究極の純愛小説を、君に (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2015年6月5日発売)
2.91
  • (3)
  • (12)
  • (23)
  • (9)
  • (7)
本棚登録 : 172
感想 : 21
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784198939755

作品紹介・あらすじ

富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。いったい何故? 殺戮者の正体は? この理不尽かつ不条理な事態から、密かに思いを寄せる少女・美優を守る! 部員の八木剛は決意するも、純愛ゆえの思いも空しく……!? 圧倒的リーダビリティのもと、物語は後半、予測不能の展開を見せる。失踪の調査対象“八木剛”を追う保険調査員琴美がたどり着いた驚愕の事実とは!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ’22年1月27日、読了。浦賀和宏さんの作品、三作目。

    正直、…前2作と比べて、これはイマイチ、と感じました。やたらと長く感じたし(実際、読み終わるのに数日、かかりました)、ちょっとツイストしすぎかなぁ、と…。

    でも、やはり普通じゃないな、この感じ。次、どれを読もうか…楽しみなのも、正直な気持ちです。

  • AIに似たアルゴリズムに作中作を書かせるという発想はユニークであるものの、作中作中作まで登場して後半にならなければ全容が把握できない構成はややこしく、途中で読み進めるのがしんどくなった。
    最後まで読んでもスッキリ感には程遠く、疲れが残る作品でした。

  • 話の展開の仕方に違和感を感じていましたが、最後の最後で納得。そういうことでしたか。
    この作品の設定、発想が独創的でとても面白いと思いました。

  • 「信じて飛び込めばいい」
    ー宇野

    純愛というタイトルなのに前半の樹海でのグロい描写やストーリーの進め方に戸惑い、読むのに時間がかかったが後半から巻き返し勢いで読めた。

  • 肌に合わないなーと思いながらも松浦純菜シリーズ全部読んでて良かった!
    相変わらずこの人の発想は面白いなー。

  • 意味不明でしたけれども、著者のファンなので頑張って読み切りました…(!) 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    この小説の行動的な問題などは取り上げているブログなどがあるので、そちらを参考に納得感を得ようと試みました…←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でも、そこまで面白みは感じませんでしたけれどもねぇ…構造によって読者を面白がらせようとしているのかもしれませんが、肝心のドラマの方がそっちのけ、という感じでしょぼい出来でしたね…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でもまあ、作中でエヴァだのハルヒだの(笑)僕が観たこと聞いたことのあるタイトルが出てきて、なんだかなぁと思ったのもあり、浦賀さんもこういう作品観てるんだ! という嬉しい思いもあったのでした…(!)

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 究極の純愛とは一体どんなものだろうかと気になりながら読みました。
    思っていたものとは違った方向性でしたが、これはこれでハラハラドキドキして面白かったです。
    おそらく、好きな人が違ったからデッドロックになってしまっていたんですかね…?
    悲惨なラストを何度も迎えたからか、最終的にはハッピーエンドになって良かったです。

    あくまで個人的な意見ですが、浦賀和宏さんは同じ分厚さで『姫君よ、殺戮の海を渡れ』という本を出版されているのですが、純愛モノで、わたしはそちらの方が好みでした。

  • ミステリーとしてしっかり作られている部分もあり、色々楽しんで作ったのかなと思える仕掛けが沢山。最後まで読んで冒頭読み直すとなるほどと。

    2023/4/29読了。

  • 2016年11月12日読了。
    2016年98冊目。

  • 珍しい書き方の本でした。
    なれてない人には疲れるかも。おもしろかったですよ。

  • 思ってた以上に面白かった。
    パニックホラーみたいなのが読みたいと思って選んだ本だったから、そこも満足出来たし、その割に後味悪いところは全くなかったから、良かった。

  • サウンドノベルを彷彿とさせる内容。
    ただし途中で選択肢があるわけでなく初期設定しか変更できない(¯―¯٥)
    眠くなる小説でした(¯―¯٥)

  • .
    <あらすじ>
    7年間行方不明の八木剛。
    当時24歳で、高校時代の友達と樹海に旅行に行くと言って出て行ったっきり。
    八木剛の母・法子は、息子は死んだと失踪宣告を申し立て、保険金を請求した。

    八木剛の生死を調査することになった保険調査員・琴美。
    その中で、八木剛は2年間まで小説家として生きていたことが判明する。

    失踪した7年前から2年前までシリーズ物を出版。
    ペンネームは浦賀和宏。
    最後の作品名は『生まれ来る子供たちのために』
    ※作者本人が過去作・松浦純菜シリーズ(主人公の名は八木剛士)

    さらに調査していく中で、八木の高校の同級生・矢沢も八木について調査していることが判明し、琴美は矢沢と接触する。
    すると矢沢からとんでもないことを聞く。

    八木は2年前に樹海に行って死ぬと言ったきり音信不通である。
    八木について聞き込みをしていたのは、八木を探していたのではなく、八木のパーソナルを知るためだった。
    小説家・浦賀和宏の性格というか、
    文章を書く能力をアルゴリズムにして、
    本人がいなくてもいくつかの設定を入力するだけで自動的に小説が出来上がる、、、
    『ウラガシステム』を開発するためだった!

    八木は2年前まで生きていたことが判明し、死体も発見されてないので、琴美は母の法子に保険金は払えないと報告する。
    そしたら逆ギレした法子が琴美を包丁で殺そうとするが、そばにいた矢沢のお陰で助かり、法子は警察に逮捕される。

    後日、ウラガシステムのことが気になっていた琴美は矢沢のもとを訪れる。

    ウラガシステムはうまく動作していなかった。
    小説作成を何回試しても、松浦純菜シリーズのようなバッドエンドにしかならず、ハッピーエンドの作品が作れない。
    そこで琴美は設定を変える助言をした。


    <オチ>
    ウラガシステムは成功し、出版したらベストセラー!
    マスコミのおかげで八木が潜伏先から姿を現す!
    琴美は矢沢とイイ感じの仲に。。。


    と作品が終了し、最終ページで、
    この本自体がウラガシステムが完成し書いたハッピーエンドの決定稿でした!ってオチ

  • 部活の合宿のため樹海に訪れた高校生たちが、謎の殺人鬼に次々惨殺されていくホラーサスペンス。……だと思っていたのに、まさかこんな話だったとは! このホラーサスペンス部分だけでも充分に楽しめるので、一冊で二度おいしい感じもします。
    そうかあ、タイトルの意味はそういうことだったのね。個人的にはバッドエンド愛好者なのですが。これだけチャレンジしても駄目なら何が何でもハッピーエンドにしてあげたくなっちゃいますよねえ。
    しかし。作中で出てくる作品ってもしやあのシリーズ? うわ、まだ読んでないや。ひょっとしてラストだけ知っちゃった?

  • こわーいこわいこわい前半はホラー小説的
    ホラー嫌いグロ系嫌いこれどこに向かうのかわかんないでも気になるでも読みたくない
    じゅんあい小説ってこわいーー
    ホラー映画にそんな法則があったなんて知らんかった

  • 浦賀和宏の長編。
    二重構造のストーリーを、叙述的なミスリードも交えて読み手を迷わせる、トリッキーなミステリ。
    この構成も、どこか冷徹な感じがする人物描写も、よくも悪くもいかにも、なメフィスト作家のメフィスト作品だと思った。
    ページ数が多い割に、有効に使えておらず、パートごとに過不足を感じたのがマイナス点。
    3-

  • まずは、恋愛小説だと思って、手に取らないこと!
    著者は"浦賀和宏"さんですよ!

    ジャンルとしてはSF/ミステリー/ホラー。
    個人的イメージは、著者の『時の鳥籠』と『記号を喰う魔女』と、野崎まど『小説家の作り方』を足した感じ。
    松浦純菜シリーズを読んでいると、細かいところでちょっと楽しめるかも。逆に知らないと評価は星3.5くらい。
    この本のおかげで松浦純菜シリーズ文庫化とか……ないか。

  • 樹海のペンションに合宿に来た文芸部員たちを襲う殺人鬼の話から,怒涛の超展開。
    主人公の名前から感じる期待感とか,過去作品要素をあちこちに盛り込んだ展開とか,自虐ネタとか,楽しめる要素は沢山あったのだが・・・。
    とりあえず読み終わった感想は,「えぇぇぇ!!!!????」

  • 前半の文芸部の富士樹海合宿で高校生が次々と殺戮されるという展開に一種のホラー・スプラッター・ミステリーなのかと思ったのだが、物語は意外な方向に進む。

    準備稿、改訂稿、決定稿と三章の構成に著者が実名で登場するなど、読み手を混乱させ、混沌とした迷宮へと誘うのだが、結局は実験小説的な作品だった。まるで著者がこの作品の中で小説を仕立ててしまおうという意図があるかのような楽屋落ち的な作品なのだ。

    浦賀和宏のような才能のある作家なら、ストレート勝負をしても良かったのではないだろうか。

全19件中 1 - 19件を表示

著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浦賀和宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×