帝冠の恋 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 81
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941444

作品紹介・あらすじ

かつて「日没のない国」と謳われた神聖ローマ帝国を継ぐオーストリア帝国を治めるハプスブルグ家。
その第二皇子に嫁いできた美しく聡明な王女ゾフィー。
彼女が思い描く夢のような生活とは裏腹に伝統と格式の重みがのしかかる。
そんななか宮廷でフランス革命の申し子とも言うべきナポレオンの息子フランツと出会う。
変革の波が押し寄せる19世紀のヨーロッパの宮廷を舞台に、大藪賞作家が描く史劇。

感想・レビュー・書評

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  • 知識も興味もほぼないままでしたが最後まで読めました。文章が読みやすいからだと思います。もっと自分の知識を増やして違う視点で再読したいなぁ。コバルト版を読んでみるのもアリかも?

  • コバルト版に加筆修正してあり多分こちらの方が読み応えあるかも。ナポレオン後のオーストリア宮廷を舞台にしたヒストリカルロマン。ロマンス物はあまり好きではないけど、うるっと来てしまった。どの辺まで史実なんだろ?と思って調べたら、主人公のゾフィー大公妃が死後、ナポレオンの息子フランツと次男マクシミリアンの遺骸の間に安置されたというので、多分もしかしたら…本当なのかな?

  • ミュージカル エリザベートの姑、ゾフィーの話。オーストリア ハプスブルク家の皇帝の第二王子に嫁いだ後で出会った運命の恋の相手は、異国の地で軟禁招待で孤独に生きるフランス ナポレオン1世の息子だった。
    他の第二次世界大戦前後の東欧を舞台にした作品とは一風異なる、メロドラマだった。

  • 神聖ローマ帝国からオーストリアと名を変えたハプスブルク家の皇子に嫁いだゾフィー。聡明なゾフィーはメッテルニヒによって半監禁状態に置かれていたナポレオンの遺児フランツにこころを寄せる。そして、二人は激しい恋に落ちるが実るわけはなく…。
    エリザベートの姑としての意識しかなかったゾフィーだったので、フランツとの激しい恋を描いたこの作品は意外だった。ただ、時代設定は非常に興味あったが、少女漫画の域を超えない描き方に少しガッカリしたかもしれない。

  • 読み終わってしまったあー
    我慢と努力の中のつかの間の幸せとまたそれを失うことの繰り返し
    長い長い人生を必死で生きてる人たち
    なかなか難しいことばっかりで苦しいなあ

  • NHKラジオドラマ 青春アドベンチャー

  • 人物が魅力的で面白かったです。
    野心あふれる人で、こんなにも政治に食い込んでバリバリやってるのに、恋愛に比重が傾くのが、すごいなーと。
    須賀さんが書いたので読もうと思ったのと、エリザベートを別に読んでたから、気になって。

  • 恋、とタイトルにある通り他の作品と比べるとロマンスマシマシで、この頃のコバルトに最大限寄った作品だったな...と。
    これが人生でただ一つの幸せであったと、泣かないゾフィーに降る雨のシーンは今回も胸にこみあげるものがありました。あー舞踏会で踊る二人みてニヤニヤしたい。エステルハーツィ夫人になりたい。カールでもいい。

    これ以上糖度は増えないだろうとは思いつつ、コバルトじゃないんだし濡れ場の行が増えてやしないかとほんの、ほんのちょっとだけ考えてましたが、増えたのは麗しい双子描写のほかはメッテルニヒや少佐との会話シーンでした。ですよねー!(不満はありません念のため)

    ...宝塚で舞台化されないかな...。

  • おもしろかったけど、やはり
    コバルトで出したものなので、愛やら恋やらに重点がおかれすぎていて、もっとなんかこう・・・政治的な女性の側面を書いていてほしかった気がする・・・。
    このあとどうなったのか、気になるし。
    むしろこの若い時の恋よりも、その後夫とどう添い、子供に対してどう接していったか、恋の思い出をいだきながらも冷酷さを見せる・・・そっちの切り込み方のほうが好みかも。そして、それが描けない作者ではないのに、ともどかしさを感じました・・・。

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著者プロフィール

須賀しのぶ(すが・しのぶ)
1972年11月生まれ。埼玉県出身、上智大学文学部史学科卒。
1994年『惑星童話』」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し1995年デビュー。2010年『神の棘』で第13回大藪春彦賞候補。2012年『芙蓉千里』三部作によって第12回センス・オブ・ジェンダー大賞受賞。2015年『革命前夜』第18回大藪春彦賞受賞、第37回吉川英治文学新人賞候補。2017年、『また、桜の国で』で第156回直木賞候補、第4回高校生直木賞受賞。同年、『夏の祈りは』で「本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン」1位、「2017オリジナル文庫大賞」受賞。
第100回高校野球記念大会が開催されるメモリアルイヤーの2018年、『夏空白花』が刊行された。

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