二重螺旋 (キャラ文庫 よ 1-1)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 432
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199001888

作品紹介・あらすじ

父の不倫から始まった家庭崩壊-中学生の尚人はある日、母に抱かれる兄・雅紀の情事を立ち聞きしてしまう。「ナオはいい子だから、誰にも言わないよな?」憧れていた自慢の兄に耳元で甘く囁かれ、尚人は兄の背徳の共犯者に…。そして母の死後、奪われたものを取り返すように、雅紀が尚人を求めた時。尚人は禁忌を誘う兄の腕を拒めずに…!?衝撃のインモラル・ラブ。

感想・レビュー・書評

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  • シリアスでドロドロ、実の兄弟物と知って読もうかどうしようか悩んで、でも評価高いし読んでみようと読んでみたら。
    私結構こういうドロドロ系平気みたい。
    この家族がこれからどうなるのか気になるし、主役カプ…と読んでいいのか分からないけど、この2人の絡みとかもう少し読みたいと思ったり。
    うーん、新たなドアを開けてしまったのだろうか。
    ただ物語としては導入部って感じなので、次巻以降で色々動きがあるのかな。

  • 文章は少し読みにくいですが、次から次へとドロドロの展開になっていくので楽しい()です。
    隠し事が、いとも簡単に発覚して行く(隠す気がない)超展開過ぎておいおいとなりますが、それはそれで楽しめる。
    しかしかわいそうもえ民としては、もっと悲壮感が欲しい…

  • 某腐女子御用達情報サイトの評価を見て購入しました。
    内容は兄×弟の近親相姦ものなのですが、めちゃくちゃ重い。父が家を出て行ってから母が心労で死に家庭が崩壊し、残された四人兄弟もそれぞれ心に闇を抱えてしまう、というめちゃくちゃシリアス展開です。
    語り口が少々古い作品ではあるのでとっつきにくいかんじもありました。話の進み方も独特で、起承転結がはっきりした感じではなく、過去の回想を挟みながら兄弟間の禁断セックスに最後に行き着いて話が終わる、という救いのない展開でした。
    最後に仲良くハッピーホモセックスして終わり!みたいなものが多い気がする中、ここまで一貫して主人公たち兄弟の家庭環境含め絶望的な締めくくりの小説はなかなかない気がします。先生があとがきで仰っていたようにとても...JUNEものです...。
    私個人としてはこうした愛執や依存などの重いBLが大好物なのでとても面白かったです!ただ、やはり読む人は選ぶかな、と思います。
    この作品はシリーズものなので、今回、最後にようやくくっついた(精神面は別として肉体的には)けれど、まだまだ物語の下地なのだと思います。今後どんな背徳展開が待っているのか、ゾクゾクしながら読み進めたいです。

  • こんなに読むのに苦戦した本は久しぶりwww 文章に慣れるのに1冊かかったわ。 
    さて、続きものの1巻目ってのはこんな感じかしらね?2巻目以降を読まないとなんともいえないなぁ。
    と、いうわけで2巻を探す旅にでなくてはwwww

  • ケダモノの兄に執着され、溺愛される弟の奮闘記
    BLCDも必聴:確信犯的執着エロ三木さんと無垢なのに色っぽい緑川さんのコンビが最強

  • ホントまだ始まりの始まり、って感じですね・・・・
    ちょっと続き読もうかどうしようかって感じの1冊。
    主役CPにもまだ全然萌えない。
    内容もどシリアスで気合入れて読まないとしんどいです。

  • 「間の楔」で初めて吉原さんの作品を読んで、日常生活がままならないほどハマッてしまったので、今更ながら読んでみることに。
    最初、ガチ兄弟おまけに実母まで!?てことで敬遠してたんですよ…濃すぎる気がして。
    でも案外平気でした~慣れって怖い(笑)
    まだ導入部分なので何とも言えませんが、昼ドラ並みにドロドロしています。更なる展開に期待!

  • 備考:実兄弟/兄×弟/ドラマCD化

  • 近親相姦もの。
    母親×兄もありますが、メインは兄×次男。
    兄から弟への執着が見ものだと。基本的にみんな歪んでると思ってしまう。
    発行のペースは遅いですが、最新刊でさらなる展開が。続刊を楽しみに待っている作品の一つです

  • 思いっきりタブーBL小説。
    母息子、不倫、兄弟などありとあらゆるタブーが詰まってます。

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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