銭とり橋 高瀬川女船歌 三 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2015年1月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784198939298

作品紹介・あらすじ

故郷の川にかかる粗末な丸太橋をかけかえようと、長らく托鉢を続ける僧の普照。苦労の末に集めた金は十両。が、その金をならず者たちに奪われてしまったのだ。失意の普照を助けようと、高瀬川界隈で評判の居酒屋「尾張屋」の主人・宗因が一肌脱ぐことに。大店の主たちが金を出そうとするが、本人は申し出を拒否するのだ……。
人間の気高さと愚かしさ。市井に生きる人々の哀歓を描いた人情時代小説の傑作シリーズ!

感想・レビュー・書評

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  • 6つの話が、書かれているが、皆つながっている。
    澤田ふじ子さんの『木戸の向こうに』も良かったし、公事宿事件書留帳シリーズも、菊太郎が、活躍するのが、好きである小説である。

    この高瀬川女舟歌シリーズ3も、昔の今日の町並みの背景などが、良く分かるように、書かれている。
    四条大橋も、勧進聖の活動で、費用が、賄われた勧進橋であったとか、、、祇園社の参詣道にあたるので、祇園橋とも呼ばれていたなど、、、京都、大阪、東京に、しても、川が、人や物流を運ぶのに必要であり、地を行くには、橋が、必須で会ったので、橋を架けるには、大変な費用と、動力が、行った事であろう。

    題名と同じ、最後の『銭とり橋』は、編集者と、一問答あったのだろうけど、作者にとって、気合いの入った作品だった事と、思う。

    作品は、京の繁華な川の街筋で、繰り広げられる人情と、その当時の生活の日々が、描かれている作品である。
    さてさて、僧の普照は、生まれ故郷の川にかかる粗末な丸太橋を托鉢で、流されないような橋を架けるために、毎日歩きまわるのけど、なかなか、費用を賄う金額には、ほど遠いし、せっかく集めたお金も、奪われたりしてしまう。
    そこを、元武士の居酒屋の主人の宗因や、角倉会所、等の人力寄って、橋がかけられるのだが、、、その後、普照は、どうするのだろうか?
    第4に、期待しよう!

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著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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