若きチェリストの憂鬱 (キャラ文庫) (キャラ文庫 か 3-17)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 150
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199004711

感想・レビュー・書評

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  • ◎総合評価 3
    ◆ヒロイン? 3  ◆ヒーロー? 4
    ◆純愛 5     ◆情熱 2
    ◆さわやか 4   ◆セレブ 3
    ※いい話~。受けと攻めがそれぞれの立場で苦悩しながらも人間として成長している感じが良かった。その他の登場人物もなかなか魅力的。

  • チェロのCDが欲しくなった・・・。
    奏都、一途だ。

  • こういうBL小説、ちょっと前はよくあったな(最近は目が肥えて手に取らなくなった)という…音楽もので、才能あるけど放棄してて、あしながおじさんに援助金…フゥ
    神奈木さんらしい定形を抑えた文章で(そんなことはどうでも…)
    あの…これ…りたとむつみさんのサイドストーリーがないなんてあんまりだよ…!!読むに連れて「あ、これ脇役2人の話しは…ボリューム的にないな」とわかってても本当になかったなんて ウッ
    久しぶりにこんなどM向けホモ小説を読みました。ドキドキした(別の意味で)

  •  奏都が好きなものを好きと言えないのはしんどいよねぇ……とか、思ってしまった。
     僕はやっぱり、好きなものを好きと言いたいんだもん。

     それでも、奏都が背負ったものはやっぱり、重かったんだろうなぁ……

     と、思ったよ。
     遥は絵のイメージからもっと小柄な人だと思ってたけど、実はそうでもないんだよね。
     大きくなったら、奏都の方が成長しなくもないんだと思うんだけど。

  • 展開が嫌で途中放棄したけど、最後迄読むと、なかなか。
    音楽の専門用語が出てくるも、知らなくても楽しめました。

  • やっぱり、音楽モノには弱い私。
    典型的なストーリーだとわかっちゃいるのに手が伸びる…。

    主人公友人の“血のつながらない叔父”って…ねぇ。
    まぁなんとなーく読めた気がしないでもなかったけどね。
    にしても「センセー」の化けっぷり、いいねぇ(笑)

  • この頃はたぶん「のだめカンタービレ」にはまってて…
    あー。たまにはこういうのもいいかなー。と思って買った一冊。
    あたしはまったくもって音楽とは無縁の人生なので(苦笑)
    専門用語とかがどうしてもわからなくて「?」な感じでした。
    これ、音楽に携わった事のある友人とかだったらわかるのかな??
    つまりは作者さんがちゃんと勉強されてるんだなーと。
    感心した本でもあります…
    こういうのは好きじゃないと書けんね(遠い目)

    奏都くんは好きですねー♪
    こうやんちゃっぷりというか…強気で引き下がらない感じが
    一生懸命で好みでした。黒髪っていうのがいいね。
    始めは、遙の存在もなんだろう?みたいな感じで
    展開の早さに付いていけませんでしたが…
    さり気なく遙が奏都を気遣う感じも雰囲気がよかった。
    音楽がどうしてもメインになってしまうので…いろいろ壮大だった気がする。

    オチ的には遙がほんとうの三条グループの子息だったとか。
    事故で死にそうだった自分を助けてくれたのが奏都の両親で…
    その恩返しのつもりで援助してたらうっかりと恋に落ちたみたいな。
    うーん。なんでだろう?
    今回に限って、遙の予想がまったくつかなかった(爆)
    秘書のあの人の存在にすんげーややこしくされた気分です。
    おまけに理多の好きな人がまさか彼とは…
    意外と、盲点ばかりつかれたのでおもしろい本だったと思います。
    うーん、うーん。
    やはし専門外の本には手を出さない方がいいと改めて勉強。
    その辺わかったらもっと楽しめただろうに…ちょっと勿体無かったかな??

  • 二宮悦巳さんのカバーイラストがきにって購入した本です。

    チェロを抱えた少年の後ろに、後ろ姿だけの男性が二人。扉イラストは、後ろ姿だけの男性の一人と思われる白シャツ姿の人が覗き込むようにチェロを弾く少年を見ているものと、もう一人の男性と思われるスーツ姿の人と窓辺の少年二人。これだけで四角関係を想像してしまいます。そしてプロローグは5歳の時の主人公。「再会もの」+「あしながおじさんもの」だと、冒頭から話の展開を予測しながら読んでいくと、そんなに単純な流れではなく、ひねった筋の流れに引き込まれるようにして読みました。奏都と理多、チェロをピアノをそれぞれ専攻する音楽高校生の友情もいい。

  • ★3
    読了日:? 出版日:02/2008

  • かんなぎせんせーの音楽もの。いかにもキャラ文庫な話です。ちょっと前(2000年くらい)のキャラの香りがします。
    伏線の回収っぷりというか、叙述トリックっぷりがすさまじい!(笑)表紙の意味が最後になってわかるという…そのへんはさすがというか。
    もう少し長くてもよかったなーというか、続編がほしいです。

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著者プロフィール

1994年『透き通った空の破片』でデビュー。BL作家。代表作『守護者がめざめる逢魔が時』(キャラ文庫)では、難しいとされるBL×ホラーに挑戦し、新たなジャンルを開拓した。

「2017年 『ちび神さまの初恋むすび 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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