くすり指は沈黙する ―その指だけが知っている〈3〉 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 242
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199003349

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいてこんなに悶える小説は久しぶりです!!
    渉のまっすぐさも大すきだし、架月のギャップのある感じとか…たまりません!

    浅香さんは二人にとって波乱のもとのはずなんだけど、憎めないです。
    渉がなんとなく惹かれてしまうのもすっごくわかります…。

    それと小田切せんせいの挿絵も小説にぴったりで、ため息が出るくらい美しいです。

  • 受験生の渉だけど、せっかく裕壱と会う時間を削ってまで勉強しているのに模試はC判定!色々あって恋人・裕壱の大学の先輩、浅香が10日間だけ家庭教師をやる事になるけれど・・・。

    渉に本気になりそうで内では戸惑う、まるで1巻での裕壱のような浅香と、彼の気持ちも分かってしまう裕壱と。三画関係が成り立ってしまう第三巻。
    最大の敵になり得る浅香が渉に近づく事で嫉妬心を隠せなくなるのに何も言えない…そんな裕壱の姿を見ていると胸が痛みます。
    相変わらず小田切さんの美麗イラストでは裕壱も浅香も息を呑むほどかっこ良く、そして切ないシーンをビジュアルで見せて頂く事によって、より物語に入り込む事が出来ました。

    同時収録「両手に君の告白を」では渉の高校の文化祭の話。渉のクラスでは校内の人気者の私物を出品してもらいオークションをする事に。それで、卒業した裕壱にも…といわれるけれど・・・という話。


    この一冊であぁ恋愛っていいなと思えました。

  • 渉の女の子感が更に強くて、振り切れない、無下に出来ないとこが最大発揮という感じで苛々してしまった。
    架月の大人の対応に助けられてるよね。
    渉のことに限ってだけど、懐広すぎっていうか、優しすぎる!

    浅香が渉に想いを寄せる流れがいまいち納得いかないんだけどなぁ。
    言葉とは裏腹に、あの甘いマスクと巧みなタイミングで仕掛けてる感じが策士っぽいし、素でやってる風に見えるけど、実は計算されてるように感じる。
    好かないタイプだ(苦笑)

  • 浅香、当て馬宣言する。
    渉、もてもてだ。
    川村の能天気だけど、鋭くて、きちっと渉に意見してあげるところは、良いやつだ。さすが、恋する男子。

  • 浅香が相変わらずかき回してますが、渉に対する感情が真摯なものだったのが意外だった。策士で手に負えないのが兄・祥平ですかね(笑)

  • 初版・2005年1月31日

  • この作品早く続きが出ないかな〜〜とずっと願っています。文庫、漫画、ドラマCD全部持ってるくらいこの作品はスキです。
    裕壱がカッコいい!!小田切ほたるさんの絵がより一層キャラの魅力を引き立てています。

  • 川村くぅぅううん!ついにいつもの脇役キャラびいきの血が騒ぎ出しました。川村くん可愛い…渉のことをさりげなくわかっちゃう川村くん。親友の恋路をなんだかんだで応援しちゃう川村くん。かわいいー!

  • コミックがきっかけで衝動買いしてしまった一冊。

  • 大好きです大好きです!!!
    もうもう、本当に大好き!!

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著者プロフィール

1994年『透き通った空の破片』でデビュー。BL作家。代表作『守護者がめざめる逢魔が時』(キャラ文庫)では、難しいとされるBL×ホラーに挑戦し、新たなジャンルを開拓した。

「2017年 『ちび神さまの初恋むすび 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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