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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198937874
みんなの感想まとめ
死神が見えることで、人生や死について深く考えさせられる物語です。主人公たちは、死の訪れを前にして悩みを抱えながらも、自らの生き方を見つめ直していきます。特に、冴えない中年男とその周囲の女性たちの葛藤は...
感想・レビュー・書評
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わたしは死神。
人が死ぬ時に、魂を死後の世界に連れて行くのが仕事です...
島野と言う冴えない男性、実は、彼は、、、
死神が見えてしまった2人の女性。
自分の命をかけて、もうじき死が訪れる知り合いを助けるのか?
それとも、、、
なかなか悩ましい問題ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。今、わたしがここにいるのは、あなたか、あなたのそばにいる誰かが、もうじき死ぬからなんですよ…。憧れの男性の婚約者が死ぬという妄想に囚われてしまったOL多美。窓際族の総務部主任島野に悩みを打ち明けると、存在感の薄い中年男は、奇妙なことを言い出した―。感涙の不思議ミステリー。 (BOOK データベースより)
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死神が見えてしまった人たちのお話でした
生きているけど 積極的に生きていない
それって緩慢に死に向かっているのでは?
それって生きているっていえるの?
そんな主人公たちの
再生のお話でしたね
死神さんがでてくるお話は大好きです
とても おもしろかったです -
人は心の中に いつも「澱」を持っている。特に若い頃は「どうして私ばっかり」と心をゆらし 濁らせてしまう。そんな主人公たちが少しづつ 変わっていくという物語。
主人公は自分の心で作り出す 細い細い清流で 変化してく。 変化していくには
その方法しかない。 -
死神が見えてしまった人のお話
死が近づいていたりすると、死神が見えるらしい
鳥野と名乗る死神が見える多美と麦穂
同じ会社の人たちも鳥野と会話をしたりしているが、他の人が話しているという認識をさせているだけで、実際には他の人には認識されていないという
それよりも、死神は人が死ぬときに魂を死後の世界に連れて行くのが仕事
死神が見えるというという事は、自分か身近な人がもうじき死ぬ場合
多美は憧れの男性がいたが、その婚約者が死ぬ妄想に囚われてしまう
そのせいで本体の運命が変わったため、多美に突きつけられる究極の選択
麦穂は貧乏が嫌いで、高収入の人と結婚して有閑マダムな生活を送りたいと思っていた
しかし、今の生活はどうかというと、自分は恋人と言い聞かせているがほぼ愛人状態
仕事も熱を入れているわけではなく、自分にも才能があるのではと思って投稿している小説も一次審査すら通過しない
そんな中、同じ会社で自分よりも見た目が悪い地味な女性が小説の賞を受賞してデビューしてしまう
最後まで読むと、鳥野という存在がどんなものなのかわからなくなる
伊坂幸太郎の「死神の精度」の設定の死神よりは人間に対して干渉してきている
それもいい方向に
ダイエットと称して、毎日おにぎりしか食べない女性
うーん、消極的なアレというのは現代において結構問題な気がする
セルフネグレクトは男に多いけど、これはさらに酷いやつか?
ただ、自分の思うことは自分だけの問題であって、その事で人に非難されるのは筋違いですよね
あと、運命の綱引き
自分が綱を引いたとしても、相手に気を使う必要もない
まぁ、どっちが勝ったのか負けたのかもまた人それぞれですしね -
恋愛や仕事がうまくいかず、閉塞した日々を送る
2人の女性の前に現れた「死神」。死と向き合った
時、生きることの実感と歓びを知るのかもしれない…。
おとぎばなしをモチーフに描く寓話的ミステリー。 -
死神のキャラとしての魅力が無い。 平坦で感情が希薄なのに普通の人の変な取引に乗るとか、色んなヒント出したり。1話づつ別タイプの死神にしてもよかったような。一人(綱引き)にそんなに時間割けるなんて、死ぬ人が少ないのか死神が異常に多いのか。小説のデビューで命取られるって、ちょっとね。
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「死」が身近に迫ってはじめて、「生」を実感する・・・お話が言わんとすることは、なかなか深い。
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「窓際の死神」を改題して文庫化したもの。
「窓際の死神」は既読だったが、読みやすかったのでこの文庫も読み終えた。 -
H26/11/7
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【収録作品】おむすびころりん/舌きりすずめ
『窓際の死神』(新潮文庫)を改題。 -
悩みを抱えた若い女性の目の前に、突然死神と名乗る中年男性が現れる。
この死神は、万能ではないので事前に死ぬ相手がわかっているわけではない。なので、時には「あなたが死ぬはずだったんだけど、他の人と運命が入れ替わった。でも、その相手はわからない。」と告白したりもしちゃいます。出会った女性は、死神と出会うことで自分の人生について向き合うようになり、隠されていた自分の気持ちに気づいて成長していく。
そこそこ面白かったけど、挟み込まれているショートストーリー(子どもと死神のやりとり)の意味があまり良くわかりませんでした。 -
201402/死神の設定や物語の構成(章立て)がしっくりこなかったけど、柴田さんの書く、弱さもあるけど認めた上で力強く生きようとする女性像に励まされる一作。
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死を意識することで
生きることを確かめられる。
著者プロフィール
柴田よしきの作品
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