帝冠の恋 (徳間文庫)

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  • 徳間書店 (2016年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784198941444

作品紹介・あらすじ

かつて「日没のない国」と謳われた神聖ローマ帝国を継ぐオーストリア帝国を治めるハプスブルグ家。
その第二皇子に嫁いできた美しく聡明な王女ゾフィー。
彼女が思い描く夢のような生活とは裏腹に伝統と格式の重みがのしかかる。
そんななか宮廷でフランス革命の申し子とも言うべきナポレオンの息子フランツと出会う。
変革の波が押し寄せる19世紀のヨーロッパの宮廷を舞台に、大藪賞作家が描く史劇。

みんなの感想まとめ

歴史的背景を巧みに織り交ぜた物語が展開され、19世紀のオーストリア宮廷での人間ドラマが描かれています。美しく聡明な王女ゾフィーが、伝統と格式に縛られながらも、ナポレオンの息子フランツとの出会いを通じて...

感想・レビュー・書評

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  • 知識も興味もほぼないままでしたが最後まで読めました。文章が読みやすいからだと思います。もっと自分の知識を増やして違う視点で再読したいなぁ。コバルト版を読んでみるのもアリかも?

  • コバルト版に加筆修正してあり多分こちらの方が読み応えあるかも。ナポレオン後のオーストリア宮廷を舞台にしたヒストリカルロマン。ロマンス物はあまり好きではないけど、うるっと来てしまった。どの辺まで史実なんだろ?と思って調べたら、主人公のゾフィー大公妃が死後、ナポレオンの息子フランツと次男マクシミリアンの遺骸の間に安置されたというので、多分もしかしたら…本当なのかな?

  • エリザベートの姑のゾフィーって、こんな人だったのかぁ…と。
    エリザベートに関する本はあるけど、確かに姑ゾフィーに関する本って、そうそう見ない。
    ライヒシュタット公だけでなく、メッテルニヒについても知りたくなった。

  • 今までエリザベート側からの本しか読んだことがなかったので、この本のゾフィーが新鮮です。
    なぜあんな性格なのか不思議だったけど、この本を読んで、フィクションであれとても人間的な魅力ある人物なのが、とても好ましく、だからこそ哀しい人だと思いました。

  • 舞台「エリザベート」を観たことがあるからだろうが、一つのミュージカルを観たような満足感があった。
    いい本だった。

  • ミュージカル『エリザベート 』が好きなので、姑ゾフィーの若かりし頃からを描いた本作は非常に興味深く読めました。
    いわゆる「先がどうなるのか気になる!」という面白さとは違った気がしますが、読みやすくて人物描写や歴史的説明も十分。この時代・立場での結婚の華やかさと切なさ、息苦しさが克明に描かれていて、最後まで興味を持って読むことが出来ました。

    どの辺りまでが史実なのか分からないのですが、ゾフィーの人生に触れ、次に『エリザベート 』を観る時は確実に印象が変わっている気がします笑
    (エリザベートでは強い姑という描写が主なので)

  • 歴史ものだけれども。
    自分の自由には生きられない、歴史の中の家に生まれてしまった人達のストーリーは、なんだかせつなかった。

  • ミュージカル エリザベートの姑、ゾフィーの話。オーストリア ハプスブルク家の皇帝の第二王子に嫁いだ後で出会った運命の恋の相手は、異国の地で軟禁招待で孤独に生きるフランス ナポレオン1世の息子だった。
    他の第二次世界大戦前後の東欧を舞台にした作品とは一風異なる、メロドラマだった。

  • 神聖ローマ帝国からオーストリアと名を変えたハプスブルク家の皇子に嫁いだゾフィー。聡明なゾフィーはメッテルニヒによって半監禁状態に置かれていたナポレオンの遺児フランツにこころを寄せる。そして、二人は激しい恋に落ちるが実るわけはなく…。
    エリザベートの姑としての意識しかなかったゾフィーだったので、フランツとの激しい恋を描いたこの作品は意外だった。ただ、時代設定は非常に興味あったが、少女漫画の域を超えない描き方に少しガッカリしたかもしれない。

  • 読み終わってしまったあー
    我慢と努力の中のつかの間の幸せとまたそれを失うことの繰り返し
    長い長い人生を必死で生きてる人たち
    なかなか難しいことばっかりで苦しいなあ

  • NHKラジオドラマ 青春アドベンチャー

  • 人物が魅力的で面白かったです。
    野心あふれる人で、こんなにも政治に食い込んでバリバリやってるのに、恋愛に比重が傾くのが、すごいなーと。
    須賀さんが書いたので読もうと思ったのと、エリザベートを別に読んでたから、気になって。

  • 恋、とタイトルにある通り他の作品と比べるとロマンスマシマシで、この頃のコバルトに最大限寄った作品だったな...と。
    これが人生でただ一つの幸せであったと、泣かないゾフィーに降る雨のシーンは今回も胸にこみあげるものがありました。あー舞踏会で踊る二人みてニヤニヤしたい。エステルハーツィ夫人になりたい。カールでもいい。

    これ以上糖度は増えないだろうとは思いつつ、コバルトじゃないんだし濡れ場の行が増えてやしないかとほんの、ほんのちょっとだけ考えてましたが、増えたのは麗しい双子描写のほかはメッテルニヒや少佐との会話シーンでした。ですよねー!(不満はありません念のため)

    ...宝塚で舞台化されないかな...。

  • おもしろかったけど、やはり
    コバルトで出したものなので、愛やら恋やらに重点がおかれすぎていて、もっとなんかこう・・・政治的な女性の側面を書いていてほしかった気がする・・・。
    このあとどうなったのか、気になるし。
    むしろこの若い時の恋よりも、その後夫とどう添い、子供に対してどう接していったか、恋の思い出をいだきながらも冷酷さを見せる・・・そっちの切り込み方のほうが好みかも。そして、それが描けない作者ではないのに、ともどかしさを感じました・・・。

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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