ノッキンオン・ロックドドア2 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2022年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784198947996

作品紹介・あらすじ

人気声優・斉藤壮馬さん、絶賛!

倒理も氷雨も魅力的ですが、穿地さんも素敵かつ変
なお姉さんだし、神保も食えないやつで面白いし、
美影もめちゃくちゃ演じてみたいです。
絶対に朗読したいと改めて思うと共に、このカタル
シスは小説でしか味わえないよな、とも感じており
ます。
軽妙な掛け合いに隠されたトリックやオマージュの
数々に、ミステリ好きも唸ること間違いなし!

解かないほうがいい謎なんてこの世には存在しない
──。不可能な謎専門の御殿場倒理、不可解な謎専
門の片無氷雨。大学のゼミ仲間だった二人は卒業後
、探偵事務所を共同経営し、依頼人から持ち込まれ
る数々の奇妙な事件に挑んでいく。そして、旧友と
の再会により、唯一解かれていなかった〝五年前の
事件〟の真相が遂に明かされて……ダブル探偵が織
りなす人気シリーズ第二弾。
(解説 東川篤哉)

目次

穴の開いた密室
時計にまつわるいくつかの噓
穿地警部補、事件です
消える少女追う少女
最も間抜けな溺死体
ドアの鍵を開けるとき

私が解説を書きたくない、いくつかの理由 東川篤哉

みんなの感想まとめ

軽快な会話と緻密なトリックが魅力の本作は、不可能犯罪と不可解犯罪をテーマにした本格ミステリー短編集です。人気シリーズの第二弾で、キャラクターたちの個性が際立ち、特に探偵二人組の掛け合いはテンポ良く、読...

感想・レビュー・書評

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  • セリフ回しのキレと4人の絶妙な関係性がとにかくクール。掛け合いのテンポが心地よい。謎解きも論理的で、伏線がきれいに回収される満足感がある。シリーズの魅力がさらに研ぎ澄まされた感じ。

  • 陽気で賢明な彼らが帰ってきた! ライトにミステリーを楽しめる短編集 #ノッキンオン・ロックドドア2

    不可能専門探偵、不可解専門探偵という奇妙な探偵二人組が大活躍する本格ミステリー短編集。ノッキンオン・ロックドドアシリーズの第二弾。

    前作と同様にライトな読み口ながらも、不可能犯罪、不可解犯罪が満載!
    ストーリーもバラエティに富んでいて、絵もイメージしやすい。さらに今回は自動車などの小道具なんかも出てきて、すごくイイ!

    既にアニメ化がされているようですが、自分としては是非映像で見てみたい!
    やっぱり若く利発な探偵は、イケメンが絵になっていいですよね~

    カジュアルに読める本格ミステリーなので、休日の喫茶店や、天気のいい日の公園で読みたくなる一冊でした。

    ■穴の開いた密室
    騙すのが上手、お手本のようなトリックですね。導入も、展開も、真相も面白いし、バランスのとれた作品。

    ■時計にまつわるいくつかの噓
    タイトルとおり時計に関する物語。登場人物の人柄の良さが出ていてほっこり。

    ■穿地警部補、事件です
    動機にハッとさせられた作品。トリックもらしくてイイネ!

    ■消える少女追う少女
    面白い!そのままドラマ化をしてほしい。
    女子高生の本人にとっては大きな悩み、大胆な行動が胸をキュンとさせてくれる。

    ■最も間抜けな溺死体
    先生らしい本格ミステリーの王道をいくストーリー。不可能犯罪、怪しくも気になる容疑者、そして鋭利なトリック。素晴らしい。

    ■ドアの鍵を開けるとき
    ついにメイン登場人物、探偵、刑事、殺し屋の過去が明らかになる。
    他の作品の通りライトな読み口ですが、若者たちの微妙な関係性と価値観が見え隠れして、そこそこ重いお話。
    それでも深いところで繋がっている彼らを応援したくなる作品でした。

  • 「ノッキンオン・ロックドドア」2冊目。手に入れた愛車・日産〈パオ〉がかわいい表紙。

    この作者さんのお話、裏染天馬シリーズもそうなのだが、作者の論理的謎解きには敵わないこともあり、どちらかと言えば、登場人物の間で交わされる仲良しな会話やキャラクターのかわいいところを楽しむ感じで読んでいるところも。
    今回も倒理と氷雨のテンポ良いやり取りや穿地(名字で呼ぶほうがしっくりする)のそっけなさやお菓子好きのところがいい感じ。

    ■穴の開いた密室/壁に巨大な穴が開いた密室
    ■最も間抜けな溺死体/水がないプールでの溺死体
    斬新な設定で謎解きは意表を突く。「穴の…」は動機が薄いようには感じた。

    ■時計にまつわるいくつかの嘘/壊れた時計が示す犯行時間と容疑者の完璧なアリバイ
    ■消える少女追う少女/トンネルに入ったまま忽然と姿を消した女子高生
    こちらは古典的なネタを今風に味付け。「消える…」で行方探しを依頼しに来た少女の心情がいじらしい。

    ■穿地警部補、事件です/マンションからの転落死体は自殺or他殺
    警察一族に生まれた穿地の屈託が描かれて、また彼女が好きになる。お話も一転二転して楽しめるが、容疑者の心境と被害者の心理にはやや違和感。

    ■ドアの鍵を開けるとき/5年前の事件とその時倒理の首に残った赤い線
    1作目から引っ張ってきた事件の謎解き。倒理、氷雨、美影に穿地、4人の揃ったところで語られる彼らの学生時代に起こった事件の真相はほろ苦く切ない。結構重めの話だったが悪くない感じに着地して良かった。

    このシリーズ、これで終わり?それとも続く?

    • 傍らに珈琲を。さん
      ニセさん、こんばんは!

      これドラマやってますね(やってましたね???)
      ドラマをチラリと見たのですが、ストーリーは面白いのに役者が…で止め...
      ニセさん、こんばんは!

      これドラマやってますね(やってましたね???)
      ドラマをチラリと見たのですが、ストーリーは面白いのに役者が…で止めてしまいました(偉そうにスミマセン)

      これ、原作の方が面白そうですね♪
      2023/09/18
    • 傍らに珈琲を。さん
      追伸

      "ニセ人事課長さん"とお呼びする度に、星野源さんの"ニセ明さん"が浮かんでしまいます。
      そんなわけで勝手に"ニセさん"とお呼びするこ...
      追伸

      "ニセ人事課長さん"とお呼びする度に、星野源さんの"ニセ明さん"が浮かんでしまいます。
      そんなわけで勝手に"ニセさん"とお呼びすることにしちゃったのですが…
      よろしいですか?
      2023/09/18
    • ニセ人事課長さん
      傍らに珈琲を。さん

      こんばんは。どうぞお好きなようにお呼びくださいませ。

      普段からあまりTVドラマを観ないのですが、この番組は穿...
      傍らに珈琲を。さん

      こんばんは。どうぞお好きなようにお呼びくださいませ。

      普段からあまりTVドラマを観ないのですが、この番組は穿地役を石橋静河が演っているのが気になって、配偶者が録っていたものを少しだけ観ました。
      30分番組であっという間に終わるし、本とは別物という感じですが、今週末の最終回は観てみようかと思っています。
      2023/09/18
  • 「穴の開いた密室」
    そんな理由でお父さんを殺さないで欲しい
    一本だけお花見に付き合ってくれたのが嬉しい
    再生数8回……

    「時計にまつわるいくつかの噓」
    誕生日をお祝いしてあげるんだ?
    しかもセンスは置いといて、時計なんてあげるんだ?
    うはは。
    最後の会話も可愛いかよ。

    「穿地警部補、事件です」
    初めての穿地さんサイドの話。
    どうして二人を好きと思ったことはないのかなー
    これからわかってくるのかなー

    「消える少女追う少女」
    高校生くらいの頃ってこういう気持ちになることあるかもなぁ。
    少しずつお二人にも謎があるようになってきたな。
    早く知りたいよー。

    「最も間抜けな溺死体」
    そこか!!
    わかんなかったよ!!!

    「ドアの鍵を開けるとき」
    割と重いけど、その理由でそこまで?
    お互いにそれだけの想いがあるってことか。
    これで終わり?
    続きはないのかな。

  • 不可能〈How〉専門の、御殿場倒理。
    不可解〈Why〉専門の、片無氷雨。

    ふたりの探偵を描いた連作短編集。

    前作よりも状況説明がわかりやすく、読みやすかった。
    今回は担当のすみわけがあまりはっきりせず、ふたりで混然と解決している感じ。

    前作で匂わされていた5年前の事件が、最後に明かされる。

    トリックや残されたメッセージの意味は、おもしろかった。
    犯人の動機と、やったことが釣り合わない気がした。

  • シリーズ2は積読状態でしたが、
    ドラマ化するといくことで
    放送前までに急いで読みました。

    読んで正解でした。

    ドラマでのネタバレがあったら
    多分ずっと積読ままのはず…

  • 軽い、チャラい。一話簡潔で人が死んだりする短編集だけど軽いしチャラい。短編なのにちゃんと謎があってちゃんと二転三転する。
    犯行現場の部屋の壁にわざわざ大きな穴が開けてあったり、水の無いプールで溺れていたり、提示される変な現場の謎のせいで、ついつい軽く読んでしまう。そんな感じでした。

  • 穿地さんのお話もあって、1より面白かった印象!
    ドラマも観てたからより楽しめたのかな?

    短編集なので読みやすいし、キャラも濃いので入りやすいです。

  • 正確に書くと星3.3。
    青崎さんの作品ということで期待しすぎたのが良くなかったのかもしれないが、内容が少し地味に思えてしまった。最後の話が1番面白かった。

  • 続編が出てほしい。面白い。

  • 「不可能な謎」専門の御殿場倒理と「不可解な謎」専門の片無氷雨の探偵コンビ。
    そういう謎⁈⁈ってやつもありつつ、1話が50ページ程度とそんなに長くなく、サクサク読めた。
    ドラマを先に見てしまったので、最後の謎は、事件の真相がわかっちゃってた。やっぱり先に本を読まなきゃなー。

  • 5年前の事件の真相、これまでの描写から完全にミスリードされていたので驚いた。行動としては間違っていたと思うが、動機は非常にアツい。相手を思うが故の行動が最高。
    今回は穿地メインの話がいちばん好きかもしれない。真相を見抜く穿地の有能さ、警察一族に生まれたことでの煩わしさとそれに対しての穿地の折り合いのつけ方が、より穿地というキャラクターに深みを与えていると感じた。容疑者の動機や行動も考えさせられるものがあると思う。
    今作も倒理と氷雨の気安いやり取りがおしゃれでテンポよく読める。終わり方がとても綺麗だし、前作最初と今作最後の章タイトルが伏線回収感あって良いんだけど、できればまた皆の活躍が見たい。ぜひ続編をお願いします。

  • ★3.5
    これ続くの?これで終わりなの?

  • トリックの解明に強く不可能専門の御殿場倒理と、動機や理由を探るのに強く不可解専門の片無氷雨、二人の探偵が事件を解決していく短編集です。2人は、探偵事務所『ノッキンオン・ロックドドア』を共同経営しています。

    不可能の専門分野だと思ったいたら不可解であったり、どちらの領分か定まりきらず、真相に近付くにつれて変わっていくのも面白かったです。

    また、倒理、氷雨、穿地、美影の四人が再びそろい、前作から続いていた五年前の謎を解くときがやってきます。
    謎が解かれることで四人の関係はどうなっていくのか、ドキドキしながら読むことができました。

  • 青崎優吾『ノッキンオン・ロックドドア』『同2』続けて読了。不可能専門と不可解専門の探偵コンビが謎に挑む連作短編集。
    トリックの奇抜さ一本で勝負するタイプかと思いきや魅力的な謎の提示、フェアな伏線、納得性のある解決と尻上がりにクオリティを上げていく感じで読み心地が実に良い。1巻だけだとまあまあで終わったと思うけれど、2巻では各短編で一つずつ事件を解決して読者を楽しませながら周到に1巻の時点で仄めかされていた主要登場人物4人の現在の関係性に迫る"謎"を浮かび上がらせて、ラスト1編で真正面からそこに挑むという構成が見事。ベタと言えばベタだけど連作短編できれいにやれるのがすごい。
    思わず月末からのドラマも録画予約した。

  • 前作より謎解きも面白くて、でも連作短編ならではの軽快さもあって読み終わりたくないなと思いながら読み終えました。
    4人の真実が明らかになって…今後がどうなるか気になるところです。

    最後、東川篤哉さんの解説がこれまた本当に贅沢です!

  • 前作で気になっていた関係性を、惜しみなく全部おもてに出してきてくれるので、たいへん満足感があった。同時に、ここから先に続けるのは難しいか…?という気もしてしまう。
    真実が明るみに出た(というか、ほぼ解かれていた)けど、関係性が変わらないから。 当事者間ですでに許しがある中、何を乗り越えるのか、目的設定が難しい。
    吉田修一のパレードを思い出した。

  • 前作に続いて2人の探偵と1人の刑事、1人の犯罪者(?)の話。4,5個の別の事件が詰まってる。最後は4人の因縁の事件の話。前作もそうだったけど読み易くて全部トリックやオチが面白い良い本。是非1冊目から続けて読んでほしい。

  • 一巻同様読みやすかった。倒理と氷雨のコンビも会話のテンポ感も好き。最後はまさかの展開だったけどお互いを思っての行動で最後それを伝えて謎解き終わったのよかった

  • 各キャラクターの書き分け、情景描写が明確なのでさくさく読みやすいのに人物像も情景もちゃんと思い描ける。青崎有吾巧いなぁ。

    大学時代のゼミの教授がクセ強いけどちょっとお茶目だったり、穿地を主人公にした一編があったりと倒理と氷雨を取り巻く周りも厚みが増してきて嬉しい。
    最終章、5年前の謎の真相が分かってから読み返すと、とある2人のセリフや行動が初見とは違って見えてきて、この時はこんな気持ちだったのかなと考えながらじっくり楽しめた。

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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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