仕舞屋侍 〈新装版〉 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2025年1月10日発売)
3.20
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784198949884

作品紹介・あらすじ

かつて御小人目付として剣と隠密探査の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。
だが後輩がお役目で命を落としたことを機に職を辞し、いまは町屋でもめ事の内済屋を営んでいる。
齢を経たからできる練れた交渉。見えてくる人の心の綾。
だが、その九十郎も驚くことがある。
ある日家に帰るとひとりの童女が「お帰りなさいませ」と膝をついた。
父母を亡くし、賄いとして雇って欲しいという。
童女は、断っても出て行かず、会津で料理人をしていた父に仕込まれた料理で九十郎を唸らせる。
そんなある日、九十郎は、不忍池の畔で追剥ぎに襲われて、斬り殺された山同心の妻・お照から依頼を受ける。
お照は、夫がたびたび夢に現れては無念だと訴えるのだと述べ、三十両を添えて、涙ながらに事件の真相解明を懇請するが…

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2014年2月徳間文庫刊。シリーズ1作目。2025年1月徳間時代小説文庫新装化。番町黒楽の皿屋敷、山同心、消えた女、果たし状、の章で構成。12歳の七と九十郎の関係、掛け合いが面白い。辻堂さんにこんな話があるとは知らなかった。次が気になる。

  • 夜叉萬シリーズのファンで、その他の辻堂魁の本『吟味方与力人情控』なども好きなので、この新装版を読んでみた。
    正直なところ導入部からしばらくは、これを選んで失敗だったかと思った。

    かつては隠密仕事をしていた九十九九十郎は理由あって今は世間の揉め事をおさめることを生業としている。
    最初は皿を割ったの割らないのといった揉め事が中心で、このまま話が終わったらどうしようかと思った。

    ところが九十九の家に、突然女の子が働かせてくださいと出てくるあたりから面白くなる。
    もう、ここからは一気に読みたくなった。 この七という女の子が家の事はなんでもこなし、子供なのに機転が利く。
    もちろん、同時進行で起こる事件の展開もなかなか面白かった。

    結局のところ、読み終わった時にはシリーズの次作を読みたいと思ったのだった。

  • 以前読んでたのに、新鮮に楽しく読めました

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

(つじどう・かい)
1948年高知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。出版社勤務を経て作家デビュー。「風の市兵衛」シリーズは累計200万部を超え、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞、ドラマ化でも好評を博した。著書には他に「夜叉萬同心」シリーズ、「日暮し同心始末帖」シリーズ、単行本『黙(しじま) 』など多数。本書は講談社文庫初登場作品『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』に続くシリーズ第二作となる。

「2022年 『山桜花 大岡裁き再吟味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻堂魁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×