- 徳間書店 (2023年3月10日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784198948382
作品紹介・あらすじ
氷点下40度×放射能
極限サバイバルが今始まる!
核実験に巻き込まれた7人の調査員。
北極海で孤立した彼らの運命は――
資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。仲間は同僚や、アメリカ人の準石油メジャーのオブザーバー、海洋学者、そしてカナダ系イヌイットたち。ある日、北極海の水中で核実験が行われる。だが、郷田たちはまだそのことを知らず、いつの間にか孤立していたのだった。
通信機器の故障により外部との連絡は取れず、リード(氷の割れ目)は増え続け、燃料と食料も刻一刻と減る中、ついに精神を追い詰められる者まで現れて……。
大国の思惑と駆け引きに巻き込まれた郷田たちは、氷の世界で生き残ることができるのか。
みんなの感想まとめ
極限の状況下で繰り広げられるサバイバルの物語が描かれています。北極の基地に集まった7人の調査員が、核実験による危機に直面し、孤立した環境で生き残りをかけて奮闘する姿が緊張感を持って描かれています。物語...
感想・レビュー・書評
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笹本稜平『アイスクライシス』徳間文庫。
極限サバイバル冒険小説。
今一つドラマとスリルに欠ける感じがする。しかし、北極で海底資源を巡り、ロシア、中国、カナダ、アメリカなどの大国が凌ぎを削りながら暗躍しているのは充分に有り得る話だろう。
資源探査会社に勤務する郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地に赴いていた。基地では郷田の同僚とアメリカ人の石油会社のオブザーバー、海洋学者、カナダ系イヌイットたちの総勢7名が油田探査の任務を行っていた。
ある日、郷田たちの基地を激しい揺れが襲う。海底火山の噴火かと動揺が走る中、本社からの情報によりロシアが北極の海底でフォールアウトを生成しない水素爆弾の実験を行ったことが明らかになる。
実験により北極の海水温度はみるみる上昇し、基地のある氷盤にもリードが走り、いつ基地が水没してもおかしくない危険な状態に陥る。
命を守るため、郷田たち7名は雪上車に乗り込み、氷が安定していると思われる極北を目指す。
本体価格770円
★★★★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地理的なスケールの大きさに比べてそれぞれの現場が局所的なので物語のダイナミックな動きが感じられにくかったかなぁ…という印象。
でも物語の終盤、追い詰められた中での信念と善意の応酬には心震えました。泣きました。
あと豆知識が増えます。北極点付近にアザラシは居ないとか…
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状況のリフレインがすごい
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パシフィックローズ以来の感動やな。
良えで。
でも、こんなんもう読めへんのやなあ。
著者プロフィール
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