たとえば風が 新装版 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2021年8月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784198946630

作品紹介・あらすじ

平穏無事な家族にみえるけど
みんな何かを隠してる。

そのお手伝いさんが来てから
八木原家に暗い翳りがさしはじめた。

七十歳の八木原亮子は名家の未亡人。
使用人を雇うに当たり、身許など調べない主義。
お手伝いにきた十九歳の山中千津は、
丁寧な仕事ぶりから長男の秀、次女の圭子、
嫁の康代、孫の秀一郎からも
信頼されるようになった。お金に苦労することも、
将来の心配もない八木原家だったが、
千津が来てから一家の歯車が狂い出し、
徐々に彼らの裏の顔が見え始め――。
家族の繋がりを問うミステリ。

プロローグ
第一章 家族
第二章 週末
第三章 過去
第四章 風
解説 山前譲

みんなの感想まとめ

家族の平穏を装った八木原家に潜む秘密が、若いお手伝いの登場によって徐々に明らかになっていく様子が描かれています。外見や印象では判断できない人間の内面をテーマにし、各キャラクターの複雑な関係性が物語を通...

感想・レビュー・書評

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  • ’21年9月14日、読了。Kindle Unlimitedにて。

    赤川次郎さんのイメージが僕の中で変わる、ストーリーでした。こういうダークな小説も、書くんですね…とても興味深く、面白く読みました。

    いろんな人がいて…人なんて、外見や印象等では判断できない、外面を一枚剥げば…と、色々な事が巷で言われますが…優しさも有るものだ、と言う事が表現されているのかな、なんて感じました。
    主人公の最後の行動は、イマイチ疑問(行動&心理描写が、不十分?)が残りましたが…まあ、グッときました。

    僕にとっては、意外な赤川次郎さん、でした。

  • 実家から持ってきた本を読みました。全然覚えていなかったので新鮮に読めました。
    千津、他の登場人物の過去、人間関係、最後の畳み掛けるような展開につられて一気にページを読み終えた感じです。タイトルのような、さわやかさはないというか含みがありますね。次は何を読もうか…悩みます。

  • 一番悪いのは、あいつだった! 八木原家の人間関係が崩れていく過程に驚いたのなんの。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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