ドリームマッチ

  • 徳間書店 (2012年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198935023

みんなの感想まとめ

異種格闘技をテーマにしたこの小説は、古武術を駆使する主人公がサバイバルインストラクターとして活躍する姿を描いています。前半では、彼のサバイバル訓練の様子がリアルに表現され、後半ではプロレスとの対決が展...

感想・レビュー・書評

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  • プロレス対古武術という異種格闘技戦についての小説。
    そもそも、異種格闘技戦は「プロレスはシナリオのある八百長」という風評に反発したアントニオ猪木が「プロレスラー最強」を証明するために始めた興行で、プロレスファンなら、柔道のウィレム・ルスカや空手のウィリー・ウィリアムス、ボクシングのモハメド・アリなどが思い出される。そしてやはり、難しいのはルール作り。単なるストリートファイトではないので、お互いに違うルールの擦り合わせは試合を有利に進めるためには避けて通れない関門となった。
    他にも、異種格闘技戦とは違った団体の威信をかけた新日とUWFとの5vs5プロレス団体戦も面白かった。基本ルールが同じなので、本当に強いのはどっちのみにフォーカスして安心してみることができました。
    さて、前置きはこの辺にして、本書の内容です。
    登場するプロレス団体は「リングス」がモデルで、「野見流合気拳術」は「骨法」のようだ。(獣神サンダー・ライガーの解説文より)
    空手の突きは、皮膚、筋肉、骨格を破壊するが、野見流掌底は、波動となった衝撃が体内を伝わるので脳や内臓に直接作用する、というのが「野見流合気拳術」の奥義。
    小説では、元自衛隊員で野見流合気拳術者の主人公が、プロレス団体のサバイバル合宿に同行、行きがかり上興奮した若手レスラーを制圧してしまったことから、プロレス団体から異種格闘技の話が持ち込まれる。さらに「実戦では負けない」と野見流宗主がマスコミに発言した為、引くに引けなくなって、三ヶ月後に対戦となる。果たして、三ヶ月の期間で何を準備し、そして間に合うのか、また試合の内容と結果は?

  • どこかに知られず続けられてる古武道があるんでしょうね。

  • 解説は獣神サンダーライガー。正直、盛り上がりにかける。

  • 2014/2/25 11読了

  • 異種格闘技の話。解説は獣神サンダーライガーが書いています。

  • 古武術(打撃系の方がちょっと多め)対プロレスという異種格闘技小説。
    前半は古武術を遣う主人公がサバイバル・インストラクタとして活躍するところがしっかりと書かれていますし、後半の主人公がプロレス対策をするところも、マスコミ対策なども含め、リアルに描かれています。(多分(^^;)
    この手の話の下手な人がやりがちなアンチプロレス的なところもなく、(ちょっと秘技的要素があるものの)試合のシーンも楽しく読むことができました。
    ある女性の登場人物が出てくるんだけれど、そのあたりの処理の仕方に疑問がないでもないですね。
    急に、「お話」感が強くなっちゃったような気がしました。ちょっと残念だったかも。

  • 2012年19冊目

  • 2012/2/3 Amazonより届く。
    2012/3/17~3/18

    1993年に「闘魂パンテオン」として発表された作品。サバイバルインストラクター富臣竜彦は、プロレス団体のサバイバル訓練を引き受ける。訓練中、極限状況に追い込まれた若手レスラーと闘う羽目になった竜彦は、身につけていた野見流合気拳術で一瞬にして倒してしまう。竜彦の強さに興味を持った団体代表の神代は、竜彦との試合を企画する。
    今野作品の定番、古武術をプロレスと組み合わせた作品。もう一つの定番である美女が出てこないなあ、と思っていたら後半にちゃんと登場した。定型の美、である。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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