ぶたぶた【徳間文庫】

著者 :
  • 徳間書店
3.83
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本棚登録 : 450
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198935238

作品紹介・あらすじ

街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。おまけに仕事は優秀。彼の名前は、山崎ぶたぶた。そう、彼は生きているのです。ある時は家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながらも、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気「ぶたぶた」シリーズの原点、登場。

感想・レビュー・書評

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  • 人間みたいなぶたのぬいぐるみがかわいいのです。

    クスッと笑えて、ちょっぴりホロリとして、心が温かさで満たされるお話。
    とてもおもしろかったです。

    こういうほっこりする本ていいなぁ。
    シリーズ全巻、読んでみたいです。

  • ブクログで知った噂のぶたぶた初読み☆
    短編連作です。

    ぶたぶたは、バレーボールぐらいの大きさの薄いピンクの丸っこいぬいぐるみだけど、意識は中年男らしい。
    あちこちに出没、職業も違う。

    「初恋」は、娘のベビーシッターを待っていた女性が、現れたぶたぶたに驚愕。
    代役というか、いつものベビーシッターのほうが部下だというのだ。
    ぶたぶたのおじちゃんにすっかり懐いた娘。
    後に一度だけ、大根を買っているぶたぶたを見かける…

    「銀色のプール」では、小学3年の毅が、古い遊園地に忍び込んだとき。
    ひとけのない冬のプールにテントを張り、釣りをしているぬいぐるみを見つける。
    「ぶたぶたは、なぜ、ぬいぐるみなの?」と思い切って聞くと「毅はなぜ人間なの?って聞かれたら答えられる?」と返される。
    両親が忙しくて兄弟もいない毅は、ここに家出したいと思うが…?

    「ただいま」では、台風の時に、摩耶子の部屋に飛んできたぬいぐるみ。
    外に干していたぬいぐるみが喋り始める。
    摩耶子の兄は10年前に失踪していた。なぜか、ぶたぶたは兄と似た所があるのだが…
    「もう少し年上のように思います」というぶたぶたが何とも言えず良い味。

    喋り、食事もする~ぶたのぬいぐるみに、最初は驚愕する人も、なぜか周りに受け入れられている様子に、しだいに不自然に感じなくなっていく。
    何気なく、何となく傍にいて~ぶたぶた自身がやりたいことをマイペースでやっているようでいて、そのとき必要なことをふと教えてくれているような。

    癒されます…

    作者は1964年、埼玉県生まれ。
    85年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞受賞。89年、少女小説家としてデビュー。
    「ぶたぶた」はずっと傍に置いてあったぬいぐるみで、贈ってくれた人が付けた名前そのままだそうです。

    [追記]さっそくに花丸つけてくださって、ありがとうございました!
    その後、加筆しちゃいまして。だいじょぶですかね?失礼しました~。

    • まろんさん
      sanaさん、ぶたぶたさんデビューおめでとうございます♪
      さりげな~く周りの空気を温かく、やわらかくしてくれるぶたぶたさん、大好きです!
      一...
      sanaさん、ぶたぶたさんデビューおめでとうございます♪
      さりげな~く周りの空気を温かく、やわらかくしてくれるぶたぶたさん、大好きです!
      一緒にぶたぶたさんに癒されましょう(*'-')フフ♪
      2012/08/26
    • sanaさん
      まろんさん、
      ありがとうございます!
      おかげさまで、ぶたぶたさんデビューです☆
      とっても評判が良いので、楽しみにしていました。
      そう...
      まろんさん、
      ありがとうございます!
      おかげさまで、ぶたぶたさんデビューです☆
      とっても評判が良いので、楽しみにしていました。
      そうなんですよ~さりげなく、周りの空気をあたたかく、柔らかくしてくれる…

      癒される本は必要ですよねえ~~!!
      何冊もあるので、これで安心♪
      ご一緒に☆楽しく♪癒されたいです~~(*^o^*)
      2012/08/27
  • 読み始め…16.3.14
    読み終わり…16.3.17

    書店に行った時の
    予め欲しいとメモしておいた本を探す楽しみというのはさる事ながら、新しい発見はないものかと棚の端からゆっくり一冊一冊目をこらして見ていくというのもこの上ない楽しみの一つです。

    そんな中で見つけた「ぶたぶた」

    この「ぶたぶた」どうやらシリーズ化されている本のようで、ある日「ぶたぶた〇〇」あるいは「〇〇ぶたぶた」といったタイトルの本がずらずらずら~っと数冊、いえ、、軽く十冊は超えるほど並んでいる棚に遭遇しました。

    ぶたぶた...ぶたぶた....ぶたぶたぶたぶた....

    一度目にしたら
    思わず手に取らずにはいられないインパクト。
    ですけどせっかく読んでみるからにはシリーズ1から手にしたいと検索してみましたら、なんだかとっても評判がいいらしくて....。

    さぁ。。「ぶたぶた」
    ここで出会ったが百年目 ?
    吉となるか凶となるか、果たしていかがなものでしょうか。しばしお付き合いしてみることに致します。

  • ヤバイ、なにこれw
    主人公はぶたのぬいぐるみです!
    しかも、現実の世界にちゃんとサラリーマンとして生きています。
    ぶたのぬいぐるみが動いてしゃべっているのに誰も変だと思わない状況で、主人公たちだけがおかしいと思う様子が書かれている。
    ぶたのぬいぐるみなのに、とても温かい話です。

    短編集ですが、特に「追うもの、追われるもの」が笑いました。
    飲んでるよ飲んでるよっ。(ぶたが牛乳飲んでる)
    ぶたのぬいぐるみがマウスをっ。
    ぬいぐるみが、電車乗って会社行って、飯食ってた。
    とか、普通の人の反応がやっと出てきた章だった。

    ラストの話は、「初恋」と「銀色のプール」とリンクした話で、とても温かい話でした。
    筆者の初期の頃の作品なので、文章は少し幼く感じます。

  • 面白い発想のファンタジーであった!

    ぬいぐるみが、ぶたのぬいぐるみが…

    有り得ない( ゚Д゚) ところが、ぶたのぬいぐるみではない!

    山崎ぶたぶた君は、ぬいぐるみではないと思う!

    人間だ! と私は思っている!

    奇想天外が展開に心奪われた!

  • 『ぶたぶた』の原点にして短編集。ぶたぶたをいろんな職業に就けて楽しんでいる様が良く判る。作者も楽しんでる感が伝わってくる。
    ハマるとノリで小説が書けそうです。続編がこんなに沢山あるとは気付きませんでした。
    『刑事ぶたぶた』で検索しても出てこないから続編は無いと思ってました。ふっと『ぶたぶた』で検索してみたら出るわ出るわ。逆に何作書いてるの?と吃驚するくらい有りますね。軽い軽~い読み物だから重たい小説を読んだ後にはいいです。あっという間に読み終わるし。
    別々の短編の登場人物が最後に出会うのも素敵です。しかも最終章だけ2人はぶたぶたを探し求めるけど都市伝説と化したぶたぶたは最後の最後まで姿を現さない。2人の前に無人のタクシーが停まるところで終わり。その前まで全く出し惜しみなくぶたぶたは出まくっていたのに最後の思わせ振りの上手いこと!
    まだまだ続編はあるみたいなので、これからも息抜きに読んでいきます。

  • あったかい話がたくさん詰まってました。続き読んでみようかな。可愛いなあ、ぶたぶた。

  • ある時は家政夫、またある時はフランス料理の
    料理人にもなる、ピンクのぶたのぬいぐるみ、
    山崎ぶたぶたが主人公のお話。
    こんなかわいらしいおじさんがいたら、
    まずはただそばにいてほしいかな。
    で、いろんなおしゃべりしたいな。
    最後の「桜色を探しに」で
    全部つながる感じがステキ。

  • 不思議なぶたぶたワールド。
    まだまだ、全て読んでいないので分析できないが、
    ブタブタという縫いぐるみが
    もし自分の前に来たら、どういう態度を自分は
    とるだろうか?
    想像するだけで楽しい。

  • ぶたぶた、欲しい〜♡
    友達になりたい‼︎
    読んでてめっちゃ癒された‼︎

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著者プロフィール

埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー。「ぶたぶた」シリーズなど著作多数。

「2017年 『繕い屋 月のチーズとお菓子の家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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