うぽっぽ同心十手裁き 迷い蝶 (徳間文庫)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198936358

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  • 定町廻りの柏木と夫婦約束しているおさちが行方知れずとなった。勘兵衛は、かつての自分の姿と重なり必死の探索をするが。うぽっぽシリーズの完結編。謎とされていた静が行方不明になったわけに加えて勘兵衛の出生の謎も絡んでくる展開。これはこれでまあまあ面白いが、今までのうぽっぽシリーズには無い感じで最終話としてはどうなのか。一気に風呂敷が広がり収拾のしかたもまあまあだが、少し唐突感と中途半端な印象もある。うぽっぽらしいもう少し違う感じを期待していたので、ちょっと拍子抜けかな。まあ大団円だったので良しか。

  • シリーズ最終巻?
    娘の行方不明事件に絡め、主人公勘兵衛の生い立ちが明らかに
    田沼意次の子、そして女房の静の過去に関する秘密
    闇に封印して、新たな展開を?

著者プロフィール

坂岡真
一九六一年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。主なシリーズに「鬼役」「鬼役伝」「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」「死ぬがよく候」「人情江戸飛脚」などがある。

「2023年 『うぽっぽ同心終活指南(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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