻中、最も悲惨さを感じさせない、わりと幸せな死に様の数々、かも。

  • 山田風太郎の考える死に様を残すに足る人のリストであり、その人に対する評価によって文章の違いがどうなるのかということを読み取ることができ、そして、不勉強で知らなかった人となりを知ることができる。

    さて、自分の死に方と死に様はどうであろうか。

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著者プロフィール

山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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