魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 350
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198937751

作品紹介・あらすじ

水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主。「竜宮ホテル」で猫耳のひなぎくと生活をスタートさせた。穏やかなクリスマスをむかえる竜宮ホテルに、またも珍客が? 街角の歌うたい愛理と、謎のたびをする魔法使い佐伯老人の物語!

感想・レビュー・書評

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  • とっても、素敵すぎて。ちょっとセンチメンタルな、幸せな、読後感。
    クリスマスのサンタさん、やっぱりいるよね。

  • ひなぎく。私はマジシャンー魔法使いだ。魔法使いは嘘をつく。そういう職業だ。だから、だまされてはいけないのだよ。

  • 主人公の響呼さんは、小説家で、この時代でもまだ神秘と不思議と魔法が息づく、風早の街に住んでいます。
    前巻で、突然猫耳の女の子が押しかけてきて、しかも彼女は自分を「お姉様」と呼ぶ。なんのこっちゃ!?と思っていたら、彼女は響呼さんにとって、とっても大切な人の思い出を運んできてくれたのでした。
    今回は、二人が竜宮ホテルですごして、あっという間に初めてのクリスマスがやってきた。素敵なクリスマスを過ごせるかな?というお話でしたが、響呼さんという主人公が、小説家であるがゆえに、まるで作者のクリスマス時期の多忙っぷりを見ているようで、もうほんと、私たち読むだけですみませんって気になってしまいました笑。
    それにしても、この本も、日本の何処かを(架空の)舞台にして描いているし、別に響呼さんも、他の竜宮ホテルの面々もクリスチャンではありませんが、クリスマスってなぜか人に優しくしたいと思う時期ですよね。
    それは、昔自分が子供の時に、優しくしてもらった思い出が沢山あるからかもしれないな。私も含めて、そういう子供はとても幸せですね。
    愛理さんという動物霊に好かれやすい女の子が本作にもでできますが、彼女はほんとに優しい人なのに、実母に虐待されていた過去を持っている。
    その後預かってもらった親戚の家が、温かかったのか、彼女はとても明朗快活な女性になって、生き生きと暮らしています。
    大切な誰かを愛することが、難しいということは、とても悲しいことだし、なぜそうなってしまうのか分からない、分からないということは、とても傲慢な気がする、と響呼さんも言っていました。
    傲慢…そうですね、結局幸せってことだからね。でも、人に分け与えることができるだけの、何かがあるなら、それで充分じゃないかと思いますね。
    響呼さんの場合は、自分の書く小説なんでしょうね。望まれて美しい夢物語を沢山書いている。その中で彼女も葛藤しています。
    私はこれだけじゃないのに…と思うこともある…ということを霊のことりちゃんも言ってましたけど、私から言わせれば、誰かに必要とされるだけで、すごーく幸せだと思います。
    いつか、忘れられてしまう儚い思い出も、本も、タレントも、今はとても輝いてる。そして、誰かは、もしかしたらずっと覚えてくれているかもしれない。そんな人がたった一人でもいてくれたら、いいなぁ。
    私にとって、そんな何かってあるかな。そんな風に、自分の中をもう一度見直してみたくなりました。

  • 読み終わりました!
    今回はクリスマスバージョンでした(〃ノωノ)

    間に合って良かったです♡
    クリスマス気分が味わえて、読んでいる私もとても楽しかったです♪♪

    114ページ。。やっぱりあの人が,。・:*:・゜’( ☻ ω ☻ )。・:*:・゜’
    と当たっていて嬉しかったのを覚えています。
    これからどうなるんだろうとワクワクしながら読んでいました☆

    現実も実際に外を歩いてみたら、町中がもうすでにクリスマスモード////
    飾り付けがしてあったり
    樅の木のツリーが置いてあったり。。プレゼントを考えたりexc...

    ワクワクしますよね♪こういう雰囲気…  好きです(#^^#)


    初クリスマスを体験したひなぎくちゃん。。
    読んでいると、
    春には満開の桜の下で皆んなでお花見…

    夏には夏祭りに花火大会。。などなど
    (ちょっと響呼先生と寅彦さんの恋模様もあったり)

    ひなぎくちゃんに、
    いっぱい初物を経験させたいなと思ってしまいました(≧ω≦。)
    初めてなことばかりなので、
    目キラキラさせて楽しく過ごすだろうな♡と目に浮かびます!

    初恋という人も出来たらどうなるかな…なんて////
    という想像もしてしまいました(笑)


    第二話も第三話も素敵なお話でした。
    197ページからはもう泣きそうに目がウルウルとなりました(´;ω;`)ウゥゥ

    言葉一つ一つがストンと落ち。。
    愛理さんのエピソードも胸に沁みました…

    218ページの響呼さんの言葉にはグッときました。
    236ページの『いいたいことはいい、想いは伝えてほしいの。-ううん、先生に限らず、この世の誰にも、ことりんみたいな気持ちになってほしくないなあ。大事なことは死ぬ前に気付かなきゃね』も。。


    ほんとに裏表紙に書いてある通り、奇跡と魔法の物語だったなと
    心があったかくなりました♡

    ひなぎくちゃんの成長も気になるし
    響呼さんと寅彦さんの進展も気になるし。。

    いつかまた世に作品が生まれてきたら、
    続けてまた読んでみたいなと思いました(〃▽〃)ポッ


    あと最後に…あとがきを読むまでは
    表紙の女の子のことをひなぎくちゃんだと思っていました。。
    バラのピンをつけていて、お洒落になったな~かわいいなぁと

    改めて気付くと、猫耳がないことに気付きました。
    勘違いをしてしまいすみませんでした(>_<)

    第二話のことを思い出していたら
    そのことにやっと気付いた次第です(^_^;)

    表紙。。とってもかわいいです♡猫ちゃんも////


    新刊のルリユールの小説まだ読んだことないのですが…

    この巻でルリユールの話が出てきたときは、
    もしかして安斉先生と奥さんのエピソードって。。という勝手な想像をしてしまいました(照笑)

    もしこの予想が当たっていたら、
    ひょっとして繋がってる??なんて不思議な気持ちになりました(〃ω〃)


    違うのかな?真実はどうなのかな////
    ルリユール読みたくなりました♡当たってたら嬉しいな。。

    違っててもどんなお話なのか気になります!!
    いつか読んでみたいなと思いました。

  • 「竜宮ホテル」の続編です。
     
    主人公の水守響呼に村山先生の姿を重ねつつ読みました。

    クリスマスの時期に読むと、しっくりくるかもしれません
    相変わらず妖怪猫耳少女ひなぎくちゃんは可愛いです。
    ゆっくりと流れる時間の中で、ファンタジーな世界が広がる感じに、ほっとします。
    誰もが幸せでありますように。
    作者の思いが込められている気がしました。

  • ずっと楽しみに待っていた『竜宮ホテル』の2冊目は、全部クリスマスのお話です。

    新しいキャラも登場して、賑やかになる竜宮ホテル。
    安斎先生大好き!キャシーも可愛い。
    後、他の幽霊たちは、そうは思わないのに、ことりんには、笑顔で成仏して欲しいです・・・。
    今回は、佐伯さんや愛理を、もっと深く知る事が出来、ますます好きになりました。

    この世界には、人を強く呪う感情があり、死んでからさえ、悪霊になってしまったりもするけれど・・・
    でも、誰かを大切に思う気持ちが、何より一番強いんですよね。

  • やっぱり遠田志帆かな?

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    「水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主。「竜宮ホテル」で猫耳のひなぎくと生活をスタートさせた。穏やかなクリスマスをむかえる竜宮ホテルに、またも珍客が? 街角の歌うたい愛理と、謎のたびをする魔法使い佐伯老人の物語! 」

  • 村山早紀さん「竜宮ホテル 魔法の夜」読了。響呼と竜宮ホテルで暮らすひなぎくが待ちに待ったクリスマス。優雅にドレスアップしてパーティー会場に行くと、そこには幻のライオンを連れた少女が。。1話目は珍しく呪いの魔術に関するお話。嫌なキャラの登場と響呼の読書好みがわかり、新鮮でした。2話目は元アイドルの幽霊の物語。意外な展開と翼のある“にゃんこ”が可愛かった。この巻も、ひなぎくと白い獣が個性的で良い味出してます。まだ、シリーズがあるので、残りも読みたい♪

  • 【あらすじ】
    水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主。「竜宮ホテル」で猫耳のひなぎくと生活をスタートさせた。穏やかなクリスマスをむかえる竜宮ホテルに、またも珍客が? 街角の歌うたい愛理と、謎のたびをする魔法使い佐伯老人の物語!

    【感想】

  • クリスマスのお話が2本収録された、竜宮ホテルの第2巻。
    前編では風早の街にゆかりのあるクリエイター達のパーティのお話。
    会場では、新たな登場人物となる先生と、マジシャンで女優のキャシーと出会う。
    後半にドキドキする展開となるが、終わりはホッとするので良かった。

    後編では竜宮ホテルでのクリスマスの様子。
    新たにアイドルの幽霊が登場し、愛理の不運の正体が明かされる。
    愛梨とペルのお話も、オバカを演じるアイドルのお話にもに涙目。
    羽根の生えた猫の守護神、いいなぁ。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2020年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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