さよならのためだけに 新装版 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2021年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784198946876

作品紹介・あらすじ

「すぐ別れよう」

離婚するための共闘を始めた
二人の運命は!?

~~~~~~~~~~~~~~~~

新婚旅行から戻るなり、
水元憲明と妻・月(ルナ)は離婚を決めた。
まったくそりが合わないことに気づいたから。

けれど……

深刻な少子晩婚・高齢化社会に悩む先進諸国は、
グローバル国策会社=結婚仲介業の
PM社を創りだしていた。

その画期的相性判定で男女は結ばれ、
生涯結婚を維持せねばならないのだった。

しかもこの二人、判定は“相性最高”で
夫ときたらPM社員。

強大な敵が繰りだす妨害に対し、ついに二人は
“別れるための共闘”をするはめに!

みんなの感想まとめ

テーマは、結婚制度の矛盾と個人の自由に対する葛藤です。新婚旅行から帰った水元憲明と妻・月(ルナ)は、相性判定で結ばれたにもかかわらず、すぐに離婚を決意します。しかし、彼らの離婚は国家が運営する結婚仲介...

感想・レビュー・書評

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  • 月(ルナ)、日本人遺伝学者、高田才蔵だった。  サイゾー、夫婦別姓「長峰……さん」 「ありがと、水元くん」(ルナ)、 PM社顧客相談センター長の島崎(ミヒロ)、月の会社「大地な生活」社、同僚相澤深尋、本社編集部一番苦手な柏木編集長女子、営業二課の先輩、乾

    「……どういう意味? 間違いって……まさか、PMがマッチングを間違えたって意味じゃないよね?」

    とりわけ、ぼくのように、PM社によって幸せな結婚をした夫婦の子供──いわば「第二世代」の人間にとって

    結局は、PM自身が問題の元凶であり離婚への最大の障害なのだ。 「何とか、PMに離婚を認めてもらう方法はないもんでしょうか?」

    ------|-|-|------------------|

    新婚旅行から戻るなり、水元憲明と妻・月(ルナ)は離婚を決めた。まったくそりが合わないことに気づいたから。けれど……深刻な少子晩婚・高齢化社会に悩む先進諸国は、グローバル国策会社=結婚仲介業のPM社を創りだしていた。その画期的相性判定で男女は結ばれ、生涯結婚を維持せねばならないのだった。しかもこの二人、判定は“相性最高”で夫ときたらPM社員。強大な敵が繰りだす妨害に対し、ついに二人は“別れるための共闘”をするはめに!

  • 後半失速。
    思ってた話しとだいぶ違った。

  • 一気に読める、読みやすい小説。
    設定が面白かった。

  • 序盤は”この男しょーもな”って感じてストーリーにもあまり興味持てなかったけど、黒服出てきたあたりから俄然面白くなって読み進めるのが楽しくなった
    誰も彼もが怪しいし、国家が絡む陰謀なのか単なる仲直り大作戦なのかもわかんないし、色々疑心暗鬼でどうオチをつけるのか期待しつつ読み進めるも、、、結末にはちょっと拍子抜け
    ハッピーエンドはよかったけど後半のピンチの際の展開がちょっと都合良すぎな感じも多々あり何というか消化不良
    ただし、テーマが”恋愛ってなに?結婚ってなに?”ってところだとすると、二人の気持ちの変化やどう感じたかが重要で、どう解決したかはあまり重要でないのかもしれないなあと思ったり

  • 遺伝子情報に基づくマッチメイクに従って結婚するのが常識の近未来が舞台。相性最高の判定に従って結婚した憲明と月だけど実は相性最悪。新婚旅行から戻るなり離婚を決めた二人が、それを是としない社会からの圧力に抗い離婚を目指すというサスペンス。管理・統制社会では何も考え無くても良くて、憲明と月も初めは程度の差があれ思考を放棄していたように思います。そんな二人が共通の目的のために共闘し、その中で理解を深めていくのは皮肉のようでもありましたが、あるべき結末に落ち着いたようで何より。月と憲明の未来が幸せでありますように。

  • 展開が早くどんどん読んでしまった。終わりにかけてそういう展開急にくるか!ってなりました。

  • おもろしろい設定、展開ありきの作品だと思いました。そこに登場人物の気持ちがついていっていないような気がしました。

  • 多くの日本人が結婚仲介業のマッチングで相性の良い相手と結婚する時代。
    マッチング特A判定だった主人公の夫婦は
    ハネムーン後に離婚を決意。
    前代未聞の特A夫婦の離婚はそんな簡単じゃない。
    離婚に向けて共闘する夫婦の物語。

    設定も面白く、メインキャラ(離婚したい夫婦とその先輩と友人)のキャラもいい味だしてます。

    気軽に読める一冊。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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