- 徳間書店 (2025年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784198949952
作品紹介・あらすじ
望まぬが斬らねばならぬ。
相手はオオカミの化身…
好評! 揉め事始末の名捌き
長篇剣戟小説
表沙汰にできない揉め事の内済を生業にする九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。
元御小人目付で剣の達人でもある。
若い旗本、大城鏡之助が御家人の女房を寝取り、訴えられていた。
交渉は難航したが、九十郎の誠意あるとりなしで和解が成立した。
だが鏡之助は九十郎への手間賃を払おうとしない。
数日後、牛込の藪下で鏡之助の死体が発見された。
御家人とともに九十郎にも嫌疑がかかった…。
長篇剣戟小説。
感想・レビュー・書評
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2015年5月徳間文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。2025年1月徳間時代小説文庫新装化。不義密通、神楽坂、望月、の章で構成。内済に持ち込んだ武士の濡れ衣を晴らすための九十郎の振る舞いが興味深く面白い。なんで狼?と思っていたがラスト近辺で唐突ともいえる筋運びで明らかに。なるほど狼だった。
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前作仕舞屋侍は最初が妙に人物の紹介がまどろっこしくて、間延びした感じがありましたが、この第二弾はなかなかよかったです。
子供なのに大人顔負けの気づかいや働きぶりをみせるお七。
いくら亡き父親に仕込まれたとはいえ、そこまでの料理の腕前とは。
今回のタイトル『狼』の謎解きまでにじっくり時間がかかりましたが、
単に悲しい話ではなく、なにか現代にも通じるものを感じました。
狼の生い立ちからその後の人生など。
著者プロフィール
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