バールの正しい使い方 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2024年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784198949631

作品紹介・あらすじ

書評家絶賛!

やめられない止まらない!
惚れたー!(藤田香織)

青春ミステリーの有力な書き手であることを証明した一作だ。(千街晶之)

大藪春彦新人賞作家が放つ、
二度読み必死の変化球ミステリー!


父の都合で転校を繰り返す小学生の礼恩。それぞれの学校で「バールの怪人」の噂がささやかれ、呼応するようにバールを用いた犯罪が起きていた。ある日礼恩は気づく。怪人の正体はもしかして……。やがて礼恩が辿り着いた「バールの正しい使い方」とは!? 恐るべきどんでん返しに悶絶する人続出! 多数の書店員から圧倒的支持を得た異色のスクルールミステリーが待望の文庫化!

みんなの感想まとめ

物語は、転校を繰り返す小学生の礼恩が「バールの怪人」の噂に巻き込まれる中で展開され、予想外のどんでん返しが待ち受けています。読みやすく、一気に引き込まれるストーリー展開が魅力で、結末に至るまでのサスペ...

感想・レビュー・書評

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  • なかなか面白かった!
    最後はある意味どんでん返しだなあ。でもあんまり好きな終わり方じゃなかった^^;
    でもそれまでの話は読みやすくて結末が気になって一気読み。
    面白かったです!

  • #読了 #青本雪平

    バールの怪人の正体は?転校を繰り返す礼恩少年の周りで噂や関連すると思われる出来事が。それが謎かと思って読んでいくと全く違う景色が見えてきて。ここまでタイトルと内容にギャップがあるのはないのでは。いやミスありつつも全体心温まる話で、読み応えありました。
    さらに感想を書こうと思って再読するまで気づかなかったけど、プロローグの出だしはそういうことかとハッとさせられました。何のこと言ってるかわからない方は、ライオンとカメレオンを読んだ後にもう一度プロローグ読んでみてほしい。
    ちなみに名前の由来はカメレオンからなのか。れおんと言えば映画のレオンが浮かび、また見たくなりました。確かスティングが来日するとか。関係なかったです。

  • 少年礼恩が主人公の連作短編小説。

    最近素敵なタイトルが多く読む前からテンション上がりますね〜!

    ジャンル分けが難しい不思議な作品でした!

  • まず題名から騙されます。
    裏切られましたーもちろん良い意味で。
    最初から読み返して下さいね。

  • 表題の印象から、猟奇的な話なのかと勝手に思っていましたが、ぜんぜん違いましたね(笑)
    ちょっと立ち止まって考えてしまう部分があって、読後感は良いです。

  • 父親の都合で転校を繰り返す礼恩を取り巻く小学校生活を軸に進むミステリー

    最後のオチが秀逸で、エピローグ読み終えてすぐプロローグをもう一度読んでまたエピローグを読みました。

    読んでいる最中にすごく感じていた「主人公、小学生4〜6年生にしては文体カチカチすぎじゃない?」ろいう違和感がまさに伏線であったことに震えました…!

    私自身も小学生の時に、子どもながらにその理論はおかしいでしょ、と大人に思ったことが少なからずあり、そんな情景も思い出されました。

    また、どうしても私は作家論的な読み方をしてしまうので、作者にとっても言ってしまえば嘘である創作というものの意味や思いを改めて考察・検討されている作品なのかなと思いました。

    ところどころ時系列を分かりにくくしているのも本当に意図的だと思うのですが、見事に翻弄されました、、

    絶対にまた読み返したくなる一冊です。

  • んんー、面白かった!
    未読の作家さんでヒットがあると何とも嬉しい気持ちになるねぇ。

    タイトルからもっと猟奇的な事件を扱ったものかと思っていたけれど良い意味で裏切られた。

    なかなかグッと来るジュブナイル小説でテンポの良い文体と相まって先へ先へという感じが強かった。児童文学としても楽しめそうなので子供がもう少し大きくなったらオススメしようかな。

    キャラメイクも秀逸で立ってるんだよなー。ちょい役な子も個性がある。うまいなー。

    当然、他の作品も読んでみたいところ。随分と作品数は少ないんだよね。まぁ追いかけるタイミングとしては良しか。

  • 転勤族だった私からしてもあまりに転校しすぎている大人びた小学生が主人公の本作だが、タイトルからは想像もできないほどライトで日常系のミステリーだった。
    周りに擬態して生活しようとする主人公と度々出てくる「バールのようなもの」、そして何かを抱えている周囲の人々。これらの暗い要素を感じさせないのはひとえに語り手が小学生だからだと思った。設定の妙を非常に感じる作品だった。
    ただ、それまではかなりスラスラと読めていたのに終わり方でハテナが残ってしまったのだけは残念だった。

  • 主人公の要目礼恩(かなめ・れおん)は、父親の仕事の都合で転校を繰り返している小学生。彼が各地を転々とする生活のなかで身に付けた処世術。カメレオンのように世界に擬態し、違和感なく融け込むこと。そんな鋭い観察眼と思慮深さを持つ礼恩が転校するたびに遭遇する、噓つきなひとびとが関わる事件や謎を描いたお話。

    タイトルや表紙は少し不穏な印象がありますが(それで借りたところもある)、読んでみると思慮深い小学生視点での群像劇といった内容で面白かったです。
    ミステリーを読んでいる人ほど「あの件はどうなったの?」と思いたくなる要素も正直ありますが、小学生では理解仕切れないところはハッキリとそう描写されているだけなので、不完全なところが逆に作品の完成度を高めていると言えるかもしれません。
    勿論、ミステリーとしての仕掛けも様々で、読み終えた時の心の洗われっぷりが凄まじかったです。

  • ミステリとしては微妙
    もう少し上手くまとまらないかなぁ

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著者プロフィール

1990年生まれ。青森県出身。「ぼくのすきなせんせい」で第3回大藪春彦新人賞を受賞しデビューした後、初長編『人鳥クインテット』を発表。本作が第2作となる。

「2022年 『バールの正しい使い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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