- 徳間書店 (2015年5月1日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784198939694
作品紹介・あらすじ
目が覚めると、そこは病院で、母と名乗る女性がいた。しかし、何も憶えていない。自分の名前すらも……。どこかで殴られて記憶を失ったらしい。不安定な日々のなか、実父と同居することになり、義兄と義妹たちと対峙することになった。おまけに、恋人が現れたり、実父の遺産を相続することに……。
史実を絡めたミステリや、ドラマ「作家六波羅一輝の推理シリーズ」「邪馬台国はどこですか?」などの原作で人気の著者の書下し。
みんなの感想まとめ
記憶を失った女性が、次々と現れる「恋人」や「夫」と名乗る男たちとともに、実父の遺産相続を巡る複雑な人間関係に巻き込まれる様子を描いた作品は、怒涛の展開が魅力です。著者独特のあっさりとした文体は、登場人...
感想・レビュー・書評
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読んでる最中はどうなるのか、読み進んだけど最後はふつう。何か展開が欲しかったかな。
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セリフばかりなのですんごい早く読み終わった。
なんていうか、後味が悪い…。狂った考えの人間が多い。 -
暴漢に襲われ記憶喪失をなくしてしまった主人公のもとに「自分が恋人だ」と言う男性二人と、「自分は夫だ」と言う人が一人現れます。途中主人公を狙うストーカーと、主人公の遺産を騙し取ろうとする人物の存在が明らかになり、誰が恋人で、ストーカー、詐欺師なのか、そして暴漢の犯人は…という展開が繰り広げられていきます。
母親と名乗る女性まで怪しく見えてしまう含みを持たせた描写は巧いと思いましたが、記憶を取り戻すための手掛かり集めが著者の都合良くおかしな方向に進んでいきますし、早い段階で遺産相続絡みの問題だと考えていた警察の捜査も進展せず、フラストレーションを感じてしまいました。面白い話だっただけに残念です。 -
暴漢に襲われ、記憶を失った女性に
次々と「恋人」や「夫」と名乗る男が現れる。
さらに、主人公を婚外子として認知した大金持ちの、
遺産相続も絡んできな臭い話が展開していく...
という粗筋だが、何というか...赤川次郎ばりに
次から次へと「これでもか」と事件が起きる
「怒濤の展開」(^ ^;
これを鯨氏独特の文体で書かれると、
何とも不思議な魅力のある作品に仕上がる。
鯨氏の書く本は、誤解を恐れずに言うと
「粗筋を読んでる」っぽい印象を受ける。
登場人物のセリフがとてもあっさりしていて、
心象の補足や、時にツッコミを地の文で入れる、
という文体がそういう印象を与えるのだろうか。
セリフがあっさりしているので、
登場人物によって微妙な口調や口癖の使い分けもなく、
ある意味「リアリティがない」とも言えるか。
情景描写も「デジタルな」印象で、
繊細な目線や細かい季節感などはあまり感じない。
これだけ書くと「悪口」みたいに見えるかもだが、
この粗筋っぽさは「とても映像化しやすい」
とも言える気がする。
実際に鯨作品はよくテレビドラマ化されてるようだし(^ ^
本として読んでいるときも、あっさりしている分
「読者が勝手に登場人物や舞台を想像できる」余地がある。
「文学として完結いて感動できる」というより、
「読者のイマジネーションを刺激する」読書体験。
これはこれで中々の快感だと思います(^ ^
で、この作品も、「怒濤の展開」で盛り上がると
「ここでコマーシャルだな」みたいに、
いつのまにか脳内で勝手に「二時間ドラマ化」して
読んでいる自分に気づいたりする(^ ^
最後の最後がちょっと強引で、無理繰りまとめた、
という感じがしなくもないので、★三つ(^ ^;
例によってミステリなので、あまり細かく内容を書けず。
あしからず(^ ^;
著者プロフィール
鯨統一郎の作品
