愚かな薔薇上 (徳間文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198949792

作品紹介・あらすじ

母方の故郷・磐座を訪れた少女・奈智は、
あるキャンプに参加。その目的は――?
吐血、変質して、どうなる?
青春小説? ホラー? ファンタジー?
恩田ワールド全部盛りにして、到達点!


「構造的には、世界の秘密を発見する本格
SFだが、同時にファンタジーでありホラ
ーであり伝奇小説であり思春期小説であり
ラブロマンスであり少女漫画であり……と
自在にジャンルを横断し、見たことのない
世界へ読者をいざなう。恩田陸のジャンル
小説の集大成とも言うべき大作だ」
 ――大森望(翻訳家、書評家)
    週刊新潮より


十四歳の少女、高田奈智は、四年ぶりに磐座
の地を訪れた。二カ月の間、磐座城周辺で行
われる、あるキャンプに参加することになっ
ている。しかし到着の翌朝、体の変調を感じ、
激しく多量に吐血してしまう。そして奈智は、
親戚の美影深志や同じキャンプに参加する天
知雅樹らから、今回の目的を聞くことになる。
それは、星々の世界―― 外海に旅立つ「虚ろ
舟乗り」を育てることであった。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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