DEADLOCK (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199004087

感想・レビュー・書評

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  • 刑務所萌えわかる

  • 漫画作品のスピンオフ小説を除き、商業BL小説を初めて読みます。
    ド名作という噂を耳にしつつも数年積読してしまいました。
    面白すぎてわずか4日で読了しました。続刊も買わなきゃ…!
    BLだけどいい意味でBLっぽくないというか、恋愛要素を除いた部分もとにかく読み応えがあって面白いです。
    凝っているとか癖があるとかそういったことのない、するする読める文章です。物足りないとは感じず、むしろ先に先にとページを捲る手が止まらなくなりました。

  • 素晴らしいです。文章力、頭脳、情緒等人間力の高い先生との巡り合いはたまらない幸福ですね。
    漫画版最終巻が手に入れられなかったので小説読みました。
    これからの続巻全部手に入れたので読むのが楽しみすぎです(* ゚∀゚)

    あ、ちなみにユウトの亡くなった相棒は元カレだよねって最後の元恋人談義のそのときまでずっと誤解してました(笑)

  • 積読。
    一体何年積んでたんだ?少なくとも10年以上は積んでたんじゃなかろうか?
    それぐらい昔の作品なのに、未だにおすすめ商業BL小説に名を連ねる本作、いい加減読んでみないとなと、重すぎる腰をようやく上げて読んでみた。
    面白い!面白いけど人種問題とかも絡んできてなかなかにヘビー。
    恋愛面も、甘々じゃなく大人の男同士の恋愛。
    最後の結ばれる(?)シーンでは、ディックお前さっきまで元彼の話ししてたじゃねーか!!とか思ったりもしたけど、これが最後だと思ってユウトを抱いたんだとわかったら切なくて思わずウルっとしてしまった……。
    また絶対会えるよね?三部作だもんね?
    キャラクター達も魅力的だけど、刑務所編は今回で終わりみたいだからもう会えないのかしら?
    何かしらの形で刑務所メンバーも今後出てきてくれる事を期待。
    3巻まで買ってあるので読むのが楽しみ。

  • DEADLOCK総評

    ユウトの生真面目で真っ直ぐ一途すぎる思いが、ディックの辛すぎる悲しみと憎しみからくる「負=死」をどう「生=未来」へ導くのか
    お互いが想い、愛情が増すからこその遠回り、犯罪への憎しみと許容、米国の世界観等も描かれ読みごたえありました

    復讐に向かうディックのユウトに対する態度が許せん!的になりましてw
    ロブにしちゃいなさいよ!ユウトー!絶対に優しいからー!とロブ推しになりまし
    ユウトが動くのを待ってる所にイラっとなりましたが

    「行かないでくれ」とやっと言ったので許しました(上からwww)

    外伝に進め!の指令通り進みます

    ロブーーー!
    三枚目的なロブが、ユウトへの想いを終わらせて、それでもユウトと友人でいる素晴らしさ
    ロブのちょっと面倒くさい所が好きですー
    ヨシュアを導き、ヨシュアに癒されるロブが幸せになってホントに良かった!!


    新たに加わったメンバー
    ダグとルイス
    出会い方はちょっとダグちゃん、それはないわー!的でしたが、その後のダグちゃんの巻き返しが良いですわ、良い子ですw
    ルイスの毒舌もアタクシ好みざますぅ。
    ルイスには辛すぎる経験となりましたが、新しい最高の仲間が出来てこれからが楽しみ

    番外編へ進め!との指令あり

    短編がたくさんで、しかもそれぞれのキャラがさらに際立つので、確かにここで読むとシリーズを深く理解でき、更に楽しめますね

    このシリーズは米国社会の背景がキャラの生い立ちにも関係してきて、犯罪の背景を考えさせられます
    DEADLOCK番外編

    アタクシの中にあった「追いかけさせる男、ディック」が音を立てて崩れ落ちましたね

    誰?あなた・・・となるくらい、執拗で重苦しい愛情で溺愛というより拘束愛、依存に近い溺愛を発揮するディックに笑いが止まりませんでしたw
    それを当たり前に享受するユウトが凄いわ(笑)
    #DEADLOCK番外編

    加速するディックのユウト愛
    面倒くさ!となりつつあるロブのヨシュア愛
    みんなが大好きユウトに新しい相棒

    個性的な中にいて、ユウトの真っ直ぐさが全くブレないのが良いのですわ。彼の魅力ですね

    ユウトの吸引力wで集まるメンバーが、お互いに成長するのが素晴らしい!
    DEADLOCKシーズン2

    コルブスの存在が関わってきたりしますが、コルブスの存在こそが犯罪の背景を見るべきだとの主張のような気がします。
    コルブス自身の生い立ちを考えたとき、ロブの言葉を考えるとき、社会を構成する一人の大人として考えさせられますわ。
    誰もが思い描く平和についても

    DEADLOCKシーズン2

    シーズン既刊読了しましたが、これからも読み続けたい、個性的なキャラ、世界観なので、続編に期待してます!!

    そして、このシリーズ
    カプの年上からの愛情が重すぎwwwww
    #DEADLOCKシリーズ

  • DEADLOCK1作目

  • コミックの2巻を読んで再読。コミックの続きから読もうかなとも思ったけど、結局最初から引きつけられて一気に読んでしまったw 冤罪で収監された麻薬捜査官・ユウト、ギャングも一目置く同房のディック。第一印象は最悪だったけど徐々に距離が縮まり強く惹かれていく2人。最後のギリギリな状況の中、お互いの胸にある愛情を分かち合うように抱きあうシーンは何度読んでも素敵… ディックと一緒に行く事を選ばずに自分の正義を貫くユウト、彼の強い気持ちが凄いなと思う。

  • レビューするには今更感があるくらいの有名シリーズですが、高評価の通り非常に面白かったです。
    役10年前の作品ですが、よく10年近くも積ん読してたもんだと、自分の怠惰さにも呆れます。
    そして、このタワーを崩す気になったのが、コミカライズの方を読んで続きが気になる!! という状態に追い込まれたから、という事情があるので、小説のコミカライズって素晴らしい……。

    さてさてBLでも珍しい刑務所もの、しかも舞台はアメリカ。
    男臭い場所で一体どんなめくるめく世界が展開するのかとわっくわくでしたが、読んでて途中からめくるめく桃色世界とかどうでもよくなってました。
    BL的な萌えがどうこうじゃなく、普通に面白いんですもの。
    受のユウトと一緒に、私もコルブスを探してるような気分に……ずっとコルブスは攻のディックだ!! と思い込んでたもので、してやられました。
    ミステリーとかでも絶対こいつが犯人、と思い込んで必ず外してるので、作者的に私みたいな人間は美味しいんだろうなと思います(笑)

    このお話の素晴らしいところは、物語がふたりの世界で終わらないところ。
    どうしてもBLって閉塞的というか、恋愛に主軸を置くので、二人の周りだけの小さな世界で終わってしまいがちなんですが、こちらはしっかりと刑務所の中の出来事が描写されていて、物語に広がりを生んでいます。
    個性的で魅力のあるキャラクターも多く、かといって当て馬がいるわけでもないので、お気に入りのキャラクターを存分に堪能しながら、ハラハラドキドキと物語を楽しめます。
    個人的にはネトが大層男臭くって大好きだったので、彼の話を読んでみたいところ……。

    最後はなんとも切ない感じでしょっぱく終わってますが、希望の見えるエンドでよかったです。
    これからどういった展開になっていくのか、今から続きを読むのが楽しみです。
    高階さんのイラストも、今と比べるとまだ垢抜けてない感じがあるんですが、それがまたなんとも野性的な雰囲気があって良かったです。

  • あんまりハードボイルド得意じゃないんですが、面白かった!
    主人公が日系人なのとっつきやすかったですね。
    横文字の名前は覚えにくいので助かりました。
    途中で痛々しいレイプなど暴力もありましたが、
    主人公へのレイプは比較的読みやすかったかな。
    こういう小説ではすんでのところで助かるのかなと思ったらわりと容赦なかったですね・・・。
    人を信じては裏切られの繰り返しですが、
    その中でディックとの恋が徐々に進んでいくのが
    自然で納得できました。
    続編で再会できる事を願って続きを読みたいと思います。

  • 洋画を見てるようでおもしろかった!

    話がよく作り込まれてて、どんどん引き込まれていった。BL好きじゃなくても読めそうなストーリー

    BBとのところとかちょっとひどいなぁ~とか、最後に割と簡単にやっちゃったりとか、気になるところはあるけど、読ませるストーリーがだから☆4

    終わり方が切なかったから
    早く続きが読みたいー!ってなった。

    あとは絵がきれい!
    容姿がいい2人の主人公の魅了が余すところなく伝わってくる絵だった

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