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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198947712
作品紹介・あらすじ
ぼくが九歳、姉の風花ちゃんが十二歳になった四月に、お父さんとお母さんは、離婚した。理由を訊いたら「今は説明してもわからないと思うので、言わない」ってお母さんは言った――
じつは、父が専業作家を目指し、仕事を辞めたことが原因らしい。
仕事に復帰した母と暮らす小学生の姉と弟は、休みのタイミングで、父が暮らす海辺の町へ行く。
そこで出会う人々との交流で、子供たちは成長していく。
また、ひとり家で待つ母にも、心情の変化が……。
自分に素直に生きようする男と、その妻、子供たちのイマドキな家族のカタチを、それぞれの視点で繊細に描いた優しい小説を初文庫化!
解説:藤田香織
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
家族の形や在り方を優しく描いた物語は、両親の離婚から始まりますが、そこには温かさと爽やかさが漂っています。9歳の弟と12歳の姉が、夏休みに父親の住む海辺の町へ訪れることで、彼らの成長や家族の絆が浮かび...
感想・レビュー・書評
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小路幸也さんのハートフルストーリーですね。
両親が離婚をしたが、夫婦喧嘩で離婚をしたのでなく、お父さんが会社を辞めて作家になるために、お母さんと話し合って離婚することにしたらしい。
そして、僕、天水(あまみ)九歳とお姉ちゃんの風花ちゃん十二歳は、夏休みの間だけ、お父さんの住む海の見える家に行くことになった…………
子どもたちもそうですが、別れた夫婦にとっても、自分探し、家族探しの心理模様の物語です。
それぞれが、一人語りする構成で、心模様の変化を浮かびあがらせていきます。
小路さんお得意の、どうすれば、一番良い生き方が出来るかを模索しながら、それぞれがほのぼのと答えを出していきます?
離婚はしているものの、夫婦は互いに心が繋がっていて、金銭的にも問題の無い環境なので、子どもたちの理解と、夫婦の絆の問題の和解のストーリーなので重たくなく、いつも通りに良い解決策にたどり着く、小路ストーリーなので、楽しみながら読めました。
離婚するほどでも無いように思えるけれど、子どもたちの一夏の成長と夫婦それぞれの気持ちの整理を思うと、このストーリーも有りかな(=^ェ^=)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家族の形・在り方を丁寧に描き、優しさに包まれるような小説です。
物語はいきなり両親の離婚から始まりますが、爽やかで温かく、優しいパステルカラーの風景画を観終わったような読後感でした。
12歳と9歳の姉弟と両親の視点でそれぞれ描かれ、短く平易な文章でとても読みやすく、(子ども視点の部分は日記でも読んでいるような)内容的にも若い世代の方、思春期の子どもさんをお持ちの親御さんにもおすすめです。
登場人物同士の関係性の良好さ、大人との会話から生き方を学ぶ子どもたち、子どもと共に成長する親、などが大きな魅力になっていると思います。
特に父親の、真摯に子どもに向き合い、決め付け等による教えでなく、分かりやすい言葉で会話を通じて子どもに考えさせ、言葉を引き出す関わり方は、生きる力を身に付けさせる上で、実に望ましいと思いました。
まぁ、登場する大人が、父親に限らず皆穏やかで、更に子どもとの会話が上手過ぎて、現実離れの感もありますが…、ご愛嬌。
幅広い世代の方々から支持されるべき物語だと感じました。 -
家族の話。
12歳の風花、9 歳の天水の姉弟の両親が4月に離婚した。
父親が会社を辞めて、小説家を目指すために。
夏休み、離れて暮らす父親の所へ遊びに行く。
そのひと夏の家族の成長物語。
家族四人の視点で交互に物語は進む。
スラスラと読める。
大人や子供達の考えは、「なるほどな~」と思うところもあった。
でも、みんな格好良すぎだと感じた。
現実では、なかなかこういう風にはならないだろうけど、人生の選択では、こういうことが出来たら…、少し羨ましいと思うかもしれない。 -
いやぁどきっとした。2週間のチチとの生活を終えて電車に乗って帰るって、このあとに2人が復縁させる良いアイデアが出てくるのかとてっきり思ったし、風花が高校をお父さんの住む海の見える蒲原さんに会える街に住もうかなって語る話でエンドロール。もうあれっ終わりなのって驚きしかない。お父さんの生き様も子供が必要ならなんだってやる駆けつける、生まれた時から子供がいる生活を自分は喜べる人だと有言実行。お母さんの気持ちも出てて、子供に助けてと言えずカッコつけてたのを子供に告白するとか、離婚に関係なく家族の歯車が噛み合って
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旅行の行き帰りに本を読むのが好き
横浜に行きながらと次の日の朝のホテルで読み終わった
こんなに大人っぽいのかな?姉弟がしっかりし過ぎてる。考えがすごい。夫みたいな生き方私は好きだけど、自分の夫がそんなこと言い出したらどうするかな?まあ結婚してないけど -
小路さん作品なのに、珍しくイライラしてしまった。
博明さんがきちんと謝らず、言い訳ばっかりしているように感じた。
謝ったとて赦されないことだし、赦しを強いるのが暴力なのは分かる。でも、相手からその話題を振ってもらえたときには、まずは謝らないと。言葉にすることは、とても大事だと思う。 -
離婚した直後の気まずい空気……家庭の中の位置づけなどリアルな心境を両親·姉·弟が日記を綴っているみたいで面白い書き方だった。
著者プロフィール
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