- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198937546
作品紹介・あらすじ
生灯(いくと)は海で溺れていた人魚をうっかり助けてしまう。人魚なのに泳げない人魚のミィは行くところもないのでひとまず生灯の家のお風呂でお世話になる。ミィは歌は上手いが、下半身が魚なため若干生臭い。部屋の中が生臭くなってから、人魚との同棲生活が始まったことをゆるく実感した生灯。それから、女性の血を吸えないイケメン吸血鬼や、大人になってしまった座敷わらし(無駄にエロい)、口が裂けてない女、などが生灯の前に現れ……!?
感想・レビュー・書評
-
なかなか面白かった。
これ、アニメで見たいなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続編希望!
-
イクトが海で拾ってしまったのは、泳げない人魚だった……から始まる、ハーレム型の妖怪小説。ダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い、またダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い、またまたダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い……みたいな日々の物語のパターンに馴染んできたところで、またクイクイッとひねって飽きさせない展開が良いよね。
-
海でおぼれていた人魚を拾ったのを皮切りに
やたらに『欠陥』が集まってくる。
人魚に吸血鬼に座敷童に…と、次々とやってくるので
このまま拾って終了? と思ったら
山はちゃんとありました。
さくさくと読めますし、面白かったです。
拾うだけで終わるのだろうか、という不安も
物色されましたし。
ただ、もう一回読むかと言われたら
ノーと答えます。 -
んー…思ってたのと違う。もっと軽くておバカな話かと思ってました。漫画の原作を読んでるような気がしたし、途中のロールプレイングゲーム的な展開や、欠陥魔女との絡みはなにが言いたいのかさっぱりわからず。突然人魚やら吸血鬼やら座敷わらしが集まってきて挙句生灯の正体は…なんてのもよくわかりませんでした。期待しすぎたんだなぁ。
-
1年半前に購入。翌日には読了。妖怪と言うより怪物、妖精の類で能力が欠落している連中が主人公に集まってくるお話。後半から一同で動き出すが、主人公の目論見で天邪鬼と2人で異世界に籠る。それなりに面白い展開だがイベントとしては弱い。大掛かりなクライマックスを作らない作者のある意味弱点で続編の芽を潰している。出し惜しみしないで書いた方がいい作品になると思う。
-
ライトノベル寄りの、妖怪大集合によるドタバタコメディである。
作者の方の経歴を見るに、ライトノベルの方面で活躍されている方だとは思うが、会話主体の内容にはさもありなんとうなずける。
地の文の不要なまでに細かい描写と、言葉足らずな描写が交差するところなどはこちらの業界に見られがちな傾向である。
話は丸く収まったが、全体的に大きなイベントに欠けているので、ほとんど顔見せに近い内容となってしまっているのが不味く思える。
これがシリーズの一巻なら問題ないのだけど、一冊で終わらせるとして、最後に持って行くにはストーリーが弱かったかなと。
読み終わって、面白かったとも思うのだけど、そうした手際の悪さから星三つ半が妥当かなと判断した次第である。
-
これを読むならオズと魔法使いを推します
-
サクッと読めるタイプの作品。但し特に問題解決とかはない。結局は欠点だと思ってることでも実は見方変えたらそんな大きな問題じゃなくて、だから気にしすぎることはないということなのかなと。とりあえずテラが好きだ。しかし後半に行くに連れてテラ、女性恐怖症克服してないか?
テンポ良く読めるちょいラノベチックな、ハーレムエンドな妖怪モノ、というところかもしれない。 -
-