嘘を愛する女 (徳間文庫)

著者 : 岡部えつ
  • 徳間書店 (2017年12月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198942847

作品紹介

「愛さえも、嘘ですか?」
大手食品メーカーで業界第一線を走るキャリアウーマン・由加利(演:長澤まさみ)は、研究医で面倒見の良い恋人・桔平(演:高橋一生)と同棲5年目。結婚を考え始めていたある日、桔平はくも膜下出血で倒れ、所持していた身分証はすべて偽造だったことが判明する。経歴も名前もすべてが「嘘」だった恋人の正体を探るべく、由加利は探偵(演:吉田鋼太郎)と調査に乗り出すが…。映画話題作の小説版書下し。

嘘を愛する女 (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 結婚を考えていた人が、クモ膜下出血で倒れ、その人が名前も職業も嘘だったということがわかる。男の正体に辿り着き…。ノベライズということで例によって全体的に深く書かれていないので映画を観た人はいいかもしれない。すぐ読めた。まあ、桔平が闇の中に入ってしまったわけは、つらいね。由加利が強かったから良かったのかな。桔平は闇の中で過程はどうあれ、由加利に会えて良かったね。

  • 先に映画を見て、面白かったので本も読んでみた。「結末が違う」というのが気になって。

    映画を見ただけではわからない、桔平の心の動きや、過去のことがわかって、深みが増した気がする。

    どちらか片方だともったいない、セットがおすすめです。
    個人的には、小説→映画の順番の方が、より楽しめると思います。

    「結末が違う」のは間違いないけど、方向は同じです。

  • 2018年 6冊目。

    一気読み!
    ラストは泣きながら読んでた。
    目が覚めるのか書かれてないけど二人にはあの小説のように幸せになってもらいたいなぁーと思う。

  • 映画も観たいし、原作も一生さんの表紙についつい惹かれて。サクサク読めて謎が解けていく感じも面白かった。
    映画のキャストを当てはめて想像しながら読んだ。
    桔平の秘密の部分が辛過ぎて胸が痛む。
    最後ははっきりとは描かれていないけどどうか目を覚まして幸せになってほしいと切に思った。

  • 岡部えつ 『嘘を愛する女』を読む。

    小島や灯台、桜の季節、海、
    目の前に瀬戸内海の綺麗な情景描写が旅をそそる。

    設問と推測
    著者の岡部さんは、何故『嘘を愛する』というタイトルにしたのだろう?

    主人公のゆかりは、桔平の嘘を決して愛していなどいない。
    あまつさえ、嘘を憎み、自信を持つ仕事も全く手に付かず、(おそらく)数百万円を投じて興信所を雇い真実を欲する。
    どこが嘘を愛しているというのだろうか?

    ゆかりは、全身像桔平を疑う。文字通りの疑心暗鬼。
    けれど、最終的にゆかりは、桔平の優しさと辛さの全て知る。知った上で、偽りだった五年間の桔平を最終的にかつてよりもっと深く愛するということなのだろう。 

    嘘の功罪。「人を傷つけない嘘であるなら、許されるのか?」

    その他 
    ☑️ 30才の女の子が、誰もが知ってる日本の大手食品メーカーの管理食まで登りつめられるの?

    ☑️24才で日本酒と赤ワインが好きになるの?(九州出身なのに、焼酎ではないんだ)

    ☑️諦めない、勝ち気な才媛でパニック障害になるの?
     車の事故の時には発動しないの?

    ☑️灯台を特定するなら、GoogleEarth使えばいいのに?

    ☑️なぜ、桔平は自分のこどもを創作小説のなかでは男の子と偽ったのか?

    ☑️綾子ちゃんも、海原さんも、登場人物がとにかく素敵

    ☑️桔平くんは、そんな大事件おかしたのになぜあんな小さななしまの住人に認知されてないの?しかも病院の先生でしょ?

    ☑️医者とはいえ、30才 くらいまでに家を購入して、なおかつあのような貯金を蓄えるの難しい。

    この辺を映画がどう切り取るのか気になります。

  • 劇場に行くたびに目にする予告編。「なんじゃ、こりゃあ」とおののく吉田鋼太郎、その瞳の先に何があるのかをどうしても知りたくなって小説版購入。なんですか、この「映画の小説版として著者が書下した作品」というのは。ノベライズとは別なのか、いや、やっぱりノベライズだろうと、よくわからんまま読みはじめる。

    映画版のキャストも併記。由加利(長澤まさみ)は桔平(高橋一生)と同棲して5年。結婚を拒んでいるふうな桔平に、上京中の母親を会わせる約束をようやく取りつけるが、待ち合わせ場所に桔平は来ない。翌朝、彼が路上で倒れて入院したと知る。意識の戻らない彼について、由加利が聞いていた何もかもが嘘だったことがわかり、私立探偵(吉田鋼太郎)を雇うのだが……。

    ノベライズはどこかチャラいと思っているふしのある私です。キャストがわかっているからいろいろイメージしやすいという点を差し引いても、これはチャラくなかった。嘘をつく人が悪人とは限らない。このまま映画化されているならば、泣くこと必至。もっとも、帯に「もうひとつのラストに涙する」とあるのが気にかかる。映画版と小説版はラストがちがうということなのかしらん。予告編から察するに、小説版にはない登場人物もいる様子。いずれにしても映画版の公開が楽しみです。

    映画の感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/0881f85a0e19912fa7b1f19a68ae9d53

  • よかった。最後、涙がぽろぽろこぼれた。
    サスペンス要素が強いのかと思いきや、愛に溢れた小説。
    映画が楽しみ。

  • 「嘘を愛する女」
    公開日:2018年1月20日
    キャリアウーマン、川原由加利は5年にわたる同棲相手の小出桔平と結婚を考える仲。ところが桔平がくも膜下出血で倒れて意識不明になった際、彼の身分証すべてが偽造されたものだと発覚する。由加利は探偵に、桔平の素性調査を依頼する。そこから判明した嘘と真実とは?
    キャスト:長澤まさみ、高橋一生、DAIGO、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎
    監督:中江和仁
    http://usoai.jp/
    Twitter https://twitter.com/usoaimovie
    Instagram https://www.instagram.com/usoaimovie/
    Youtube https://www.youtube.com/watch?v=x5XH4t4EYjw

  • 書き出しはごく普通の小説。でもそれはほんの最初だけ。その先はミステリアスな内容で先が気になって気になってほぼ一気読み。ジャケ買い(もちろん長澤まさみ版)して良かった。映画も楽しみ。「もうひとつのラスト」って...

  • 彼の意識は戻るのかしら?
    親友が全てを抱えることはないと、彼女に言っていたのは正しいと思う。
    免許証まで偽造して、隠したかった過去。
    あーなるほどって
    彼の過去がわかると納得出来た。
    過去がわかったのだから、ゆかりちゃんは前に踏み出せる。
    彼女が幸せな結婚ができますように。

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