下町不思議町物語 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2021年4月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784198946418

作品紹介・あらすじ

優しさと温かさが溢れる
不思議が当たり前に隣にある
そんな物語はいかがですか?

小学六年生の直之は、西の方から引っ越して来た転
校生。病気のせいで体が小さくても、方言をからか
われても、母親がいなくて厳しいおばあちゃんに辛
くあたられても、明るく挫けない。その元気の秘密
は、路地の向こうにあった。大都会のすぐとなりに
ある昔ながらの不思議な下町で、師匠とその怪しい
仲間が温かく迎えてくれるから――。
少年の成長を描いた、癒しと再生の物語。


〈目次〉

1 直之と師匠と不思議町
2 路地の向こうに
3 お化け屋敷にて
4 不思議町の仲間たち
5 破られたもの
6 「となりのトトロ」のように
7 修繕屋(リペアラー)におまかせ

解説 令丈ヒロ子

みんなの感想まとめ

優しさと温かさに包まれた物語が展開され、主人公の小学六年生・直之の成長が描かれています。病気や周囲の環境に負けず、明るく前向きな直之は、自分の苦手なことに誠実に向き合い、その姿勢が周囲にも良い影響を与...

感想・レビュー・書評

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  • 香月日輪さんの物語は定期的に摂取したくなります。
    これこれ~!という感じで読み進め、あたたかい気持ちで読了。

    余韻に浸りながら、小学6年生の直之は私よりずっと大人だなと。
    明るくて、人や環境のせいにせず、自分が苦手なことを理解しそれをクリアしようと誠実に取り組んでいる。そしてそれが周りに良い影響を与えている。

    そうだった。香月日輪さんの物語ってただ心あたたまる物語というだけではなく、自分を見つめ直させてくれるんだった。

    令丈ヒロ子さんの解説が良かったです。追記も。

  • 読み始めてしばらくは
    「なんか違うなぁ、私には合わないなぁ、詠むのやめようかなぁ」
    といった思いが強かったです
    けれど、後半はむしろ心に刺さりました
    ベタではありますが、主人公の小学6年・直之の成長していく姿と、周りの大人も変化していく様に胸が熱くなりました

    色々と謎なところはありますが、母親の言動が妙にリアルだったりと、すべてがうまくいかないところも良かったです

  • ほっこりするトトロのようなライトファンタジー。
    大好きです。

  • 旅先に持って出た本を往路で読了してしまい、駅に入る書店でとにかく薄い本を探し求めてさまよったところ、本作に目が行きました。“妖怪アパート”シリーズを読んだ頃が懐かしい。

    病気を患っていた主人公の少年に向かって師匠が掛ける、「お前の事情を知らん奴からしたら、お前は遅れてるなぁと思うのも当たり前。当たり前のことなんやから、お前がことさら気にすることでもないねん」という言葉は、そのとおりだと思いました。

    1時間もあれば読み切れる本の中に、こんなにも優しさと温かさがあふれている。作家の早世が惜しまれてなりません。

  • 私が持ってる新潮文庫版は絶版?登録がなかった。
    ずっと積んでると思ってたけど読んだたみたい。
    あまり妖怪が出てことはなかったな。
    どちらかというと家族の再生の話でした。

  • 香月日輪さんの物語はまっすぐ心に刺さってくる。
    お母さんの言葉がやけにリアル。

  • 香月さんの本は温かくて好きです。

  • 家族の絆を取り戻す話
    不思議な大人たちが集まるところで楽しく日々を過ごす小学生
    取り巻く環境はかわいそうなものだが、まっすぐさに救われる

  • 1 直之と師匠と不思議町 2 路地の向こうに
    3 お化け屋敷にて 4 不思議町の仲間たち
    5 破られたもの 6 「となりのトトロ」のように
    7 修繕屋におまかせ

    転校生の直之。クラスの男子にちょっかいかけられても元気に立ち向かっている。それでも気持ちが沈みかけた時、手を差し伸べてくれたのは不思議な町。

    妖怪アパートや大江戸妖怪かわら版を思い出した。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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