決別 禁裏付雅帳 十 (徳間文庫)

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  • 徳間書店 (2020年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784198945480

作品紹介・あらすじ

鷹矢、幕府に盾突く!


よりあらわになった対決姿勢
闇に蠢く権力者たちの思惑が
複雑に交差するーー

京に激震が走った。
「朝廷の闇」のすべてを知る女、
浪が捕縛されたのだ。

禁裏の弱みを握りたい幕府、
闇を隠匿したい朝廷。
両者ともに是が非でも
手に入れたい存在だった。

捕らえたのは、禁裏付の東城鷹矢。
彼女を老中に差し出すべき立場にもかかわらず、
逆に匿うという驚きの行動に出た。

幕府への決別宣言ともとれる振る舞いに、
朝幕の権力者たちは揺れる。
新たな局面を迎えた暗闘の行方は!?

みんなの感想まとめ

緊迫した権力闘争が繰り広げられる中、主人公が思いもよらぬ選択をすることで物語は新たな局面を迎えます。禁裏付の東城鷹矢は、朝廷の重要な秘密を知る女性・浪を捕らえたにもかかわらず、彼女を匿うという大胆な行...

感想・レビュー・書評

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  • 決別 ― 禁裏付雅帳シリーズの10作目 
    2020.04発行。字の大きさは…小。

    老中首座・松平越中守定信の命により禁裏付を拝命した五百石旗本・東城典膳正鷹矢は、将軍徳川家斉の実父・一橋治済の大御所襲名のため、朝廷の弱みを探るため京に来ている。

    公家のなかでも侍従に上がれる高位であった男と諸大夫の娘・浪が、手を組んで京の闇を支配していた。鷹矢が、朝廷の弱みである浪を助け、江戸へ知らせるのでなく、禁裏に匿う。それを知った定信の配下徒目付・津川織部を鷹矢の家臣・檜川が殺してしまう。
    その知らせを受けた定信は、「東城は…典膳正は、余が討つ」と宣した。

    【読後】
    そろそろこの物語も大詰めに差し掛かっているようです。松平定信が、東城鷹矢をどの様にして配下の仇を取るのか。鷹矢の元にいる2人の美しい女性、下級公家の娘・南條温子、定信の配下の娘・布施弓江の今後にもかかわってくるため目が離せません。次回が楽しみです。

    【豆知識】
    「禁裏付(きんりづき)」は、江戸幕府における職名の1つ。禁裏附とも。
    天皇の住まう禁裏御所の警衛や、公家衆の監察などを司った。老中支配で芙蓉之間詰。千石高の御役目で、定員2名。配下として、各々与力10騎と同心40名がいた。
    〇職務
    勤務は当番制で、毎日御所に参内し、御所にある御用部屋に詰めた。
    参内した後は、武家伝奏との折衝や、京都所司代や京都町奉行と武家伝奏との間の取り次ぎなどを行った。御用部屋にある用帳に天皇の「機嫌の様子」など禁裏における諸事を記録し、常と異なることがあれば京都所司代に報告した。老中支配ではあるが、京都にいる間は京都所司代の配下として万事において指示を受けた。
    他にも、口向(くちむき)や禁裏賄頭の統括、禁裏における金銭の流れの監督、禁裏の警衛、朝廷内部で発生した事件の捜査、内裏普請の奉行など、禁裏の全般を監督した。
    出典は、Wikipedia。
    2020.06.22読了

  • とうとう松平定信と決別した。益々戦いは苦境に入る。

    • やまさん
      fyukawaさん♪おはようございます(^-^)
      初めまして、共読本を見ていたらfyukawaさん♪が多いので嬉しくなりました(*^_^*...
      fyukawaさん♪おはようございます(^-^)
      初めまして、共読本を見ていたらfyukawaさん♪が多いので嬉しくなりました(*^_^*)
      今後ともよろしくお願いいたします。
      2020/07/21
  • 第十弾
    「朝廷の闇」が討ちとられ、その女の行方が、禁裏に匿うことにより定信に敵対、配下を一人打ち取りはっきりと敵に
    京で敵対する一派にくぎを刺し、殺し屋一味を撃退

  • 図書館から借りた本
    順番に来ないからといっても文句言えない
    でも来たからには読む(あまり気にしない)
    さて、松平定信の手下であったが時がたつ
    につれて対立してきた
    9巻で大変の事件があったに違いない
    判らないケド、タイトルも決別
    ま、上田先生の本だから後先になっても
    大丈夫だろう (´・ω・`)

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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