アキラとあきら (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 683
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  • Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198942304

感想・レビュー・書評

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  • なんかよくわかんなかったよ…面白かったはずなのになんでだろ
    エンタメとわりきって読んだ方がいいのはもちろんだけど、わりきって読んでも私はもう少し文学的なのでないときついのかもな〜
    あまりにもドラマすぎる

    仕事って本当に責任ありすぎて…海外の人とかこれ読んだらこれ面白いの日本人だけだろって思うのかな

  • 銀行絡みの話ではあるものの人間の人生について書いてあって興味が持てた。やっぱり男らしい感じの話だけど、感情的ではない書き方だからかな。
    お金持ちのアキラと父親の廃業によってどん底を見たことのあるアキラ。二人の育ち方に興味が湧いた。

  • 大企業の御曹司・階堂彬と、町工場の息子・山崎瑛。それぞれの経験を経て、歩んだ道のりとは。
    賢者と愚者がはっきりしてて、安定の展開。ボリュームのわりに、サクサク読める。後半はお得意の銀行もので、面白かった。
    タイトルのわりに、後半は瑛の影が薄く、彬と東海郵船がメインという印象。

  • 同じ銀行から見た企業経営でもいつも池井戸潤とは視点が違い面白かった。ビジネスの根底にハートがないといけないということを改めて認識。主人公の幼少期のエピソードもよかった。こういう池井戸潤もいいね!

  • 映画先行。
    長かった…
    私には映画くらいコンパクトになってる方が読みやすかったかもしれない。
    映画見てたから把握しやすいところはあったけど、
    映画と結構内容違ってたなー。
    時間かかったけど読んで良かった。

  • 文庫で700ページ超。かなり読み応えはあった。銀行知識がない自分にも読みやすかった。しかし、後半へと進むにつれて内容が難しくなったり、登場人物が多くて誰が誰かよくわからなかったりした。とにかく、途中までは面白かった。

  • 池井戸作品は好きなものが多いけど、これは何となくタイトルの先入観でつまらなそうだと勝手に思っていたんだけど、結構評判良かったので読んでみたらなるほどなかなか面白かった。
    ただ主人公2人のあきらの幼少期から描かれているため、本丸の話に辿り着くまでとにかく長い!まあその幼少期からのプロセスがあってのラストなので致し方無い部分はあるけどね。

    いつもの池井戸さんの作品ほど悪人は出てこないし大どんでん返しもそれほどなく、淡々した印象はあるけどヒューマンドラマとしてはなかなか良作だと思います。

  • 面白かった!!
    サスガ池井戸さん!
    ちょっと難しいところもあったけど、仕事に向かいあうきもちとか勉強になりながら、楽しく読めました。

  • 同じ「あきら」という名の二人(一方は倒産会社の息子、他方は一流企業の息子)がそれぞれの境遇を経て、同じ銀行のバンカーとして交わり、危機に瀕する一流企業を救う話。
    池井戸潤作品らしく読みやすい基本「勧善懲悪」劇で、途中までは思わず爽快感や感動で涙するところもあるが、最後はあまりに難しい逆境の克服が尻切れとんぼのような感じでさらっと終わっており、えっ、えっ、これで終わり?という感じ。
    ちょっと残念だった。

  • 社長御曹司と、倒産した中小企業の息子。
    対立すると思いきや、人生が交錯。
    協力して困難に立ち向かう姿が良かった。

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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