茜の茶碗 裏用心棒譚一 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2019年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784198944896

作品紹介・あらすじ

待望の新シリーズ、開幕!


当て身一発で追っ手を黙らす。
浪人の小宮山は凄腕の見張り役だ。
盗賊からの信頼も篤く、仕事は引きもきらない。
しかし彼は実は相馬中村藩士。
城から盗まれた茜の茶碗を捜索するという
密命を帯びていたのだ。

将軍から下賜された品だけに
露見すれば藩は取り潰される。
小宮山は浪人になりすまし
任務を遂行するが目当ての品は見つからない。
そして捜索開始から二年。
更なる難題が小宮山に降りかかる……。


武士としての矜持と
理不尽な主命への反骨。
その狭間で揺れ動く男の闘いを描いた、
痛快娯楽時代小説!

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。
    虐げられた社員がパワハラ役員に一泡吹かす感じ。一方で立ち位置によって正しい事って変わるよねとも思った。

  • ロジカル時代小説家の作品にしてはシンプルな設定
    問題は浪人がどのように盗人たちの信頼を得て用心
    棒の立ち位置を得たかだが・・・
    田沼も切れ味わるくて盗人の屁理屈に納得してら

  • 武士って、嫌なものね。

  • 相馬家の中村城から御拝領の茜の茶碗が盗まれた!
    その責任を2人の藩士が、切腹し、そして、一番の剣の遣い手の小宮山一之臣に、探索を命じる。

    主人公の小宮山は、探索命じられたのだが、藩から放逐されたのと同然、その日から浪人の身であり、藩から一切の援助もされず、探索をしなくてはならなかった。
    どうしても、見つからず、見つけるには、盗賊に訊かないといけない事に気付き、自ら、盗賊の一味に・・・・

    その間も、援助も無いのに、相馬藩からは、無理難題ばかり、、、
    見つからなければ、それに似た茜の茶碗を見つけてこい!
    見つけて来たら、其の茶碗を貸し出した、田沼家に、盗みに入れ、、、と、、、

    結局本物の茜の茶碗を見つけ出したのだが、、、、其の結果が、面白い。

    最後は、相馬藩が、どうなるのか・・・・
    そこが、知りたかったが、、、、
    主人公の小宮山は、、、相馬藩からも、命を奪われそうになるのだが、、、自分の幸せとは、、、と、思案する。

    次郎吉の「幸せかどうかなんて、棺桶に入る時に確認すればよい」と、、、、の言葉で、踏ん切りがつく、、、、
    お梗さんと幸せになって欲しいと、、、

    いい終わり方だった!

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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