孤独な週末 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2014年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198938260

みんなの感想まとめ

多様な人間ドラマが織りなす短編集で、各編は独立した物語ながらも、共通して人間の内面や社会の暗い側面を描いています。「孤独な週末」では新婚早々の嫉妬や殺意、「少女」では予期せぬ悲劇が展開され、登場人物た...

感想・レビュー・書評

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  • 短編集です。一言で言えばこんな所だろう。
    「子供は自己中心的」
    「10代は繊細」
    「中年の現実逃避」
    「力は人を変える」

  • 4編の短編集!
    表題作「孤独な週末」
    「少女」 
    「尾行ゲーム」 
    「凶悪犯」
    それぞれ独立した小説で連作性はない。
    赤川次郎さんの作品か?と感じる様な短編集で、
    おそらく初期の作品だろうけど読後感があまり良くない。
    最後に「凶悪犯」を読んだからかもしれない。これだけは最悪!

  • 「孤独な週末」小杉の再婚相手、紀子は夫の急な用事により新婚早々小杉の子正実と二人っきりで三日間過ごすことになった。正実は父親を取られたという嫉妬で、紀子を殺そうと試みる。スティーブン・キングのよう。
    「少女」中年男笹原は少女に買春の誘いを受け、話だけをして帰る。だが家では妻が殺されていた。気が動転した笹原はその場を逃げてしまい警察に追われる。やがて、妻の浮気相手だった容疑者が捕まる。少女はその容疑者の恋人で、笹原に罪をきすため、また自己のアリバイのためのうその証言を頼まれていたが、笹原を思い、真相を語る。
    「尾行ゲーム」気まぐれな尾行を休日の密かな楽しみとしている花村は、その日、不思議な行動をとる女を尾行する。やがて、女の入っていったマンションで殺人事件があったことを知り、女に接触する。女は殺人を認めるが、実は真犯人のおばを守るための嘘であった。
    「凶悪犯」特別狙撃部隊の三人は閑職であり、大事件が起こることを心待ちにしていた。そこへ、人質を持った立てこもり事件が発生。犯人は人質の説得によって自首することを決めるが、存在を誇示したい狙撃隊は犯人を、そして目撃者たる人質をも射殺するのであった。これはへどが出る作品。昔はハッピーエンドを無性に嫌っていたけど、後味が悪いってのは、よくないんだな。というより、無理やり陰鬱な落とし方を狙うあざとさがいやだな。後味の悪さって言うのは、ただ親を困らせることが目的の、そういう子供のようないたずらのことだ。内容よりも作者の悪趣味に腹が立つ。

  • 一つ一つの話の最後に「なるほど」とか「面白い」とか毎回思わされるし、妙に感動したりする事もある中、最後の話だけは「うわ…ないわ…」ってなった。社会の闇というか、人間の闇というか、とりあえず後味が悪かった。面白いのは面白いけど、なんだかなぁって感じ。

  • 「孤独な週末」
    三日間の間に行われたいたずら。
    11歳にしては、考えることがすごすぎないか。
    自分より年上に対して一歩先以上の立ち回りなんて、中々出来ることじゃないだろう…。

    「少女」
    騙されついていった先は。
    彼女の言う通り彼は相手のことばかり考えすぎではないだろうか。
    もう少し自分のことも気を使って行動したほうが、身のためではないのでは。

    「尾行ゲーム」
    偶然目にした人物を尾行して歩く。
    あんな事に巻き込まれても辞めれないとは…。
    スリルを楽しむのもいいが、もしバレた時はどうするのだろうか。

    「凶悪犯」
    スーパーに現れた凶悪犯。
    いくら自分たちの職が無くなるか危ういからとはいえ、やっていい事悪い事はあるだろう。
    この人たちこそ、凶悪犯ではないだろうか。

  • 図書館に返す前に読み切ろうと慌てて読んだからあまり集中できなかった。
    最初の話し、どうなるのかと思ったらハッピーエンド。
    拍子抜けしつつ、嬉しかった。
    ーーー
    結婚草々、夫の前妻の息子・正実(11歳)と二人きりで三日間過ごすことになってしまった新妻の紀子(24歳)。夫を送り出し外から戻ると家のドアに鍵が。どうにか家に入り、正実に声をかけても返答がない。やがて“いたずら”はエスカレート。室内にガスのにおいが立ちこめてきたーー。夫に連絡しなきゃ! でも電話が通じない! 正実はなぜそんなことを? まとわりつく殺気。ミステリー傑作集。

  • う〜ん。
    オムニバスは読みやすいですが、『凶悪犯』はちょっと嫌だなぁ…。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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