占い屋重四郎江戸手控え (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2012年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198935009

みんなの感想まとめ

他人の未来を視る力を持つ浪人が、様々な人々の悩みを解決していく物語が展開されます。短編形式であるため、軽快に読み進められる一方で、各エピソードには深いテーマが潜んでおり、単なる娯楽に留まらない魅力があ...

感想・レビュー・書評

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  • 天通眼という他人の未来を見ることができる力を持った間瀬重四郎。剣の腕もすごい。こんな重四郎の所に訪れる訳ありの人々を題材に、連続短編ができています。
    基本的には軽く読めるのですが、内容的には重い話。
    殺陣のシーンもありますが、さらっと書かれていて、想像しなければそんなにひどくはないでしょう。
    ラストはそうきたかという感じです。この終わり方が良いのでしょうね。

  • 今の感覚で言えば、スピリチュアルヒーリングのような“天通眼”の力で相談者の悩みや事件を解決していく浪人重四郎。必ずしも必ず当たると言うわけではない所に面白みを持たせてます。
    1章ごとに事件解決となる短編集のようであり、全編を通して重四郎が気にする娘おみつにまとわりつく不吉な影の謎解きと二重の仕掛けが面白かったです。
    かなり個性的な登場人物が多く、いかにも人情噺的な味付けがいいです。ただ、剣術の達人と言う設定のためか、やたら人を斬って解決してしまうところはあまり好きになれません。

  • 天眼通という未来が見える特殊能力を持つ素浪人・間瀬重四郎。来る客は訳ありばかりで・・・。
    最初はほのぼの系ユーモア時代小説と思いきや、池永氏らしく、生と死を背負う人々の顛末話が中心となり、最終章では最も望んでいなかった幕切れになった。

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著者プロフィール

1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞受賞。その他著書多数。

「2021年 『おっさんたちの黄昏商店街 それぞれの恋路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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