神去なあなあ日常 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 7062
レビュー : 839
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198936044

感想・レビュー・書評

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  • 神去村での生活や出来事を“日記”という体で、主人公が1人語りをしている。テンポよく軽く読めたのは彼の語り口調のおかげかな。(主人公の作中でのつっこみはクスッと来る時もあればサムイときも…)

    自然ありきでの生活を送る中、皆自然との共存の精神を当たり前に持っていて、そこは日本人として失いたくない、でも失いつつある感覚でもある。

    神去村での生活、それに基づくなあなあ精神を少し分けてもらえたような、なんだかほのぼのゆる〜い心持ちになれた。

  • 林業や、その土地に伝わる伝統的な行事が新鮮だった。なんでこんなことを?ということが、前からそうだからということで、みんなに納得されている。そんな文化もいいのかもしれない。上のものを敬い、下に教える。ステキな世界だと思った。自然とともに生きるのは厳しいが、気持ちのいいことのようにも思える。山のパワーを感じられる生活。村人同士が密に繋がり合う生活。都会に住む者としては、羨ましく思う。

  • 神去村という極端な過疎集落で暮らす林業の人々に焦点を当てた物語です。読み終わってからwood jobとして映画化されていることを知り驚きました。み主人公が林業を初めてからの一年間が書かれており、林業の専門用語がわかりやすく説明されており、僕にとって未知の領域である林業を学ぶことができました。なあなあ(ゆっくりいこう、落ち着こうという意味)という言葉は本のタイトルになっており、内容全体を通してのんびりした日常が描かれています。忙しない毎日を過ごされている方や林業に興味のある方にオススメです。

  • ほのぼの林業小説。田舎の理不尽さや林業の大変さがバランス良く描かれていて楽しく読めた。作者は林業についてめっちゃ取材したんだろなー。

  • 登場人物同士の関係性が、すごく良かった。
    セリフや雰囲気で関係性を表現されていて、それによって読者の想像力も膨らむ。
    主人公の自伝風の書き方も斬新で面白かった。
    「この記録はだれにも見せてない」って主人公は思ってるけど、読者は「実はこっそり見てますよ。」と思わせるドキドキ感もある。
    どこかに神去山のお祭りが実在するのかなー。
    これは想像に留めておこう。

  • ほのぼのとしてて癒された。

  • 林業のお話かな^^
    すっごく面白かった。なんで今頃?って感じなんだけどこの作品って確か人気あるよね。なっとく。

  • 横浜育ちの勇気が、三重の山奥の神去村で林業の修行をしていくお話。個々のキャラがとてもよい。
    映画化されてると知って調べたら、伊藤英明の山男のやつだった!映画も観てみよう!

  • 自分の知らない世界を見せてくれる素敵な作品だった。
    林業、森、山に関わる人の思いや苦労に思いを巡らす機会をくれたことに感謝。
    この作品を読んでから、山に登ったりしたら今までと違う感情が生まれるだろうなと次の登山を楽しみにしてみたり。

  • 宮崎駿さんが推薦してたので購入。
    排ガスまみれの身体が浄化された気分。
    姉に貸したら気に入ったようで取られた。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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