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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198937232
みんなの感想まとめ
短編小説集は、非日常の中にやるせなさや切なさ、そして面白さを織り交ぜた魅力的な作品です。著者の巧みなプロットは、登場人物の短絡的な選択にも関わらず、読者を引き込む力を持っています。各短編は、普通の生活...
感想・レビュー・書評
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短編で満足感も抜群。
ちょっと非日常の中に、やるせなさと切なさ、面白さも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤川次郎短編集。
登場人物が短絡的で、普通はこういう選択はしないだろう、と思わせることも多いが、それでも読ませるのはプロットが巧みだからだろう。所々で違和感を感じつつも最後が気になって読んでしまう。このレベルで膨大な著書を出しているのだから、やはり才能豊かな作家なのだと思う。
他の作家なら長編にするのではないかと思うような話を惜しげもなく短編にしているところが凄い。
●闇の足音
警官を拳銃で撃って逃走した男が逃げ込んだアパートの住人は盲人の女だった。寂しさから男を匿う女。一緒にいるうちに互いに好意を抱くようになるが、警察に居場所を突き止められてしまう…。
●探偵物語
お転婆な女子大生がアメリカへ発つまでの4日間のお話し。ボディーガードを依頼された冴えない探偵に魅かれていく女子大生だったが、別れの時間が迫っていた…。
●脱出順位
数年前に火事で妻を亡くしていた男。会社のパーティーを開いていた高層ビルが火事になり、参加者を脱出させることになるが、その順番を決める役を任されるが…。
●共同執筆
共同執筆している二人の作家。年上の男が若い男と自分の妻の関係に疑念を抱き始める…。
●特別休日
大きな取引を決めたご褒美に三日間の特別休暇をもらった主人公。急な休みにとまどい楽しめない。体のいいリストラではないだろうかという疑念が生まれ…。
●高慢な死体
試写室で殺された高慢な女優。犯人は誰?
●消えたフィルム
二時間ドラマのフィルムが盗まれた。ロケ現場の近くで地元の女性が裸の死体が発見されたという情報も入ってきて、撮影関係者の誰かが乱暴して殺したのではないかという疑念が…。
●一日だけの殺し屋
瓜二つのサラリーマンと殺し屋。空港ロビーで殺し屋と間違われてヤクザ事務所に連れていかれるサラリーマン。殺しの依頼内容を聞いてしまい、今さら人違いとは言えなくなる…。 -
短編集。
「闇の足音」淳は誤って警察官を殺してしまい、盲目の女の住むアパートに逃げこんだ。二人は次第に心を通わせ、女は自主的に淳を匿う。だが、ついに警察が踏み込んでくる。そのごたごたの中、淳は盲目の女に誤って射殺される。
「探偵物語」富豪の令嬢である直美の警護を任されたさえない探偵山口は、奔放な直美に振り回されながらも、次第に深い関係に落ちる。
「脱出順位」K社のパーティーの最中、そのビルで火事が起きる。下に降りられなくなり、消防署からコンテナでの脱出順位の決定を任せられた城野は、妻子を火事で失った記憶をにじませながら、断固とした指揮を執る。珍しく無駄がなくなかなかの好篇。
「共同執筆」作家・人見は中谷と二人で小説を書いている。コンビはいい関係を続けていたが、いくつもの不自然な出来事によって人見は中谷に違和感を覚え始め、ついに自らの妻と浮気していることを確信し、殺意を抱く。だが実は人見夫妻の結婚記念日パーティーを隠れて準備していたのであった。弘兼憲史の漫画にでもありそうだ。
「特別休日」猛烈サラリーマンの田沢は、成果をあげて部下ともども特別休暇をもらう。しかし、かえって休日に落ち着かず、同じく休日の部下たちに電話してみるとつながらない。自分をクビにする方策の疑いを持ち部下に再び連絡すると会社に行っているという。いよいよと出社すると、部下はそろってそこにいた。しかし、それは田沢同様、仕事以外には手がつかないサラリーマンの習性によるものだった。
「高慢な死体」制作スタッフによる映画の完成試写会中に主演の小原朱美が絞殺された。脚本家の加納は学生時代の加賀美、恋人の役者邦子とともに真犯人を推理する。関係のあった男たちが疑われる中、朱美の父親である映画技師が犯人であった。
「消えたフィルム」「高慢な死体」と同シリーズ。驕慢な女優金森ユミが主演したドラマのフィルムが紛失した。加えて、そのロケに参加した素人の女が裸の遺体で見つかった。ふたつの関連を探る加納らは、ユミが高所恐怖症なことから、死体は彼女のスタントが事故死し、それを隠すために服を脱がせたものであることがわかった。
「一日だけの殺し屋」そっくりな凄腕の殺し屋と平凡なサラリーマンが同じ場所に現れたために取り違えられ、互いの任務をこなすことになった。
この作品集の最初と最後の大真面目な荒唐無稽さはだめだ。それをつまらぬユーモアでまぶしている態度もダメだ。 -
とても読みやすかったです。
頭をそこまで使わず楽しく情景を浮かべることができたので気軽に読みたいなって方におすすめ。
40年前の作品って考えると凄い -
「闇の足音」目の見えない女性の心の温かさ、機転の良さとイケメンらしい警官の優しさに和んだ。
「探偵物語」知っている話だと思ったら二階堂ふみと大泉洋の2時間ドラマ(?)だ!
「脱出順位」涙無くしては読めなかった。
「共同執筆」ハラハラしたけどステキな月末待っていた。
「特別休暇」この短編集で初めてのアンハッピーエンド。
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社運をかけ福岡から羽田空港へやって来たサラリーマンの市野庄介。迎えに来るはずの部下の姿が見えない。「ここにいらしたんですか」と見知らぬ男に声をかけられ、新藤のもとに案内されるが、部下の進藤とは似ても似つかぬ男が! 「あなたにお願いする仕事は、敵を消していただくことです」まさか凄腕の殺し屋に間違えられるなんて! 普通の男が巻き込まれるドタバタユーモアミステリ! -
軽い口調で書かれた小編集。
どの物語も、もっと深く読んでみたいと思うぐらい面白かった。 -
読む本が手元になくなって急きょ借りた本だが、赤川さんらしい軽いタッチで、少しコミカルなお色気が面白かった。
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語り口が軽妙で、小編それぞれが楽しめる。
軽いので疲れているようなときに読むとよいかも。
この本が好きな人におすすめの本
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