貧乏神あんど福の神 なぞなぞが謎を呼ぶ (徳間文庫)

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  • 徳間書店 (2024年1月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784198949129

作品紹介・あらすじ

大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。おまけに、様々な難題が持ち込まれることもしばしば。それは彼の部屋にある屏風に封じられている厄病神のせいらしい。
残暑厳しいある日、力丸という小悪党が殺された。死体には、突き出した舌の上に大きな石を載せた閻魔大王の絵が置かれていた。この謎めいた事件の瓦版の挿絵を依頼された幸助は、この不可解な事件に関わっていくことに……。
色街で豪遊することから福の神と呼ばれる謎の商人。幸助とは、身なりも何もかも違うが気が合う。彼と、筆問屋の丁稚の亀吉らとともに、様々な事件を解決する人気シリーズの第四弾!
第一巻は刊行後、即重版!

第七話 なぞなぞが謎を呼ぶ
素丁稚捕物帖 四 怪談なんて怖くない
第八話 なぞなぞがまた謎を呼ぶ

感想・レビュー・書評

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  • すっかり「謎が謎を呼ぶ」だと思っていて、よく見たら、「なぞなぞが謎を呼ぶ」だった。そして内容はタイトルの通りなぞなぞがいろんな謎を呼ぶお話しなのである。なぞなぞや、判じ絵解きは自分ではちっとも解けないが、福の神の旦那が鮮やかに解くのを見るのはスカッとするし、それでさまざまな事件が解決できてしまうのも気持ち好い。なぞなぞは世界平和に貢献しているのかもしれない。

  • 2025.01.31

  • ほのぼの面白かった。
    亀吉可愛い。

  • なぞなぞなあに

    これは案外手強い。簡単そうで、わからない。
    答えが解れば、なるほどと思う。
    4巻目も楽しめました。

  • お福旦那、あいかわらず謎だらけだけど、ああいう人、大好きだわ。料亭での勝負でのあの言動、最高じゃない。
    なぞなぞ、なあに、の江雷蔵さん、ユニークで面白い。
    今後も登場してくれるかな。
    亀吉たち丁稚の捕物帳、やると思ったw
    おみつちゃん、お年頃だものね。初恋は実らないとは言うけれど、幸せになってほしいな。
    あぁ、面白かった。次回も楽しみ。

  • このシリーズは、何かホッコリする。今回は、キチボウシの出番が少なかったけど、まだ何か、謎が隠されているような気がするので、今後が楽しみだ。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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