荒野に獣 慟哭す 獣王の章 (3) (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2014年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198938598

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

愛する恋人を救うために獣化兵の御門周平がメキシコに渡り、利権争いに巻き込まれる中で、緊迫した心理戦が繰り広げられます。本巻では、戦闘アクションが控えめである一方、敵味方の複雑な背景や駆け引きが丁寧に描...

感想・レビュー・書評

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  •  愛する恋人を救うため、獣化兵の御門周平は、メキシコに渡る。そこで油田の利権争いニ巻き込まれ、敵味方入り乱れての駆け引きが繰り広げられる。

     本巻では、1・2巻に比べ戦闘アクションは抑え目だが、その分獣化兵を巡る敵味方の背景や駆け引きが描かれ、心理的な緊張感を感じさせる展開でした。

     また、今まで以上に御門周平の人間としての理性が試される場面が見られ、同時に過去の自分を探すという厳しい生き方を迫られる感じがしました。

     愛する恋人を無事救えるのか、御門自身に人間としての救いは訪れるのか、次巻も楽しみに読んでいきたいと思います。

  • 小説

  • 舞台はメキシコへ。
    ジャングルの聖地を守ろうとするラカンドン族の組織メッツァボック、ジャングルに埋蔵された石油を狙うオイルメジャーと組んだ薬師丸法山、オイルメジャーと利権を争う土方グループの三つ巴の企業戦争の様相を呈してきました。
    新たな登場人物としては土方グループ総帥の非嫡子の土方元、メッツァボックのチャン・キンの息子ツァ・コル、ジャングルでラカンドン族らしき人々の儀式を見たがために追われるTVディレクターの輪島が新たに加わりさらに事態が複雑に。
    その中で竹島丈二の記憶をわずかながら取り戻した御門が過去の自分とどう向き合い折り合いをつけてゆくのかが気になります。
    そして序章で追われ、巻末に神経をすり減らしたぼろぼろの姿で再登場した輪島が次巻早々に殺されたりせず無事日本に帰れることを祈ります。…何だかこの人は生き残れそうにない気がして気になります。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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