あまねく神竜住まう国 (徳間文庫)

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  • 徳間書店 (2018年9月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784198943882

作品紹介・あらすじ

伊豆の地にひとり流された源頼朝は、まだ十代前半の少年だった。土地の豪族にうとまれ、命さえねらわれる日々に、生きる希望も失いがちな頼朝のもとへ、ある日、意外な客が訪れる……かつて、頼朝の命を不思議な方法でつなぎとめた笛の名手・草十郎と、妻の舞姫・糸世の運命もまた、この地に引き寄せられていたのだ。
土地神である神竜と対峙し、伊豆の地に根を下ろしていく少年頼朝の姿を描く、人気作『風神秘抄』姉妹編。

みんなの感想まとめ

歴史とファンタジーが交錯する物語が展開され、源頼朝の若き日々が描かれています。物語は、彼が伊豆に流された際の孤独や困難を乗り越える姿を中心に、草十郎や糸世といった魅力的なキャラクターたちとの関わりを通...

感想・レビュー・書評

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  • この作者さんの『空色勾玉』がおもしろかったので読むことに。

    源頼朝が主人公の歴史ファンタジーというのか?
    史実と交えながらの創造物語だと思うけど、ちょっとふわふわしすぎていたかも。
    問題解決はするけどなんだかはっきりせずちょっとモヤモヤ。
    前半はおもしろく読めたかな。
    草十郎と糸世、好きだなぁ。

    源頼朝ってめちゃくちゃ有名なのにいまいち何した人か分かってなかったから、これを機に調べてみよう。

  • 源頼朝が伊豆への配流時のお話、と思って読んだいたら、どうもファンタジーっぽい作品で、龍が出てきたりした。登場人物が昔語りしているなと気になっていたが、あとがきを読んだら、前作の主人公だったのでシリーズモノかな。あまり気にならずに読めたが。

  • 糸世と草十郎に命を助けられた頼朝が、流された伊豆で、土着の武士団に疎まれながらも、伊豆に根を張る。
    暗いイメージのある頼朝が、粘り強く関東の武士団取りまとめ、幕府を開くまでに至る礎は、何だったのか?そこに龍神信仰を絡めたところが面白い。

  • 勝手にドラゴンが出てくるファンタジーを想像して借りたけど…(あらすじを読むとか、確認しないで借りる癖が…)
    伊豆に流された源頼朝の最初の頃のお話。
    同じ著者の『風神秘抄』と繋がりがあるのですが…
    あれ?『風神秘抄』読んだことがあったかな…読んだ気もするんだけど。
    『勾玉』シリーズは確実に読んだけど『風神秘抄』どうだったかな?
    うん、そのうち借りて読んでみよう。

    源頼朝は好きじゃないんですよ。
    なんとなく、平清盛の方が好きだったりする。
    だけど、この源頼朝なら、ちょっとは応援したくなる・・・かも。

  • 風神秘抄の続編。1冊なので冒険感はそれほどなく割とあっさりしている。けど、ファンとしては糸世と草十郎のその後がわかって嬉しい

  • 風神秘抄のめちゃ好きカップル出てきてよきだった

  • 荻原規子さんの本は大好きだ。
    今回は2回目か3回目。

    十代前半の頼朝のもとに、風神秘抄で登場した草十郞と糸世がやってくる。

    1回目なら★5だが、時間をおいても読み始めたら展開を思い出してしまった。新鮮さが足りなかったため個人的記録として★4にしておく。

    荻原規子さんの世界なら間違いないと言えど、もう少し時間をおいて忘れなければ。今回の教訓。

  • 前作も読んでたけどなにぶん昔で覚えてなくて(オチと頼朝が生命を長らえたところはかろうじて)因縁がわからず???となってしまった。また読み返そう。あとがきのいちぶんに納得した

  • 流罪人となった若き源頼朝を糸世と草十郎が救う物語。

    前作『風神秘抄』を読んでから2年経っていたので、糸世と草十郎の物語がどんなだったか忘れてしまった。
    それでも楽しめる内容だった。

    子供の頃から歴史も地理も社会全般が苦手な私は、流罪人と言っても手足を縛られたり、暴力を受けたりすることはなく(暗殺の脅威はあるものの)食事も、眠ることも、読経もできる環境だったのだなという感想を持った。

    伊豆のご身体の2匹の龍、姉と頼朝の大蛇姿での闘いの描写などは神聖ながらも目に浮かぶ様だった。
    人の魂を救うのは説得ではなくその人のために祈る事。

    勾玉三部作は男女対になっていてそれが面白くもあったので、今回は少ーし物足りない感じがありました。

  • 今話題の源頼朝が主人公。ファンタジーがしっかり織り込まれているものの、少年頼朝の成長ものとして楽しめた。
    別作品の外伝的作品。本編より先に読んでしまって無念。

  • 姉妹編の印象で、セットでないと。

  • 自分のせいだと生きるのに投げやりになっていた源頼朝が、糸世や草十郎に出会って気持ちに変化が表れていくストーリー。
    これといってもの凄く手が止まらなくなるほど勢いのある話ではなく、淡々と進んでいく感じなのでちょっと読みづらい。
    でも後半の竜vs竜の闘いは臨場感あって読み応えも感じた。それと、嘉丙のキャラが終始良かった。

  • 前作がちょっと微妙だったのであまり期待はしていなかったが、普通に面白く読めた。いつも通りの展開ではあったけど、いうほど無理っぽい設定もなくスラっと終わった感じ。荻原規子は場面を想像させるのがうまいとこが好き。

  • 風神秘抄は読んだが、ほとんど覚えていない。
    ヒロインにちょっとイラっとしたような、突然SFみたいな単語が出たような。
    鎌倉時代もろくにわからないし、どうしようかなと思いながら、伊豆、北条に惹かれて読んだ。

    相変わらずの荻原節で、キャラクターの背景を忘れているので、登場人物たちが何を迷い、何を決めているのか、さっぱりわからないけど、ストーリーを追っているだけでも楽しめた。
    荻原さんにしては短い話。
    草十郎はいかにも荻原作品の男子ぽい。
    かわいいー。
    頼朝もかわいいー。
    糸世はやっぱりついていけなかった。

    唯一、梁塵秘抄は私も好きなので、そのへんはついていけて嬉しかった。
    このシリーズ、まだ続くのかな。
    次も絶対全部忘れているだろうな。

  • 久しぶりに荻原規子さんの作品を読んだ。
    勾玉シリーズほどのファンタジー感は無いけど、
    この作品は穏やかで芯があって面白かった。

    鎌倉時代が好きなので
    登場人物の逸話を思い出して
    それも楽しかった。

  • 風神秘抄を読み直すところから。
    ほっこりとハッピーエンド。自然に泣けてしまった。
    このシリーズは、何回読んでも面白いと思います。

  • 待ちに待っていた文庫化!
    面白かったけど、期待値が大きすぎたかなぁ

  • 少年時代の源頼朝。生き残って、周りに流されてただ生きている少年が草十郎や糸世ほかより親身な者たちの思いに触れてその先にあるものを見つめて生きていくようになる。
    若者の柔軟なエネルギーを思わず惚れ惚れと見つめてしまった。

  • 2018年9月10日購入。

  • 児童書で出ていることは知っていたけど、待望の文庫化で嬉しい限り。

    先にこちらを読んだけど、ここに出てくる草十郎と糸世はそのきっかけとして『風神秘抄』に出てくるとあって、更には平治の乱が舞台ともあって、必ず読まねばと誓うのでした。

    頼朝が土地神や姉、万寿姫と対峙していくファンタジーなのだけど、こんなにしょっちゅう謝る武士って……。
    とにかく、どんなトラブルが起きても、自分が悪いんじゃないかと思い、自分が原因だからと謝る頼朝がちょっと切ない。
    けれど、自分自身を慕う者がいて、定めを分かろうとする中で、簡単に投げ出すことの浅はかさに気付き、生きることを見つめていく。
    そんな心持ちでいることで、周りは賑やかに変わっていくことが微笑ましい。

    草十郎と糸世コンビは言わずもがなだけど、嘉丙は欠かせない従者だと思う(笑)
    彼がいなければ、恐らく中洲に渡る以前に命を落としていた気がする。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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